元手0円で荒稼ぎミッション!!
歪みを探せ!!
やあみなさんこんにちは!1週間ぶりですね!
らぐらぐぷりん(@rugrugpudding)です。
ついに私、可愛くなれました!!!!!
先生がた(@morii & @so_shi_gp)!ありがとうございます!!!ふたなり!いや違う!!
プリンポンチョがお気に入りです。
さて本題に入っていきましょう!
みなさまイールドファーミングという言葉はご存じでしょうか?
仮想通貨もとい暗号通貨いやもうめんどくせえクリプトでいいやに少しでも触れられてなぜかここに辿り着いてしまった怜悧なみなさまのことでしょう、さすがにDeFiを触ったことがある方は多いのではないでしょうか?
今日はそのお話になります。
*注意この記事は投資助言や推奨、暗号通貨投資の勧誘を目的としたものではありません。勝手に私がラグられている様子を楽しんだり、他のすごいひとや事件を見て学ぶためのものになります
その前に
前回の記事ではたいへんご好評頂きありがとうございました。
そりゃ未遂とは言え、数十億円救ったら大事件ですよ。前回バブル崩壊のキッカケとなったコインチェック事件で500億円分のハッキングです。
言うなれば0.1コインチェック事件です。
もっと話題になってもいいよね!?
参考:仮想通貨取引所大手のコインチェック社は1月26日、不正アクセスにより580億円相当の仮想通貨が外部に送信・盗まれていたことを発表した。
流出した金額は、5億2000万NEM(約580億円相当)。金融庁、警視庁に報告し調査を進めている。
引用元:https://www.buzzfeed.com/jp/eimiyamamitsu/coincheck-cryptocurrency-theft-japan
ちなみにこのHashflow、TGE SOOONだそうです。今なら誰でも流動性提供できるので、ハッキングされるリスクを踏まえて参加するのもいいかも知れません。
きっとわたっち(@watacchikasou)が救ってくれることでしょう(?)
私がわたっちなら黙って全部抜いて、運営にトークン51%くれって言います。うそです、怒られます。
400亥(40 sextillion)APYを達成したやつがいるらしい
さて今日の本題ですが、『どうやら無から400亥(40 sextillion)APYを達成した農業のプロがいるらしい』とのウワサを聞いて、我々ラグ探検隊はメタバースアマゾンの奥地まで取材に行って参りました。
夢のある話ですね。
Yield Farmingについてちょうざっくり
さて、話を聞いてみると、どうやらYield Farmingで荒稼ぎしたファーム狂人もとい狂人ファーマーとのことです。
イールドファーミングはあれです、お金預けるとトークンが生えてくるとか農場とか言われてるアレです。
もう少し詳しく知りたい方向けに書きますと、イールドファーミングとは『トークンの流動性を提供することで運営からご褒美と手数料をもらうこと』です。
雑すぎて詳しい諸兄に怒られそうですが、いつでも訂正するのでいつでもご連絡ください。たぶん返事しませんがシレっと訂正します。
また、ファームに欠かせない直コンについての記事はコチラ
為替で考えてみましょう。例えばドルと円を両替したい時とかですね。
従来の金融システムでは、銀行が流動性を担保していました。
流動性ってなあに?
そもそも流動性提供者のことをLP(Liquidity Provider)と呼びますが、仮想通貨界隈では流動性そのものをLPと呼んだりしています。
要は、例えば今円安でやばいので、あなたが手持ちの円を売ってドルを買いたいとします。その時、どうやってドルを買いますか?
基本的には銀行に行って、手数料を払って円をドルに交換すると思います。
でもこれが可能なのは、銀行の金庫にドルの『在庫』があることが前提条件になります。
物々交換と一緒で、そもそも銀行がドルを持っていなければ交換できませんよね?逆にドルを円にしたい時にも、銀行が円を持っていないと交換できませんよね?
その円とドルの在庫を流動性と呼びます。
ある程度量があれば、買いも売りも対応できますよね?
DeFiの革新的なところは、この流動性の提供を個人でも可能、だというところにあると考えています。
しかもスマートコントラクトを使うことで、自動的にほぼ全部やってくれる訳です。すごくない?
この流動性を提供する代わりに、手数料をもらえたり、プロトコルのガバナンストークンをもらえたりするみたいです。
ちなみに2022年3月25日辞典での、みずほ銀行のAPR(1年間でもらえる利息)は0.02%です。
100万円預けたら!なんと!1年間で200円ももらえます!
1億円預けたら!なんと!1年間で2万円ももらえます!
加えてこの円安(執筆時1ドル122円)!助けてキッシー!
なんでガバナンストークンに価値が付くかって?
ガバナンストークン掘り続けたら無限に稼げるんじゃないかって?
まあ、プロトコル自体の信用であったり、使用用途があれば買われることはあります。でもユースケースがあっても無価値になることもあります。
流動性がなくなるとどうなるのか?
最近ロシアへの経済制裁でSWIFTから外されたりして、ドル/ルーブルペアの世界的流動性が西欧諸国にラグられてる訳です。
結果、ルーブル安になり、インフレが起き、ドルに対して50%安とかになっています。
ちょうど戦争してるロシアのルーブルが暴落したことを鑑みれば、基本的原理は一緒だってことが分かりますね。
IL(インパーマネントロス)についての解説記事も書いたのですが、それは私の下書きに永遠に眠ったままの状態です。
隔年ラグSOOOOOOOOOOOOOOOOOOON
実際稼いでいるのはルパンよりふじこちゃん
さてメタバースアマゾンの奥地に取材に参りました。今回の方はなんと!メタバース女性のようです。
さかもと『こんにちは、さかもとです💖』
らぐぷり「さかもっちゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん」
「2億円荒稼ぎ!みたいなフレーズでてっきり男性版みかん先生みたいなのを想像していました」
さかもと『あらあら、うふふ』
さっそく色々聞いてみましょう
らぐぷり「仮想通貨って多種多様な稼ぎ方があると思うのですが、今回はファームで稼がれたとのことで、ファームに特化されている理由を御聞かせ願えないでしょうか?」
さかもと『まず簡単に言うと、流動性をDEXに提供したり、特定のトークンを預けることで、独自のトークン(主にガバナンストークン)をもらえますよね?』
らぐぷり「はい」
さかもと『やっぱり独自トークンの値上がりには、無限大の可能性がありますの💖』
らぐぷり「値上がり」
さかもと『DEXと言えばUniswapですが、そのガバナンストークンである $UNI も最初はエアドロップされたものなんですよ?』
頭スワップで100万円が降ってくるのは意味不明
らぐぷり「エアドロでもらったものなので、確かに値上がりは無限大∞(1/0)」
さかもと『ご存じBSCでのファーミングブーム火付け役のPancakeswap $CAKE も$0.3付近をうろうろしていたのに、最高40ドルを越えていますからね💖』
らぐぷり「なるほど、なんだかいいことばかりに聞こえますが、逆に悪い点はどういったところが・・・?」
さかもと『そうですね。まず運営が持ち逃げしますね💖』
らぐぷり「『しますね💖』って軽いですが、預けたトークンの運営持ち逃げ、まさにRUGPULLは日常茶飯事ですね」
さかもと『ハッキングもよくありますね💖』
らぐぷり「『よくありますね💖』って軽いですが、運営以外の誰かによる持ち逃げもよくありますね」
さかもと『あとは独自トークンの暴落ですね💖』
らぐぷり「『暴落ですね💖』って軽いですが、それ一番しんどいやつですから!!!!」
らぐぷり「なんかデメリットしか無い気がしますが、なんでファーマーやってるんですか?」
さかもと『ファームに預けっぱなしで忘れているらぐぷりさんには言われたくないですが💖そうですね、当たりファームを引いた時や上手くトークンを売買出来ると、脳汁が止まらないんですよ💖それが狂人ファーマーの生きる道です💖💖💖』
らぐぷり「自分で狂人って言っちゃってるよ」
ちなみに、ちゃんとした有望プロジェクトがファーム形式でtoken distributionを行うこともあります。
直近だとAURORAチェーンで展開するBastion(@BastionProtocol)が話題でした。
さかもと『ファームの良いところは、大体が昔のプロジェクトのコピペなので、EVMであればコントラクトを直接触っても直感的に遊べるところです💖』
らぐ注:Uniswap→Pancake→Goose swap 等々のマイナーチェンジや魔改造はあります
らぐぷり「Gooseは1ドルから100ドルまで跳ねましたもんね。確かに脳汁ブシャ―」
ファーム攻略虎の巻
ファームの中身について
Router: DEXの肝。交換所
ここでswap、流動性提供等が行われる
Master chef: tokenの預け入れ先
ここで報酬トークンが生まれる
Owner: 上2つのコントラクトのowner
どのような設定にするかはownerが決めている
この3つさえ見ることが出来ればファームはマスターしています。
らぐぷり「マスターはやい」
さかもと『シンプルですよ🎵ファームの必勝法は、人より先にMasterchefにぶちこんで報酬を奪い取る💖です』
らぐぷり「奪い取る」
さかもと『時間が経てば建つほど、流動性が大きくなり、自分が占めるプールの割合が下がるため、報酬率が下がります』
らぐぷり「なるほど、だから誰よりも早く動く必要があると」
さかもと『どうやったら一番に流動性提供ができるのか。トークンを預けることができるのか』
らぐぷり「ゴクリ・・・」
さかもと『大体、人気ファームのローンチ時にはUIが落ちます。じゃあどうするのか?UI連打?』
らぐぷり「連打はよくしますね」
さかもと『たしかにUI連打でも大多数の人よりは早く入れることができ、たくさん報酬を得ることが出来るかもしれません』
さかもと『いきなり番外編ですが、ステーブルLPでがっつり入れてtokenを売りまくるのも一つの必勝法です💖ラグられると大ダメージなので使えるところが限られます。Alamedaがよくやっている手法です』
さかもと『慣れたファーマーは、なんとかしてトークンコントラクトを割り出して買おうとします』
らぐぷり「みんなどれだ!?とか言いながら探してますよね」
さかもと『狂人ファーマーは、コントラクトを解析して最早、運営をフロントランする勢いでファームに突っ込んでいきます』
らぐぷり『そして新しいコントラクトをdeployされてラグられるやつですね。笑
なんという運営との綱引き・・・』
今回の成功要因
さかもと『さて、今回の話で大きな成功になった要因がいくつかあります』
- HYPEのある新興チェーンだった(Crypto.comチェーン)
- スグ飛ばないであろう有望プロジェクトだった(VVS.finance)
- Explorerがガチクソだった(まともに動かない&見れない)
- VVS 単体ステーキングプールが最初からなかった →重要
らぐぷり『おねーさんちょいちょい口悪くない?』
実際どう動いたか
まず、エクスプローラーでTokenを探します。
https://cronos.crypto.org/explorer/
今回はこれ。大体いくつか引っかかってくるんですが、token & router & master chefをdeployしていて、それっぽいのを探せば大体絞り込めます。
らぐ注:それっぽいとか仰ってますが、慣れていないと大変難しいです
その次に、Master chefの詳細な設定を確認します。
Pool info: どのトークンの預け入れ先がどこになっているか、どんなプールが存在しているか、を確認します。他にも見るところはありますが、割愛します。
Startblock: 報酬開始ブロック
Total allocation point : 各プールへの割当 を足したもの
ファーム開始前に確認したところ、プールは CRO-ETH、CRO-BTCの2種類で、既にstartblockが過ぎており、報酬支払がはじまっていました。
しかしながら、各プールへの割当が0のままだったので実際には0報酬のファームがスタートしている、という形です。
Startblockはどうしても実際の時間からズレてしまうので、UIトラブル等、よきせぬトラブルが起きた際に対応できるようにしたと考えられます。
(各プールへの報酬割当開始=報酬開始の合図になるようにしている)
らぐぷり「なるほど、報酬単価だけ0から変えたらいつでももらえるように変更できる状態だったんですね」
なるほど、と。スケベ心を発揮して、何か面白いことがおきないかな?という気持ちでdepositしてみます。
0円LP作成。ほぼ0円。
こいつを投げ込みます。
らぐぷり「えっちだ」
青色でマーキングしたアドレスが運営です。赤が狂人さかもと。
10:15,10:16の運営トランザクションが各プールへのアロケーション開始トランザクションでした。なのでそのタイミングからちょうどWebsiteもアップされてファーム開始です。
その直後10:17から怒涛のトランザクションが流れています。
ここでなんとなく最初の報酬分を出金してみます。
らぐぷり「!?」
あれ・・・?
1ブロックあたりの報酬が2,853,881なので1000ブロック分の報酬が振り込まれていました。これが、11/9時点での出来事です。
らぐぷり「面白いこと起きてる えっちなだけじゃなかった」
VVSは最初の数日間はVVS LP の報酬が存在していませんでしたので、誰もLP作ることなく経過していましたが、11/11にVVSファームが開始されるとLPが追加されていき、ATH=0.000366 USDCをチャート上では記録しています。
単ステで増えるVVS。もはやカオス
らぐぷり「預けたのほぼ0円LPですよね・・・?」
そうです。
0.00000000000005 USD LP → 200,000 USD ~ 2,000,000 USD ?
大体所要期間が3日なので1年だと400000000000000000000倍になった計算です。
APY40,000,000,000,000,000,000,000% もはや意味のなさない数字ですね。
計算が合ってるかもわかりません。
らぐぷり「意味が分からない」
スマートコントラクト考察
らぐぷり「ここからはみかん先生(@angel65535 )に監修して頂きました!」
\キャーミカンチャーン/
今回、約1000ブロック分の報酬が開始直後に振り込まれた訳ですが、どうしてでしょうか?
ファームの報酬ロジック=(今の時間-最後のharvest時間)x allocation point x per share x perblock と予想されます。
最初は allocation point = 0 で管理されていたので報酬が一切発生していませんでしたが、運営の書き換えでallocation point が更新され報酬が発生するようになりました。
また最後の harvest time は初期設定の20135のままで止まってしまっていたため、収穫時点までの報酬が丸々振り込まれたと考えられます。
らぐぷり「なるほど、運営のミスで最後にharvestされた時間から最初の報酬までの長い時間の分が報酬計算に入ってしまったんですね」
今回はPool1 つまりETHプールで先にステーキングされた分の報酬がすべて配布されてしまっていますので、BTC側のPool2での報酬はほぼありませんでした。
また、普通のファームでは単体ステーキングがあることが多く、単体ステーキングにPid0が割り当てられ、運営もそこから更新することが多いと思われます。
らぐぷり「なるほど、今回LPプールがPID0に割り当てられたため、一気に報酬が割り当てられてしまったと・・・」
さかもとちゃんからみなさまへのメッセージ
さかもと『と、いうわけで💖開始時間が未定だけど、StartBlockがすでに定義されていてallocation pointのみで管理されているファームはジャックポット化する可能性があるよっ💖みんな探してみてねっ💖』
らぐぷり「発言は軽いけど、内容を理解するのが重いわ」
さかもとちゃん、ありがとうございました!
あとがき
いやはや、すごい話でしたね。まさに黎明期のかそつー!と言った具合でしょうか。夢があるっ!
運やコンディションもあるでしょうが、いろいろ狙っていきたいですね!
さて、その荒稼ぎしたお金はどこに行ったのか?というお話ですが・・・
一説によると運営にお返しした…とか?
私の予想では、
18億円 CHAIN RUG
まさかのチェーンごとラグられるという・・・!
オチもついたようですので、この辺で!
一発逆転!みたいなものは少ないですが
Kudasaiでは様々なプロジェクトを招いてAMAを開催して報酬をファーム代わりに配っています。
前回はMEXCに続きGate.ioと、まさかの取引所とのAMA!
話題のStepnに続きMove2EarnのWIRTUAL!!
ぜひご参加ください🎵
Telegram Group: https://t.me/KudasaiJP
Discord: https://discord.com/invite/kudasaijp
ではまた!
STAY RUG