CryptoSpells_2号仮想通貨への該当性とロードマップ

<<CryptoSpells_2019 3Q Roadmap記事にて、最新の見解と対策がございます>>

国産ブロックチェーンゲーム が対象となる法律規制、資金決済法において、クリプトスペルズのカードの2号仮想通貨への該当性とロードマップについてご説明させていただきます。なお、資金決済法自体の説明は割愛させていただきます。

リリース時までは予告なく変更される場合がございますのでご了承ください。

不完全なノンファンジブルトークン(以下、NFT)の2号仮想通貨への該当性について

カードゲームやテーブルゲームのように、パラメータが同一のカードを発行する場合、例えERC721規格のトークンでありシリアルナンバーの記載があったとしても、2号仮想通貨へ該当する可能性があります。しかし、国内では事例はほぼなく、法令整備も整っていない現状です。

この国内の市場課題において、我々はスタートアップ企業として業界の線引きを明確化するため、関連省庁との議論を行いながら下記のロードマップで事例を作りたいと考えています。なお、本ロードマップは現時点でのものであり、市場環境の変化にともない変更される場合がございますがご了承ください。

前提:サービス仕様

クリプトスペルズでは、従来のブロックチェーンゲームと異なり、サーバー上にユーザーウォレットを一時的に作成することで、ユーザーはウォレットなし、ガス代なしでゲームに参加することが可能です。

前提:通貨性を避ける啓蒙活動

・ゲーム内でのカウンタブル な表記を避ける

・投資商品ではないことの注意記載

・販売後、2次流通までのバッファ期間を設ける

フェーズ①「レジェンド」のみゲーム外送信可能

最大発行枚数が数枚~十数枚であるレジェンドカードは、仮想通貨への該当性が低いことから、リリース初期よりゲーム外送信を自由に行うことが可能です。

フェーズ②仮想通貨への該当性がある「ゴールド」「シルバー」への対応

現在、弊社にて特許出願中のスキームもございますが、市場変化を鑑みながら下記の対応の検討を行ってまいります。

対策①ユニークなトークンとなるサブネームの付与

(現状、ゲームとの関係性が薄いパラメータ付与が、NFTと認められるかの法令見解は出ておりません)

対策②ユニークなパラメータの付与

(現状、ゲームとの関係性が薄いパラメータ付与が、NFTと認められるかの法令見解は出ておりません)

対策③ 特許出願中のため非公開※

対策④ 特許出願中のため非公開※

※CryptoGames社では今後の様々な市場変化を考慮し、複数の対策スキームを特許出願しております。その為、現在は非公開とさせていただきますが、特許取得の可否が判明次第公表をし、仮に取得を行なった場合でも業界発展のため他サービスにも提供を行う予定です。

終わりに

上記の通り、リリース初期において、一部のカードはユーザーが完全な所有権を持つことができません。ユーザーの皆様にはご不便をおかけいたしますが、国内のブロックチェーンゲームにおける関連法案の整備の進展にを祈願し、本仕様とロードマップを採用したことにご理解をいただけますと幸いです。何卒宜しくお願いいたします。

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ブロックチェーンゲーム『クリプトスペルズ(クリスペ)』の公式アカウントです。Official account of Japanese blockchain game “Crypt Spells”