Brilliantcrypto × KudasaiJP AMA内容まとめ
2024/6/4に行われた、BrilliantcryptoとのAMA(Ask Me Anything)について、まとめた記事です。
Brilliantcryptoについて
Brilliantcryptoは、一人称視点の3Dゲームで、プレイヤーは鉱山につるはしを持って向かい、宝探しのように鉱山から宝石NFTとトークンを見つけ出すゲームです。 そして、その宝石を今後の他のメタバースで使われていくことを目指す、世界で最初のデジタル宝石を生み出そうというプロジェクトです。
Brilliantcryptoは、ゲーム開発会社であるコロプラ(※)の100%子会社です。 コロプラ創業者自ら、コロプラのトップエンジニア、経験豊富なゲームデザイナーを率いて持続可能なPlay to Earnの実現のため、設立された会社です。
※ コロプラは、世界初の位置ゲーである「コロニーな生活」に始まり、最新のテクノロジーを扱ったゲームを作ってきており、白猫プロジェクトやスクウェア・エニックス社と共同開発をしたドラゴンクエストウォークなどのタイトルを手がけています。
AMA概要
- スピーカー:Nao(コミュニティマネージャー)
- 司会進行:neko(https://x.com/kasoutuu)
- 実施日時:2024/6/4 21:00
- 会場:KudasaiJPテレグラムグループ / ツイッタースペース
AMA本編の内容まとめ
AMA本編の内容について、Q&A方式で記載していきます。
Q: あなたのプロジェクトを紹介してもらえますか?
Brilliantcryptoは、一人称視点の3Dゲームで、プレイヤーは鉱山につるはしを持って向かい、宝探しのように鉱山から宝石NFTとトークンを見つけ出すゲームです。そして、その宝石を今後の他のメタバースで使われていくことを目指す、世界で最初のデジタル宝石を生み出そうというプロジェクトです。
さて、ここまで聞くと、そんなこと出来るのか?なんでそんなこと思いついたんだ?など色々思うでしょう。
まず、既にいろいろなメタバース的空間で、ファッションが広がっています。例えばフォートナイトは、ゲームという枠に留まらず、小学生が放課後に集まってゲーム以外にも雑談だけですら集まるメタバース空間と化しており、彼らは親にフォートナイトの衣装を買ってもらうようにお願いする。そんな話を聞いたことはないでしょうか。
またMMOも同様にメタバースでしょう。MMOではかっこいい、可愛い衣装を購入するのは当たり前になっていますよね?そして、そんなメタバースでは、例えばNIKEがフォートナイトで、シューズをリリースしたり、グッチがゼペトで商品展開したり著名なブランドが展開を始めており、メタバース上でデジタル資産やNFTを購入することはあたりまえになりつつあると考えています。
さて、そんな中、先日私NFTパリというイベントに行ったのですが、パリは皆さんご存知の高級ブランドの本拠地です。そういった会社のWeb3部門の方に聞くと、彼らはこういうんです。
今のままでは、ジュエリーだけは、メタバース空間では作れないと。
それは、なぜでしょうか?ジュエリーのビジネスって、まず最初に価値ある宝石があって、それを加工して、宝石にして売る。例えば、100万円の価値の宝石を買ってきて、ジュエリーに加工して200万円で売る。そういったビジネスをしているんですね。
しかし、デジタル世界には、その価値ある宝石が無い。だからジュエリービジネスはやりたくてもできない。我々のプロジェクトはまさにその、デジタル宝石を世界で最初に生み出そうというプロジェクトです。なんとなく、需要がありそうな気がしませんか?じゃあそれをどうやるんだと。
既に、過去NFTコレクションとして、宝石のNFTが1万個発行みたいなことは過去行われています。ですが、本当にジュエリーにしたくなるように美しくかつ価値があるものはまだないでしょう。なぜなら簡単に作れるため希少性がなく、価値ある宝石とみなされないからです。
そこで考えたのが、デジタルゴールドとも呼ばれるビットコインです。ビットコインはご存知1000万円の価値を超え、しかし、実際の取引には使いづらいため、まるで金のようだと言われたビットコイン、そしてそれは、マイニングと呼ばれるProof of workという仕組みによって価値を証明されている。デジタルゴールドが世界中の人のマイニングによって価値を証明されているなら、デジタル宝石も、世界中の人のマイニングによって価値を証明できてもおかしくないのではと。
そこで考えたのが、BrilliantcryptoのProof of Gaming、プレイヤーの採掘というゲームプレイによってのみ誕生する。我々開発者すら勝手に生成もできないし、どういった宝石が生成されるのか予測できない、宝石。それを生み出して、ビットコインが時間をかけて、価値をつけていったプロセスをやりたいということを目指しているのが、このBrilliantcryptoになります。
Q: これまでに達成した主なマイルストーンと、目標とするマイルストーンをスケジュールとともに簡単に説明してください。
現状達成したマイルストーンと今後の見立てはこちらになります。
達成したマイルストーン
- 2023年5月より、日本、南米、東南アジア、アフリカを中心に、アルファテスト1回、クローズドベータを3回、マルチプレイテストを1回実施。
- 上場企業として初の監査法人の確認を得たうえで、Coincheck IEO/INOを実施
- デジタル宝石ファンド設立決定
今後のマイルストーン
- PC版のリリース (6/17)
- デジタル宝石ファンドの運用開始
- モバイル版のリリース
- スペイン語圏の取引所Bit2Meにおいて、南米でのトークン上場
- ゲーム内で宝石を自由にジュエリーに加工できるジュエリー工房オープン
- メタバースへNFTジュエリーのコンバート開始
Q: 過去実施されたベータテストについてはいかがでしたか?
南米、東南アジア、アフリカ、日本などを中心に、世界中のプレイヤーを集めて、昨年の5月頃から1回のクローズドアルファ、3回のクローズドベータとコミュニティ向けのマルチプレイベータを実施しました。
プレイヤーの評価はとても良い結果でした。
弊社の目指すゲームは、面白すぎないことを大切にしています。
ただ掘るだけのゲームなのに、なぜかやり続けてしまう、プチプチのようなイメージ感です。そのようなプレイ感のゲームであっても、世界的に非常に良い評価を受けることができました。
Q: デジタル宝石ファンドや今後のマイルストーンについて詳しく教えてください
宝石の価値形成をスムーズに進めるため、先日、世界初のデジタル宝石ファンドを発表させていただきました。
Brilliantcryptoで生み出された、宝石への投資を行うファンドです。
弊社だけでなく外部の投資家として、富裕層向けの資産管理を行うファミリーオフィスであるPrivate Bank社にBrilliantcryptoの目指す未来に共感していただき、参画頂いています。
Private Bank社の佐藤社長からは、「富裕層の資産ポートフォリオは多岐にわたっており、ビットコインをはじめとしたブロックチェーン技術を用いた”新しい資産”には無限の可能性と今後の資産の在り方を変える可能性がある」とコメントを頂きました。
リリース初期の段階から希少性の高い宝石に対して投資を行っていきます。直近1年間に関しては主に購入を中心に行い、宝石の価値形成をしながら、リターンを目指していきます。当社自身も宝石を自由に生み出せないため、将来の宝石活用に向けて当社自身も宝石への投資を行っていきます。
また、Private Bank社のように宝石ファンドに共感して参画する投資家も拡大していきたいと考えています。そしてその次の段階として、個人の方も投資家も参加できるように裾野を広げられたらいいなと思っています。
Q: これまでのプロジェクトで苦労したことはありますか?それをどのように解決しましたか?
弊社のもう一つのチャレンジとして、世界でも類を見ない上場企業によるトークン発行があります。
上場企業の100%子会社としてトークンを発行するにあたり、マネーロンダリング等の不正取引や各国の法令遵守など非常に厳しい監査をクリアする必要がありました。国内IEOもその一環と言えます。
Q: あなたのプロジェクトのトークンの有用性について教えてください。
BRILトークンの使用用途は主につるはしNFTの購入と、強化、回復があります。つるはしNFTは、ゲーム内マーケットで販売されており、そちらでの購入の際にトークンを使用します。
つるはしNFTのパラメータには耐久、速度、運があり、トークンを使ってそれぞれのパラメータを別々に強化していくことが可能です。また、つるはしNFTは採掘をしていると、耐久力が減り、耐久力が無くなるとそれ以上掘れなくなってしまうため、その回復にもトークンを使用します。トークンの使い道は以上のように、とてもシンプルな作りになっています。
Q: トークンのアロケーションについて教えてください。
ゲーム内供給70%、マーケティング20%、IEO7%、チーム3%と、
Play to Earnのタイトルとしてゲーム内供給を大幅に確保しております。
Q: つるはし(NFT)の仕様や複数所持をするメリットについて詳しく教えてください。
つるはしNFTの概要を述べると、宝石が眠る鉱山を確保して、掘るためのアイテムです。つるはしNFTを持っていると、誰も確保していない鉱山につるはしNFTを設定し、自分の山にして、採掘に向かうことができます。
Brilliantcryptoの目玉である宝石は、この採掘によってのみ手に入ります。
また、複数本所持しても、今日は忙しくて掘れないという日もあるかと思いますので、そういうときは、スカラーシップシステムを使って、トークンの配分を決め、自分のつるはしNFTを誰かに貸し、見つけた宝石は全てつるはしのオーナーのものに出来ます。
そういう意味でつるはしNFTを所持していると鉱山経営者のような動きが出来ます。
また、鉱山の数は有限です。最初のリージョンは50万山が開放されますが、この山は当然、早いもの勝ちではあるので、多くのつるはしを持って、素早く掘った人ほど、多くの鉱山を確保して多くの宝石を得ることが出来ます。
詳細はこちら
https://brilliantcrypto.net/jp/whitepaper/game-system/game-items.phphttps://x.com/Brypto_JP/status/1793981669927768326
Q: 運営を維持するための収入源はどのように確保していますか?
基本的な売上はつるはしの販売による収益です。加えて、マーケットで取引されたNFTの売買の際に支払われる手数料を考えております。宝石の販売手数料は市場に出る宝石量の増加と価値づけがされていくことによって、年々増加していくと考えております。
Q: 現在の投資家やパートナーはどのような方々ですか?
弊社はコロプラの100%子会社なので、パートナーについて主に回答いたします。
先ほど申し上げた宝石ファンドやCaliverse(※)を始め、世界的に有名なフットボールクラブであるParis Saint Germainやゲームギルド、Coincheck、polygon、bit2meなどを含め、世界中に14のパートナーと約30名ほどのアンバサダー抱えています。
ゲームリリース以降、メタバースや取引所などがさらに増えていくと考えています。
逆にベンチャーキャピタルなどは入っておらず、初期の資金確保のために大量のトークンを渡しているパートナーなどはおりません。
※参考:https://brypto.net/jp/news/20240321001.html
Paris Saint Germain選手によるプレイ動画:https://www.youtube.com/watch?v=7dwkyAZ2ozU
Q: あなたのプロジェクトに関するニュースや最新情報で、私たちに伝えたいことはありますか?
IEOとINOの応募が6/10までになりますので、ぜひご参加いただければと思います。また、その翌週の6/17にはPC版のゲームリリース、CoincheckへのBRILトークンの上場が控えておりますので、様々なキャンペーンを展開していく予定です。
コミュニティ質問の内容まとめ
Q:つるはしNFTの供給量はどのようにコントロールされますか?
つるはしNFTはリージョンに上限数が決まっており、販売されます。
また、日ごとに少しづつ順番にゲーム内マーケットに並びます。
Q:ゲーム内で宝石を自由にジュエリーに加工できるジュエリー工房ができるとのことですが、自分でデザインしたジュエリーを作成することもできるようになるのですか?
はい、そういった機能になる予定です。
Q:日本だけでなく、海外の取引所でも上場する予定はありますか?
はい、スペイン語圏のBit2Meと提携済みで、南米に上場予定です。
南米は、実はPlay to Earnのユーザーが実は非常に多いんですね、我々のDiscordコミュニティには、実はブラジルやアルゼンチンのユーザーが非常に多いんです。
Q:宝石にはレアリティがありますか?
はい、あります。カラット数や、宝石の色合い、美しさなど、現実の宝石鑑定基準に即したパラメーターでレア度が分かれています。今後ホワイトペーパーに記載予定です。
Q:仲間と一緒に鉱山を掘れますか?
はい、可能です。1つの山にスカラーシップ同士で六人まで入って一緒にマルチプレイで掘ることができます。
Q:ゲームで掘れるのは宝石のみでBRILトークンはゲーム内では獲得できないのでしょうか。
ゲーム内で宝石とBRILトークンは両方獲得可能です。
Q:現代のゴールドラッシュみたいで面白いですね、鉱山は個人で所有になりますか?複数人で所有などはできませんか?
鉱山は基本的につるはし所有者一人での所有となります。
Q:最終的に山が枯渇した場合、ゲームはどのように変わるのでしょうか?
リージョンの山が枯渇すると、別の宝石が出てくる新たなリージョンが追加されます。ただし、最終的な鉱山数は上限がありますので、無限に追加されるわけではありません。
Q:探知機のようなものはあるでしょうか?
あります。探知機を使って宝石の位置を探っていきます。YouTubeにそういった動画もありますので、ぜひご覧ください。
Q:宝石の数に上限はありますか?
はい、一山に宝石は5個と数が決まっており、鉱山数に上限があるため、結果的に宝石の数は上限があります。
Q:宝石の希少性の基準はリアルワールドと同じですか?
はい、宝石の希少性に関わる、カラット数、色合いなどは実際の鑑定基準を参考に作成しています。
Q:多くの国でテスト版を配信したということですが、各国で反応が異なる場面はありましたか?
意外でしたが、あまりなかったです。シンプルなゲームですが、普遍的に一定以上の人が、もくもくと熱中してプレイしてゲームにはまったようです。
Q:採掘速度が上がるなどの課金要素はありますか?
BRILトークンを使用して、つるはしの振るスピードなどのパラメーターを強化することができます。
Q:つるはしの総数は何本ですか?
最初のリージョンでのつるはしは、1万2100本が上限となります。
Q:リアル宝石と交換できますか?
今回はデジタルの宝石を生み出すというプロジェクトであり、リアル宝石との交換をできるようにする想定ではありません。
Q:ゲーム内では他のプレーヤーと交流できたりできますか?
ゲーム内では、同じ山を掘っているプレイヤー同士で、定型文での会話ができるようになっています。
Q:1座手に入れるのに、ツルハシ何本必要ですか?
1つの山を確保するのに必要なつるはしは1本です。1山に対しては最大6本までつるはしを設定し、その6本をスカラーシップ用として他人に貸し出すことができます。
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