Mars4× CryptoKudasaiJP AMA内容まとめ
2021/7/1に行われた、Mars4とのAMA(Ask Me Anything)についてまとめた記事です。
AMA概要
・スピーカー：Richard Berno(Mars4 CEO)
・司会進行：元GA(https://twitter.com/GA35555740)
・翻訳：ねこまん(https://twitter.com/kasoutuu)
・実施日時：2021/7/1 21:00
・会場：CryptoKudasaiJPテレグラムグループ
AMA本編の内容まとめ
AMA本編の内容について、Q&A方式で記載していきます。
Q：自己紹介と、チームの紹介をお願いします！
私はMars4のCEOを務めるリチャード・バーノです。私の経歴は、起業家およびビジネスリーダーです。コネクテッド・ケア、IoT、メディア、ブロックチェーンなどの事業を展開しています。また、北欧の大手ベンチャーキャピタルのアドバイザリー委員を務めており、暗号資産スタートアップの構築にも精通しています。
当社のコアチームはワールドクラスで、PWC、LinkedIn、セールスフォース、Swedbank、Iron Wolf Capital（北欧最大級のVCファンド）などの出身者で構成されています。特筆すべきは、当社のチームメンバーのうち2人が、セカンドライフ（メタバースの原型）で最初のマーケットプレイスの構築と立ち上げに携わったことです。
さらに、皆さんと同様に、私たちもビットコイン、イーサリアム、そして多くの新しい小規模分散型スタートアップに初期投資を行っています。
Q：Mars4を紹介してもらえますか？既存のソリューションが解決できていない問題を解決できるのでしょうか？また競争上の優位点は何ですか？
Mars4は新たなメタバースの中核をなす存在です。Mars4はNFTである火星の土地、ゲーミフィケーション、トークンの再配布を活用して、トレーダーや投資家にとって魅力的なトークンエコノミーを実現する火星上の仮想世界です。この火星上の仮想世界では、ユーザーは土地を購入し、その土地を利用して建設し、収益を上げることができます。
Mars4では2つのトークンを使用します。MARS$とMars Land NFTs（Mars NFT）です。MARS$はERC-20規格/BSC規格のトークンで、バーンしてERC-721規格のLANDトークンの取得に使われます。MARS$トークンは、Mars4のマーケットプレイスで、さまざまなアバター、ウェアラブル、名前などの支払いにも使用できます。クリエイティブな活動の場であるだけでなく、すべてのMars NFTホルダーは、MARS$の取引が行われるたびに、組み込まれた再分配によって収入を得ることができます。
プロジェクトが取り組んでいる問題はいくつかあります。
1. 現実に火星を探検できる人は少ないので、バーチャルに火星を探検できるようにしたい。
2. 既存のNFTは利回りが悪いため、イノベーションを起こしたい。
3. 宇宙開発の初期段階のスタートアップにはサポートが少ないので、この財団がそのギャップを埋めたい。
私たちの競争優位性は、いくつかの点にあります。また、MARS4トークン（MARS$）の保有者は、自分のNFT領域のテラフォームやゲーミフィケーション・シミュレーションにアクセスすることができます。
Q：これまでに達成した主なマイルストーンと、目標とするマイルストーンをスケジュールとともに簡単に説明してください。
Mars NFTのマーケットプレイスでは、すでにプレセールが開始されています。完成したマイルストーンは以下の通りです。インタラクティブな火星の土地の地図、デフレ対応のトークン経済、継続的なスマートコントラクトの開発。またYahoo、BusinessInsider、加納裕三氏に注目していただいたことも嬉しいです。
2021年第3四半期 ロードマップ上の次の目標は、スマートコントラクトの立ち上げと監査、IDOとTGE(トークン発行イベント）の準備、スーパーレアNFTである「オリンポス ヒル」（火星で一番高い山。エベレストの2.4倍の高さ）のオークション、DappRadar.comとの協力による非常に強力で大きな火星人コミュニティの構築などです。
2022年には、パートナーや自社チームと協力して、Mars4.meのVR体験（Googleストリートビューのようなもの）を提供し、ゲーム内資産を使って自分の土地をカスタマイズします（イベントの作成、火星にある自分のNFTギャラリー、ビジネスの立ち上げ、自分の土地を彩るツールの作成、マルチブロックチェーンのサポートなど）。
また、DAOの実装にも取り組む予定です。
Q：これまでのプロジェクトで苦労したことはありますか？それをどのように解決しましたか？
当初の最大の技術的課題は、NASAや他の宇宙機関から提供された実際の火星のデータを仮想の火星に組み込み、火星の土地区画のNFTに分割する3D火星探査機の作成でした。また、Ethereumはガス代が非常に高いため、どのプラットフォームでNFTをミントするかを決めるのにも時間がかかりました。現在は、BSCでNFTをミントし、購入者がMetaMaskやTrust Walletsで受け取っており、非常にうまくいっています。最終的には、マルチブロックチェーンのサポートを追加する予定です。
Q：トークノミクスの概要と、MARSトークンの有用性について教えてください。
トークンは、MARSの取引の4％が再分配されるため、自然とデフレしていきます。2％はNFTホルダーに分配され、1％は流動性に自動ロックされ、1％はバーンします。
トークンを使った取引以外にも、所有権証明書の取得や共有、看板の設置、名前の変更、アバターの設置、他のNFT、VR/ARなど、Mars4では土地を使って様々なことができるようになり、ゲーミフィケーションがどんどん発達して、楽しい時間を過ごせるようになります。
NFTは99,888個の限定供給で、1NFTの価格あたり199,888 $MARSです。
Q：MARSトークンの総供給量はどのくらいですか？
初期MARSの供給トークン料は 29,932,837,632枚です。（このうち約34%はNFTのミント時にバーンされます。)
ちなみにTokenomicsは、ライトペーパー（webサイトにて公開されています）から確認することができます。
Q：スマートコントラクトはオープンソースになるのですか？
こちらはまだ議論の余地があるトピックです。オープンにすることは長所、短所がありますが、現在のところ、コンサルタントのサポートを受けながら内部で管理し、サードパーティによる外部監査を受けることを計画しています。
Q：最近、ハッキングの事件が多発しています。セキュリティ対策はどうなっていますか？
技術的には、システムは安全でセキュアに設計されており、システムが最高のセキュリティ基準に適合するよう、必要なリソースをすべて費やしています。私たちは、プロキシコントラクト、懸念事項の分離、アクセスコントロールなど、さまざまな技術を組み合わせて使用しています。また、Losslessのような新しく有望なプロトコルも検討しています。監査も非常に重要な役割を果たすので、それをサポートしてくれるサービスプロバイダーを探しています。
現在、セキュリティを確保するために、私たちは電子メールやその他の個人的な通信手段を使ったプライベートセールを実施することにしました。この方法では、顧客との直接的な接触が行われるため、悪意のあるアクターを避けることができます。
Q：日本に進出する計画や、日本の企業と仕事をする予定はありますか？
日本は私たちにとって巨大なターゲット市場です。2週間前、加納裕三氏（bitFlyerの共同創業者、bF Blockchain / EU / US CEO、日本ブロックチェーン協会代表理事（日本ブロックチェーン協会会長））が、私たちの火星の土地のNFTを受け取り、火星でバーベキューをするというジョークを披露してくれました。
それ以来、私たちのNFTプライベートプレセールに投資する日本のNFTバイヤーが爆発的に増えました。私たちは、パートナーシップ、PR、そして私たちの作品の日本語翻訳によって、日本でのコミュニティを拡大することを計画しています。
また、「MARS」の山の名前を「Mount Fuji」に変更し、そのキャンペーンを行う予定です。コロナウウィルス収束の後、旅行や会議が再開され次第、すぐにでも参加したいと思っています。東京で開催される暗号資産、 NFT、メタバースのイベントやミートアップに登壇することを楽しみにしています。
Q：Mars4に関するニュースや最新情報があれば教えてください。
8月1日からは、DappRadar.comと共同で大規模なマーケティングキャンペーンを開始します。一緒に大きな火星人コミュニティを作り、多くの人が火星の地主になる手助けをしていきましょう
コミュニティ質問の内容まとめ
CryptoKudasaiJPのAMAでは、毎回かなりの数のコミュニティ質問がされます。全てを紹介することはできないので、いくつかピックアップして紹介したいと思います。
AMA本編では、コミュニティメンバーから出たほとんどの質問に答えていただいています。
Q：セカンドライフのように、土地だけでなく、アバターや建物などのマーケットプレイスを拡大する予定ですか？
はい、そのように考えています。
Q： 火星の全体像を3Dで再現するためには、宇宙機関から膨大なデータを入手する必要があります。どうやってデータを入手するのですか？
現在、ArcGisを検討していますが、他の選択肢も考えられます。
Q：火星の表面積は地球の約4分の1。MARS4での火星の土地の大きさは？友達を呼んで野球ができるくらいの大きさでしょうか？
1つの標準的な土地は38x38kmなので、1400sq.km以上になり、楽しいパーティーには必要以上の広さです。
Q：宇宙開発の初期段階にあるスタートアップ企業への支援が少ないとおっしゃっていましたが、この財団はそのギャップを埋めたいと考えています。おっしゃるとおり、支援の候補はあるのでしょうか？
今年の第4四半期には、デューデリジェンスとスクリーニングを開始する予定です。
Q：マーケットプレイスは土地だけでなく、セカンドライフのようにアバターや建物なども対象にする予定ですか？
私たちは、セカンドライフやdecentralandのような完全なメタバースを火星に構築しています。アバター、建物、ゲーム内資産、テラフォーミング、機能拡張、アップグレード、さらには火星でのビジネス運営、土地のレンタル、リース、転売などの機能も計画しています。火星の土地NFTを購入した方は、MARS4の経済と文明の将来の方向性を決めるDAOに投票することができるようになります。
Q：どの様に火星人口を増やしていこうと考えてますか？
dappradar.comとのパートナーシップ（60万ユニークビジター）を考えています。また、他のメタバースやポータルとの提携も進めています。今月末には大きなサプライズがあります。
Q：このプロジェクトのアイデアは素晴らしいですが、チームは土地NFTの販売を促進し続けるのでしょうか？
マーズランドNFTのオーナーが増えると、収入が減ります。そのため、最初の人が最も稼ぐことになります。同時に、コミュニティが大きくなり、MARS$の取引が増えれば、より多くの資金が分配され、それが収益の増加につながります。
Q：ホワイトペーパーには「VRプラットフォーム “Mars4 me “と、有望な宇宙ベンチャー企業のプレシードステージを加速するための財団を設立することで、人類が仮想的に火星を探査することを可能にする」と書かれていました。また、テラフォーミングにより、それぞれの土地に宇宙ステーションやビルなどが建設されると思いますか？
スタートアップの審査は、早く資金を提供する必要があるため、第四四半期から始めます。今、パイプラインを構築して、ファウンダーと話をするのは意味がありません。
また、火星の土地の開発については、100％その通りです。
Q：著名人(例えばCZ、Mr.beast)や暗号資産プロジェクトの土地が沢山みられます。全部本物でしょうか？
その中には、暗号資産インフルエンサーがすでに所有しているものもあります。その他のインフルエンサー名で所有されていないものは、当社のマーケティング戦略の一環としてKOLのために予約されています。インフルエンサーが所有していないものは、将来的に販売される可能性があります。
Q：Mars4ゲームでお金を稼ぐための最も独創的な方法は何ですか？
今のところ、Mars4の世界でプレイしてお金を稼ぐには、マーズランド NFTを購入して保持するのがベストです。また、取引が拡大することでも利益を得ることができます。
Q：99,888のマーズランドNFTがあり、地価を維持するために、NFTのバーンする予定はありますか？
NFTをバーンする予定はなく、NFTに使われたトークンのうち、$MARS分だけを燃やす予定です。MarsLandは収益を生み出すNFTなので、長く持てば持つほど、より多くの$MARSを稼ぐことができます。
Q：Mars4プラットフォームでExpIorersやthe age of empiresのようなゲームが見られるのはいつですか？
トークンの供給流通では、マーケットプレイスのインセンティブのために多額の資金を確保しており、独自のITチームを拡大するとともに、火星でクールなゲームを開発するためにゲームスタジオと協力していきます。また、DAOの導入も計画しており、マーズロードや火星人が投票して製品開発の優先順位に影響を与えることができるようになります。
Q：このプラットフォームでNFT税について読んだのですが、NFTの保有者にはどのように税金が分配されるのか気になります。所有する土地の広さやNFTの数に基づいて決定されるのでしょうか？
再分配は、標準サイズの土地区画の合計保有数に比例します。通常の土地区画10個分の大きさを示すレアNFTを1個持っていれば、それに比例した報酬を得ることができます。
つまり、標準サイズのNFTを10枚持っていても、10サイズのレアNFTを1枚持っていても、再分配額は同じになります。しかし、レアNFTは、二次市場でより価値のあるものになる可能性があります。
Marsソーシャルリンク
・Webサイト：https://www.mars4.me/
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・テレグラム：https://t.me/mars4me_official
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CryptoKudasaiJPについて
CryptoKudasaiJPは、日本のブロックチェーンKOLコミュニティおよび投資グループです。
本AMAは、ブロックチェーンスタートアップが業界での成長と露出を加速するのを支援する活動の一つとして実施したものです。
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