Ally× CryptoKudasaiJP AMA内容まとめ
2021/6/13に行われた、AllyとのAMA(Ask Me Anything)についてまとめた記事です。
AMA概要
・スピーカー：Roman Tsarovsky(Ally CEO)
・司会進行：tonokun(https://twitter.com/GA35555740)
・翻訳：やきとりそうちょう(https://twitter.com/yakitoribit)
・実施日時：2021/6/13 23:00
・会場：CryptoKudasaiJPテレグラムグループ
AMA本編の内容まとめ
AMA本編の内容について、Q&A方式で記載していきます。
Q：自己紹介と、チームの紹介をお願いします！
喜んで！
チームは金融、ブロックチェーン（テクノロジーと金融の両方の観点から）、物流、製品、マーケティングの経験を持つ、多様な才能を持った人たちで構成されています。
私は、問題を解決し、人々の生活を向上させるソリューションを生み出すことに常に情熱を持っています。
テクノロジーに興味を持ったのは11歳のときで、それ以来、テクノロジーを活用してビジネスやプラットフォームの自動化や収益性の向上を支援してきました。
これまでに600以上の企業で、業務の自動化、効率化、経費削減を実現し、利益の最大化を支援してきました。
ブロックチェーンの分野では7年以上の経験があり、多くのブロックチェーン企業の技術を支援してきました。
ブロックチェーンを専門とする私は、すべての関係者にとって完璧なものにすることを目標に、取引の際に発生する主要な問題をすべて解決することを目指しました。
Q：Allyを紹介してもらえますか？既存のソリューションが解決できていない問題を解決できるのでしょうか？また競争上の優位点は何ですか？
Ally Platform は、ブロックチェーン上に構築された事業者、サービスプロバイダー（現時点ではドライバー）、顧客を直接つなぐSoftware-as-a-Serviceのプラットフォームとして構築しました。
このプラットフォームは、無駄なコストを取り除き、利益を最大化するエンタープライズテクノロジーを加盟店やサービスプロバイダーに提供します。
企業は、iOS、Android、Webテクノロジーにアクセスし、DoorDash、Postmates、GrubHub、Eat24などのサードパーティマーケットプレイスから顧客を得る事ができ、マーケティングや注文集計ツールにアクセスすることができます。
サービスプロバイダーは完全な透明性を持ち、すべての注文を見ることができ、自分たちにとって最適なものを選ぶことができます。
企業は収益の100%を確保できるため、お客様はより安い価格で購入することができます。
ドライバーは平均して42％の収入増、お客様は平均して30％の節約となります。
私たちは、売り手と買い手だけでなく、ドライバーにもメリットがあるような完璧な取引を目指しています。ドライバーは、利用されたり、傷つけられたりします。
Q：これまでに達成した主なマイルストーンと、目標とするマイルストーンをスケジュールとともに簡単に説明してください。
はい。LitePaper（英語版、日本語訳版）には、ビジネスロードマップとトークンロードマップの両方を掲載しています。
私たちは、Allyプラットフォームとトークンの両方について、チームとして挑戦的な目標を設定しました。 プラットフォームについては、米国内でのリーチを拡大し、カナダ、オーストラリア、アルメニア、英国、ロシアへと海外展開することを目標としています。
DRCTについては、2021年第2四半期末までにトークンを生成することを次の目標としており、当社の技術は準備万端です。
2020年には、私たちのプラットフォームが500のブランド、2,000の場所、9万人のドライバーそして50の州全てで2,400万件以上の配送を担っています。
私たちは、米国外での事業拡大に注力しており、当社のソリューションを世界中に提供していきます。
Q：これまでのプロジェクトで苦労したことはありますか？それをどのように解決しましたか？
Ally Platformは、問題を解決するために作られています。私たちは日常的に課題や障害に遭遇しています。
そのような問題にどのように対処されるかが、人やビジネスに影響を与えるのだと私たちは考えています。
なぜなら、すべての問題は隠れたチャンスだからです。これまでの私たちの最大の課題は、自己資金で運営していることでした。
私達は、限られたリソースで国際的なサービスプラットフォームを構築してきました。これを成し遂げたことが、現在私たちの最大の強みとなっています。
Q：トークノミクスの概要と、$DRCTLトークンの有用性について教えてください。
もちろんです。DRCTのトークノミクスはこちらでご覧になられます。https://docsend.com/view/uusvevikjwx9qb4h
ダイレクト・トークン（DRCT）は、価値の移転、エスクロウ、仲裁、紛争解決、NFT、レピュテーション、ペイアウト、検証等をプラットフォーム全体で使用されます。
このトークンによりプラットフォームは完全に分散化され、全世界が平等にこの技術にアクセスできるようになります。
私たちは世界のユーザー達にソリューションを提供し、皆で力を合わせていきたいと考えています。
私たちは完璧な取引を実現するために10のプロトコルを構築し、DRCTトークンはそれぞれのプロトコルを支える生命線です。
Q：DRCTトークンの総供給量はどのくらいですか？
総供給量は 1,200,000,000 DRCTです。
Q：スマートコントラクトはオープンソースになるのですか？
はい。私たちは2019年から中央集権化で管理しています。
ソリューションを世界に提供するにあたり、私たちはプラットフォームをオープンソース化しています。
世界中の開発者は弊社のスマートコントラクトやプロトコルを使用して独自のアプリケーション、プログラム、サービス等を構築できるようになります。
また、世界中のユーザーがブロックチェーンツールを利用して何かを構築できるように、トークンジェネレーターNFTジェネレーターを構築しました。
私たちの目標は、オープンエコノミーを実現し、プラットフォームを分散化し、オープンソース化することです。
Q：最近、ハッキングの事件が多発しています。セキュリティ対策はどうなっていますか？
私たちはこれまでにハッキングされたことはありません。
弊社は最高の基準でセキュリティ、プライバシー、およびユーザー情報の保護を行っています。
企業は顧客データを確実に保護するための十分な努力をしていないと考えています。そのため弊社はいかなるデータの所有権も持たず、すべてのデータは企業やお客様に属します。
つまり完全な機密性をもって自らのデータを管理・監視することが出来るのです。
プラットフォームのビジネス側の業界標準のセキュリティプロトコルに加えて、Allyはブロックチェーン技術を使用してデータとソフトウェアの継続的なセキュリティと完全性を確保しています。
信頼性と透明性を提供する為、一般的な匿名化されたデータはチェーン上に保存されます。
Q：日本に進出する計画や、日本の企業と仕事をする予定はありますか？
現在日本の企業やブランドとの取引はありませんが、2022年には日本に進出する計画はあります。
私たちは常に、価値をもたらし、新しい分野への進出を容易にしてくれる強力なパートナーシップを求めています。
また、私たちは地域社会を非常に重要視しており、地方自治体を支援したいと考えています。
Q：決済プロトコルにはどのような通貨がサポートされていますか？
Ally Platformの基軸通貨はDirect Token（DRCT）です。 プラットフォームではDRCTからフィアット通貨への変換を完全にサポートしています。
ETH, BTC, LTC, Stellarベースの通貨をサポートします。
Q：Allyに関するニュースや最新情報があれば教えてください。
私たちは常に新しいブランドを立ち上げているので常にニュースをソーシャルメディアに投稿しています。
Twitter
Telegram
Facebook
Instagram
LinkedIn
我々が今一番楽しみにしているのは数週間後にDRCTトークンの生成イベントです ！
この30日間でMerchant AllyとChat Allyという2つのアプリケーションが稼動しました。
現在、POS Allyと自律走行型ローバー（配送車）の開発に取り組んでいます。
コミュニティ質問の内容まとめ
CryptoKudasaiJPのAMAでは、毎回かなりの数のコミュニティ質問がされます。全てを紹介することはできないので、いくつかピックアップして紹介したいと思います。
AMA本編では、コミュニティメンバーから出たほとんどの質問に答えていただいています。
Q：寿司のような生モノの配送に対応する予定はありますか？
私たちはすでに、アメリカ国内での生鮮品の配送をサポートしています。私たちのソフトウェアと配送は、拡大するにつれ、以下のようなものをサポートしていきます。
食品、製品、小売、医薬品、花など。
私たちは、世界中の人々が好きなものを取引し、販売できるようにします。
Q：トークンをビジネスに活用していく上で、トークン価格やトランザクション処理速度の安定性を保つためにどのような対策をされるのでしょうか？
私たちは、みんなにとってベストだと思うことをやっています。
私たちはプロジェクトに集中し、できるだけ早く成長させています。安定性は採用によってもたらされます。
だからこそ、私たちは2019年にプロダクトに集中し、顧客を獲得し、成長し、私たちのプラットフォームが機能することを確認することにしました。
私たちのプラットフォームが素晴らしいことを100％確信した今、グローバルに展開し、世界が私たちのプラットフォームを採用できるようにしたいと考えています。
スピードについては、L2技術とSidechain技術を構築して、スピードを飛躍的に向上させ、コストを下げました。
Q：なぜAllyというプロジェクト名をつけたのでしょうか。
Allyは、「友達、パートナー」という意味です
相互利益のために資源や商品を（他の）人と組み合わせたり、団結させたりすること。
それが私たちです。私たちは、すべての人が成長し、構築し、生き残ることを支援します
Q：このプラットフォームにNFTをどのように組み込む予定でしょうか。ユースケースについて詳しく教えてください。
私たちは誰も思いつかなかった、NFTの5つの素晴らしいユースケースを生み出しました。
サブスクリプションNFT
定期的なリソースと情報のオーナーシップを可能にする
ライセンス管理
使用データの分散とコントロール
ライセンス検証
ソフトウェアキーとソフトウェアライセンス
特許と著作権の保護
ユニバーサルデータベース
クロスチェーンとプラットフォームマーケット
あらゆるNFTとの連携
Q：現在、テクノロジーは刻々と変化していますが、Allyは将来、自社のプロジェクトがより新しいテクノロジーを持つ新しいプロジェクトに遅れをとることを恐れていますか？Allyはそのためのプランを持っていますか？
まさか！私たちは、問題を解決するために、常に新しいプロダクトを開発・作成しています。テクノロジーをより良い方向に変えていくプラットフォームになりたいと思っています。
Q：ERC20プラットフォームは拡張性が低く、非常に遅いのに、なぜBEP2やhecoなどの他のブロックチェーンや独自のチェーンではなく、ERC20でトークンを構築することを選択したのですか？
私たちはETHブロックチェーンを信じており、コストとスケーラビリティを解決するためのソリューションを作ってきました。
Q：日本のショッピングモールとの契約の予定はありますか？
是非そうしたいので今探してます！
Q：Allyはグローバルプロジェクトですか、ローカルプロジェクトですか？どこの国の人でも、何の制約もなくプロジェクトを利用できるのですか？
現在アメリカのみですが、今まさに米国以外に進出しています。
Q：私の考えでは、プロジェクトは現実世界の問題や課題を解決するために対処する必要があります。 あなたのプロジェクトが主に焦点を当てている問題は何ですか？
私たちは、完璧な取引を実現し、利益を100％確保しながら世界が協力し合えるようにしています。私たちは、中間業者を排除し、世界が共に働くことができるようにしています
Q：競合他社を凌駕するAllyPlatformのキラー機能を1～3個挙げてください。あなたが最も自信を持っているプラットフォームの競争力は何ですか？
・企業向けソフトウェア
・ゼロ・コミッション
・公平性、透明性、関係者への権限付与を重視した完全なプラットフォーム
Q：セキュリティチェックが完了しているかどうかを知りたいです。今年は何十ものハッキングやエクスプロイトなどを目にしましたが、AllyPlatformのコミュニティを守るためにどのような対策がとられているのでしょうか？
はい、ほぼ毎月のようにセキュリティチェックを行っています。Hakenの監査を受けており、セキュリティがトップレベルであることを確認しています。
もし、私があなたの質問に答えられなかった場合は、コミュニティに参加していただければ、喜んですべての質問にお答えします。
皆さん、このような素晴らしい回答と、素晴らしい質問をありがとうございました。
Allyソーシャルリンク
・Webサイト：https://allynow.com/
・ツイッター：https://twitter.com/orderally
・テレグラム：https://t.me/AllyNow
・日本語テレグラム：https://t.me/ally_official_japan
CryptoKudasaiJPについて
CryptoKudasaiJPは、日本のブロックチェーンKOLコミュニティおよび投資グループです。
本AMAは、ブロックチェーンスタートアップが業界での成長と露出を加速するのを支援する活動の一つとして実施したものです。
テレグラム：https://t.me/KudasaiJP
