Bebop × KudasaiJP AMA内容まとめ

Crypto KudasaiJP
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18 min readJan 18, 2023

2023/1/17に行われた、BebopとのAMA(Ask Me Anything)についてまとめた記事です。

Bebopについて

Bebopは、他のDeFi取引プラットフォームとは様々な点で異なっています。

  • マルチトークントレードが可能です:Bebopでは、あるトークンと別のトークンを取引できることに加え、1回の取引で複数のトークンを取引することが可能です。1種類のトークンに対して最大5種類のトークンと交換したり、複数のトークンに対して1種類のトークンを交換したりすることができます。
  • スリッページはありません:Bebopは、価格の透明性を保ちながら優れた執行を行います。スリッページがないため、ユーザーは見たままの価格で取引ができ、一度取引が開始されると価格が変わることはありません。
  • 手数料は含まれています:Bebopは、相場がどのように計算されるかについて完全な透明性を提供します。また、ネットワーク料金も提示される価格に含まれているため、ユーザーは予期せぬネットワーク料金に直面することはありません。

AMA概要

AMA本編の内容まとめ

AMA本編の内容について、Q&A方式で記載していきます。

Q: 自己紹介を兼ねて、あなたの経歴やBebopのチームについて教えていただけますか?

こんにちは! 私の名前は、Kat、Bebopのプロダクトマネージャーです。

私は、デジタル資産で最大のアルゴリズム取引会社の1つであるWintermuteでCryptoのキャリアをスタートさせました。本日は、マレーシアに拠点を置くコミュニティ・マネージャーの一人である同僚のKnickと共に参加しています。

Bebopチームは非常にリーン(最小限の資源で最大限の価値を追求する)で、私たちの大半はロンドンに拠点を置いていますが、ニックのように世界の他の地域にもチームメンバーがいます。バックエンド、フロントエンド、コミュニティ、プロダクト、デザインなど、全部で10人ほどがBebopに携わっています。

ここで皆さんとBebopについてより詳しく共有し、みなさんの質問に回答できる機会を持てたことを嬉しく思います!

Q: Bebopについてご紹介いただけますか?

A:Bebopは、DeFiの取引において画期的なユーザーエクスペリエンスを実現する分散型取引プラットフォームです。スリッページや予期せぬ手数料が発生しない、最も正確な価格を提供します。

リンクはこちら

Q: Bebopと既存の競合プラットフォームとの違いを教えていただけますか?

A:Bebopは、他のDeFi取引プラットフォームとは様々な点で異なっています。私たちのチームは、総合的なユーザーエクスペリエンスに非常に気を配っており、DeFiで業界最高水準のプラットフォームを開発するために取り組んでいます。また、複数のトークン取引、スリッページなし、相場価格に含まれるネットワーク手数料など、ユニークな機能を提供しています。

マルチトークントレードが可能です:Bebopでは、あるトークンと別のトークンを取引できることに加え、1回の取引で複数のトークンを取引することが可能です。1種類のトークンに対して最大5種類のトークンと交換したり、複数のトークンに対して1種類のトークンを交換したりすることができます。

スリッページはありません:Bebopは、価格の透明性を保ちながら優れた執行を行います。スリッページがないため、ユーザーは見たままの価格で取引ができ、一度取引が開始されると価格が変わることはありません。

手数料は含まれています:Bebopは、相場がどのように計算されるかについて完全な透明性を提供します。また、ネットワーク料金も提示される価格に含まれているため、ユーザーは予期せぬネットワーク料金に直面することはありません。

(コメント)実際のスワップ画面がこちら、さきほどやってみました

txも1つにまとめられていて綺麗です

Q:スリッページなしを実現するためにRFQを採用しているそうですが、RFQとは何ですか?

RFQ(=Request-for-Quote, 見積依頼)とは、個人や企業が特定の品目や資産を売買する際に、互いに価格を尋ねる方法について確立された一連のビジネスプロセスまたは規範のことです。これは、「こんにちは、リンゴ10個の値段を聞いてもいいですか」、「もちろん、6ドルです、ありがとうございます」というものですね。トランザクションは発生する必要がなく、ただ要求したり尋ねたりするだけでいいのです。通常、ウェブサーバーやAPI上で行われます。

Q: それでは、Bebopの名前の由来は?

A:Bebopとは、1940年代に生まれたジャズ音楽のスタイルです。速いテンポ、複雑なメロディー、即興演奏で知られています。ビバップジャズとDeFiの間には、多くの共通点があります。DeFiは、急速に変化し、高速で革新し、既存の金融システムに挑戦しています。

Bebopは、スイング時代の安定した雰囲気を壊し、多様性、平等、個人の自由を重視した最初の主要なジャズスタイルでした。同様に、DeFiは個人の自由、平等主義、許可不要の世界に価値を見出す若いグローバルな群衆によって創造され、受け入れられている。

ジャズのスタイルであるBebopは、コミュニティによって作られたものであり、DeFiもそうであり、我々の会社であるBebopもそうです。

この2つの類似性から、私たちはこのプラットフォームを「Bebop」と呼ぶことにしました。

Q: これまでに達成した主なマイルストーンと、目標とするマイルストーンをスケジュールとともに簡単に説明してください。

A:Bebopでは、マルチチェーンの未来を心から信じています。私たちはイーサリアムからスタートし、最近のPolygonとArbitrumとの統合を通じて、すでにDeFiでのプレゼンスを拡大し始めています。

しかし、より多くのチェーンへの拡大早急に実施する前に、私たちはユーザーのために最高のユーザーエクスペリエンスと取引プラットフォームを提供することに集中したいと思います。私たちは、取引履歴やインサイトなど、ユーザーのために新しくエキサイティングな機能を追加し続けます。また、ユーザーのために最高の流動性を調達し、最も公正な価格を提供することに重点を置きたいと考えています。さらに、私たちはユーザーのマイルストーンをBebopで祝福し、ユーザーが成果を主張・披露できるようにすることを楽しみにしています。

準備が整えば、もちろん私たちはリーチを拡大し、イーサリアムベースのL2だけでなく、他のチェーンにも拡大する予定です。

Q: ユーザーのマイルストーンとはなんですか?

ユーザーのマイルストーンは、Bebopで行われた取引に基づくオンチェーンでの成果です。私たちはNoxと提携し、オンチェーン活動のためのNFTバッジをリリースしています。

https://noox.world/collection/bebop-collection

現在、Uncommon Swapperバッジのみ入手可能です。Swap 10+ times on Bebop(ERCチェーンのみ)が条件です。DEXmas/Halloween、Earlyのバッジは終了となりました。

さらに新しいバッジが登場します。私たちのTwitterとDiscordをフォローして、最新情報をゲットしてください 😄

Q: これまでのプロジェクトで苦労したことはありますか?それをどのように解決しましたか?

A:Bebopのパブリックローンチは11月8日、ちょうどFTXがクラッシュした頃でした(皆さんもご存じでしょう)。このような大きなニュースが市場に流れた初日に、多くのトラクションを得るのは大変なことでした。昨年来の出来事により、業界の成長は鈍化し、多くの新規ユーザーがCryptoの世界に足を踏み入れることを躊躇しています。しかし、私たちはまだ、これから起こることに楽観的です。

Bebopの構築に関しては、ブロックチェーンの制約の中で、私たちが目指す最高のエクスペリエンスを提供することは困難なことかもしれません。業界が成長し、より良いものにするために、より多くの賢い個人がこの領域に参入するようになれば、これはより容易になるでしょう。難しいことではありますが、私たちのチームは、このような新しく革新的な空間の最前線に立つことは、非常にエキサイティングなことだとも考えています。

最後に、何を開発するかということも、一番難しいことなのです。例えば、一対多取引のスライダーは、どのように作ればユーザーにとってより直感的なのか、多くの考えと配慮が必要でした。気に入っていただければ幸いです。ビーバップは長期的な事業であるため、将来のための基礎作りに注力しています。私たちは、クオリティの高いものを提供したいと考えています。そのためには、将来的にベストな状態になるよう、今のうちから優先順位をつけておく必要があるのです。

Q: Bebopのトークンはいつ発行されますか?

完全な透明性を確保するために、今、私たちはBebopネイティブトークンについては検討していません。

私たちのチームは、Bebopを私たちのビジョンであるプラットフォームとして構築することと、パブリックローンチ(近日公開)のために100%集中しています。もちろん、私たちはWeb3プロダクトであり、トークンを持つことはWeb3エコノミーの一部であることは理解しています。将来的に私たちが、トークンについて検討する時期が来るだろうとは考えています。とはいえ、単にトークンを持つのではなく、トークンがBebopにもたらす真の価値について検討することが重要だと考えています。 👍🏻

Q: マーケティング戦略を教えてください。最初のユーザーをどのように獲得しようと考えていますか?

これまでのところ、Bebopは有料マーケティングは行なっていません。全体的に、Cryptoの世界はかなり小さいと感じており、そのネットワークを活用して、本当に素晴らしいパートナーシップを育成することができました。

私たちはもともと、DegenScoreやCryptotestersなどのコミュニティを活用し、2022年6月にホワイトリストに登録された一部のユーザーに対してのみBebopを公開しました。初期の #bebopfamは、非常にインパクトのあるフィードバックを与えてくれ、プロジェクトの初期開発に貢献してくれました。2022年11月に一般公開した時には、すでにかなり充実したコミュニティが構築されていました。また、Bebopは、NooxやGuildなどのアチーブメントプロジェクトと提携し、Bebopについてさらに広める手助けをしてきました。これらは、私たちにとって楽しく、また非常に有益なものでした。私たちは、ソーシャルメディア・チャンネルで積極的に活動し、Discordでコミュニティとつながり続けています。幸運なことに、これまで多くの成功を収め、わずか数ヶ月でDiscordのメンバーを36.5K以上にまで増やすことができました。

また、Cryptoインフルエンサーとの連携も継続しており、現在Kudasaiで行っているように、常にアクティブなコミュニティとの関わりを求めています。私たちは、グローバル、ローカルを問わず、すべてのパートナーを歓迎し、日本のコミュニティでビーバップについての情報を広めるためにみなさんの支援を必要としています。

Q: 現在の投資家はどのような方々ですか?

Bebopは、デジタル資産分野の主要な流動性プロバイダーであるWintermuteのVC部門であるWintermute Venturesから資金提供を受けています。流動性はCrypptoのエコシステムの中核ですが、見落とされがちです。Wintermuteをご存知ない方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

現在、マーケットメーカーはWintermuteだけですが、私たちの目標は、より多くのマーケットメーカーと協力し、より良い価格と流動性を提供することです。

後日、追加資金を調達する予定ですが、その際には他のVCからの資金調達を検討する予定です。

Q: Bebopに関するニュースや最新情報で、私たちに伝えたいことはありますか?

A:Bebopはつい先日、既存のブロックチェーンとは別のチェーンであるArbitrum Oneでも取引可能となることを発表しました。 Arbitrum OneはEVM互換のOptimistic Rollupで、より低い手数料とスピーディーな取引で知られています。 また、私たちはGuildの大ファンであり、Bebopでの取引活動やプロジェクトへの貢献に対して請求できるロールを用意しています。 https://guild.xyz/bebop でご確認ください。

コミュニティ質問の内容まとめ

Q: 日本のユーザーも多いと思いますが、今まで日本に来られた事はありますか?

A: 私は日本に3回行ったことがあります!正直、旅行するのに一番好きな国です。

Q: Bebopに流動性を提供することはできますか?

Bebop アーキテクチャは、ユーザーが RFQ 方式を介してプライベート マーケット メーカー/LP と取引できるように設計されているため、流動性プールは私たちが念頭に置いているものではありません。 Bebop はユーザーの資金を保持しないため、セキュリティが優れています)

Q: スワップを利用するときに matic やeth を選択できず、ラップする必要があるのはなぜですか?

現在、Bebop は ERC-20 トークンのみをサポートしています。 ETH や MATIC などのネイティブ ブロックチェーン トークンは、ERC-20 トークンではありません。ネイティブ ブロックチェーン トークン (Ethereum と Arbitrum の ETH、Polygon の MATIC) を取引する場合は、最初にこれらをいわゆる「ラップされた」バージョン (それぞれ WETH と WMATIC) に変換する必要があることに注意してください。

Q: ギルドでたくさんロールを集めると何か特典はありますか?

あなたのギルドのロールは、Discordのあなたのプロフィールで見ることができます。さらに、Bebop インターフェイスでギルドのロールを直接確認できる新機能に取り組んでいます!乞うご期待。

Q: 好きなジャズソングは?

A: ちょっと安っぽいけど、”Don’t worry be happy “でしょうか。

Q: 複数のトークンを同時に取引するメリット、デメリットを教えてください。

A: ほとんどデメリットはありません。同時に取引することでガス代の節約になるし、時間も節約できます。

もう少し詳しく説明すると、

高速で効率的で、マルチトークン取引を行うことでガス代を節約できます。マルチトークン取引の潜在的な使用例を次に示します。

一度に複数のポジションを終了します。できるだけ早くエグジットしたいトークンへの投資を多数保有しています。一度に終了できるのに、ガス料金を何度も支払い、時間を無駄にする必要はありません。

トークンのポートフォリオをステーブルコインにスワップします。 USDC が必要で、投資をいくつかの異なるトークンに分割します。それらをバンドルしてください!

複数の小さなポジション (エアドロップなど) をより意味のあるものに統合します。予備の「小銭」はありますか? $5 の APE を持っている場合、それを別のトークンに交換するためだけに $15 のガス料金を支払うことは意味がありません。 1 回の取引で最大 5 つのポジションをまとめて、ガス料金に見合う価値があるようにします。

1 回の操作でポートフォリオを作成または再調整します。買いたいものを正確に知っていますか? 1 回の取引でさまざまなトークンを手に入れましょう!

Q: RFQはどのようなルートで入手していますか?有効期間は?

Bebop は従来の RFQ アプローチを採用し、DeFi の技術でそれを強化しようとしています。 1 つには、Bebop は、altcoins の大規模な組み合わせの見積もりを提供します。表示された内容に満足している場合は、トラストレスな方法でキーを使用して署名し、その価格を効果的に凍結できます。

次に、その見積もりと関連するトークン情報を Bebop LP に提供します。Bebop LP は、価格が最初に見積もりされてから大幅に変動したり、変更されたりしていないことを確認します。

次に Bebop は、見積もりを含む署名済みの注文をブロックチェーンに転送し、そこで資金がアトミックにスワップ/決済されます。 Bebop は、最初に署名したという事実のために、見積もりを変更することはできません。 RFQ の見積もりは 15 秒間続き、その後自動的に更新されて新しい更新された価格が提供されます。

Q: パブリックローンチがFTXがクラッシュした頃というのはとても大変だったと思います。プロジェクトの中止は考えなかったのでしょうか?

いいえ、私たちは長期にわたってここにいるので、プロジェクトをキャンセルすることを考えたことはありません

Q: Bebopの開発メンバーに日本人はいますか?

現時点ではいません。ここで応募してください: https://jobs.lever.co/Bebop

Q;好きな日本食は?

A: 天ぷら

Q: ロゴの配色にはどのような意味が込められているでしょうか

明日の午前 11 時 (UTC) に Discord で Design AMA が開催されます。ぜひ参加して、Bebop のブランディング ストーリーについて学んでください!

Q: 日本のユーザーはまだまだ中央集権の取引所を使ってる人が多いと思うので、何かアピールすることはありますか?

あなたのお気に入りの中央集権型取引所と、日本で最も広く使用されていると思われるものを知りたいです。全体として、私たちは DeFi のユーザー エクスペリエンスを CeFi の基準以上に改善するよう取り組んでいます。私たちはまだ初期段階であり、2022 年 11 月に一般公開されたばかりですが、実装を計画しているクールでユニークな機能について多くの計画があります。

Q: スマホでの利用は可能ですか?

はい、もちろん、私たちのウェブサイトはモバイルフレンドリーです! MetaMask ブラウザーを使用して https://bebop.xyz にアクセスしてください。

Q: 最後に日本のコミュニティに一言お願いします

今日はAMAに参加してくれてありがとう! Twitter の @iamkaterpillar と @Bagholdoor で私たちを見つけることができます。

私たちの Discord (日本語チャンネルがあります) に参加して、bebop.xyz で取引してみてください!🙂

KudasaiJPについて

CryptoKudasaiJPは、日本のブロックチェーンKOLコミュニティおよび投資グループです。

本AMAは、ブロックチェーンスタートアップが業界での成長と露出を加速するのを支援する活動の一つとして実施したものです。

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