Bouncebit × KudasaiJP AMA 内容まとめ

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11 min readMay 9, 2024

2024/5/8に行われた、BouncebitとのAMA(Ask Me Anything)についてまとめた記事です。

Bouncebitについて

BounceBitは、BTCリステーキングインフラを構築しています。

BounceBitチェーンは、BounceBitエコシステム内のリステーキング製品のショーケースとして設計されたものであり、BTCとBounceBitのネイティブトークンの両方をステーキングするバリデータによって保護されたPoSレイヤー1です。

これは、ネイティブBitcoinのセキュリティを活用した完全なEVM互換性を持つデュアルトークンシステムです。ブリッジやオラクルなどの重要なエコシステムインフラは、リステーキングされたBTCによって保護されています。

CeFi + DeFiフレームワークを通じて、BounceBitはBTC保有者に複数のネットワークで収益を得る力を与えています。

AMA概要

スピーカー：Simon(BD Lead)
司会進行：Lagoon(https://twitter.com/wonderlagoon)
翻訳：nori(https://twitter.com/shibainuweb3)
実施日時：2024/5/8 21:00
会場：KudasaiJPテレグラムグループ / ツイッタースペース

AMA本編の内容まとめ

AMA本編の内容について、Q&A方式で記載していきます。

Q：自己紹介を兼ねて、あなたの経歴やチームについて教えていただけますか？

私はBounceBitインターンであり、米国事業のBDリーダーでもあるShockです。本日のAMAでBounceBitについて詳しくお話できることを嬉しく思います。

BounceBitは伝統的な金融、Defi、ブロックチェーン技術に精通した専門家チームによって設立され、運営されています。

Q:あなたのプロジェクトを紹介してもらえますか？既存のソリューションが解決できていない問題を解決できるのでしょうか？また競争上の優位点は何ですか？

BounceBitは史上初のネイティブBTCリステーキングチェーンです。BounceBitネットワークは、ビットコインとBounceBitトークンの両方をステーキングすることで保護されています。

BounceBitのPoSメカニズムは、完全なEVM互換性を持つネイティブBTCセキュリティを活用することで、ユニークなデュアルトークンステーキングシステムを導入しています。

私たちは3つの重要な課題を解決することを目指しています：
1. BTCファイナンス1.0における透明性と不正使用
2. 十分に活用されていないビットコイン資産
3. CeFiにおける制限

画期的な動きとして、BounceBitはDeFiとCeFiの利回りメカニズムを独自に独自に組み合わせて差別化を図っています。
これにより、BTC保有者は、ネイティブバリデータにステーキングし、DeFiエコシステムに参加し、CeffuとMainnet Digitalが提供するCeFiミラーリングメカニズムを利用することで、利回りを得ることができます。

参考までに、BouceBitはMainnet Digital社やCeffu社の技術を活用し、機関投資家向けのカストディで暗号資産をしっかり保管しながらも、ミラーリング技術でBinanceなどの中央集権取引所で暗号資産を取引、運用できる仕組みを採用しているそうです。

Q：このプロジェクトのためにチームが構築した技術やプロトコルはありますか？または、チームが適用している注目すべき技術はありますか？

私たちは、従来のシングル・トークン・ステーキング・モデルを見直したプルーフ・オブ・ステーク（PoS）コンセンサス・メカニズムを開発しました。このアプローチはデュアルトークンPoSと呼ばれ、ネットワークセキュリティとネットワーク参加者のエンゲージメントを強化するために設計された戦略的イノベーションです。

BounceBitはCosmos SDKで構築され、EVMと完全に互換性があります。

BounceBitは、CeFi+DeFiハイブリッド金融システム内でビットコイン資産の流れを編成する革新的なインフラを提供します。
エコシステム内のTotal Value Locked (TVL)を強化するために設計されたBounceBitは、中央集権型金融(CeFi)の強固なセキュリティと分散型金融(DeFi)の多用途で利回りを生み出す機会を活用しています。
ユーザーは、BTCのステーキングとオンチェーンファーミング（Bitcoinのリステーキングとして知られるプロセス）にLSDを利用しながら、CeFi独自の利回りを得ることができます。

Q:これまでに達成した主なマイルストーンと、目標とするマイルストーンをスケジュールとともに簡単に説明してください。

私たちのコミュニティの継続的なサポートのおかげで、私たちはローンチからわずか3ヶ月の間に、次のようないくつかの目覚ましいマイルストーンを達成しました：

著名なベンチャーキャピタルであるBlockchain CapitalとBreyer Capitalが主導するシード資金調達で600万ドルを確保。
ソーシャルメディア・プラットフォーム全体で30万人以上のフォロワーを獲得し、2ヶ月で19万6千人のユーザーと10億ドルのTVLを達成。
最近、Binance Labから投資を受けました。私たちのネイティブトークンである$BBは、Binance Megadropイベントを通じてローンチされる最初のトークンです。

Q：これまでのプロジェクトで苦労したことはありますか？それをどのように解決しましたか？

私たちのチームは、BTCのリステーキングという全く新しいコンセプトを開発し、このタスクの重要な部分は、プロダクトの機能についてユーザーを教育することでした。
これを達成するために、私たちは、ユーザーが私たちのプロダクトをよりよく理解できるように、有益なガイドと洞察に満ちた記事を提供することに注力しました。
メインネットのローンチ前に10億ドルのTVLを達成できたことは、私たちのやり方が良かったことの証だと思います。私は、これを可能にするために本当に懸命に働いた私たちのチームを誇りに思います。

Q:あなたのプロジェクトのトークンのトークノミクスと、有用性について教えてください。

BounceBitのネイティブアセットはBBと呼ばれています。BBの総供給量は2.1Bが上限です。
この数字はビットコインの総供給量2100万にちなんで意識的に選ばれたものです。
ユーザーは$BBを使ってステークし、プロトコルのアップグレードに関する投票など、オンチェーンガバナンスに参加し、ガス代を支払うことができます。

$BBは、ネットワークを保護するバリデーターにステーキングリワードとして支払われます。
また、BounceBitプラットフォーム上で流動性が高く多用途な通貨として使用できます。様々なアプリケーションやインフラで、交換媒体や価値貯蔵機能として使用することができます。
さらに、コンポーザビリティ、相互運用性、クロスチェーン互換性を可能にする機能を備えています。

将来的に、様々なバーン・メカニズムが排除されることはありません。
それらの実装は、プラットフォームガバナンスを通じて促進されます。

Q：現在の投資家やパートナーはどのような方々ですか？

様々な投資家からシードラウンドの投資を受けることができ、大変嬉しく思っています。
今回の投資は、著名なベンチャーキャピタルであるBlockchain CapitalとBreyer Capital.が主導しました。
最近では、Binance Labsを投資家リストに加えることができました。

私たちの投資家には、dao5、CMS Holdings、Bankless Ventures、NGC Ventures、Matrixport Ventures、Primitive Ventures、Arcane Group、IDG Capital、Bixin Ventures、Nomad Capital、Geekcartel、DeFiance Capital、General Mining Research、OKX Ventures、Mirana Ventures、HTX Ventures、Mexc Ventures、Bodhi Venturesなどがいます。

さらに、Anchorage DigitalのNathan、EigenlayerのCalvinとJessy、Brevan HowardのKevinとAshwin、BerachainのSmokey、George Lambeth、Pranay Mohan、James Parillo、RookieXBT、MacnBTC、Pentoshiなどの著名なエンジェル投資家からも支援を受けています。