Orderly Network × KudasaiJP AMA 内容まとめ
2024/6/25に行われた、Orderly NetworkとのAMA(Ask Me Anything)について、まとめた記事です。
Orderly Networkについて
Orderly Networkは、オーダーブックベースの取引インフラストラクチャと、スポットおよびパーペチュアル先物オーダーブックを提供する堅牢な流動性レイヤーの組み合わせです。従来のプラットフォームとは異なり、Orderlyにはフロントエンドがありません。代わりに、エコシステムの中核で動作し、その上に構築されたプロジェクトに不可欠なサービスを提供します。
引用元：https://orderly.network/docs/introduction/getting-started/what-is-orderly-network
AMA概要
- スピーカー：Henry(Biz Dev)
- 司会進行：neko(https://x.com/kasoutuu)
- 実施日時：2024/6/25 21:00
- 会場：KudasaiJPテレグラムグループ / ツイッタースペース
AMA本編の内容まとめ
AMA本編の内容について、Q&A方式で記載していきます。
Q： 自己紹介を兼ねて、あなたの経歴やチームについて教えていただけますか？
はい、もちろんです！
投資銀行業務からインターディーラー・ブローカー業務まで、伝統的な金融業界で10年近い経験を積み、ブロックチェーン技術の登場とともにクリプトに注力するようになりました。以前は日本最大の中央集権型取引所で、機関投資家向けトレーディングビジネスを強化してきました。 現在は、最も急成長している分散型取引所の一つであり、Omnichainソリューションを備えた次世代オーダーブック・トレード・インフラストラクチャであるOrderly Networkと一緒に、Cryptoの世界をより深く探求したいと考えています。
Q：あなたのプロジェクトを紹介してもらえますか？既存のソリューションが解決できていない問題を解決できるのでしょうか？また競争上の優位点は何ですか？
Orderly Networkは、オーダーブックをベースとしたトレード・インフラとomnichain流動性レイヤーを提供し、DeFiプロジェクトに多様な資産のスポット取引とパーペチュアル取引の両方で機関投資家レベルの流動性を装備します。
Orderly Networkは、複数のネットワークにまたがるオーダーブックを介してシームレスなトレードと流動性を保証し、高速に約定を実現します。この組み合わせは、CEXのようなトレード体験を提供すると同時に、すべてのトレードがOrderly Chain上で決済され、セルフカストディと透明性を確保します。OrderlyはCelestiaのモジュラー性とLayerzeroのセキュアなクロスチェーンメッセージングを活用しています。
14以上のDEX、そしてWOO、BTSE、AscendEXのような主要なCEXがそのインフラを活用しており、Orderly NetworkはDEX構築の究極の目的地として、またすべてのWeb3トレードのパーミッションレス流動性レイヤーとして急速に台頭しています。
Q：このプロジェクトのためにチームが構築した技術やプロトコルはありますか？ または、チームが適用している注目すべき技術はありますか？
Orderly Networkの強固なインフラストラクチャーは、キーパートナーシップとインフラの融合によって強化されており、15のブローカーを採用し、50i以上のEVMパーペチュアルペアーを上場し、初のユーザー向けプロダクトであるOrderly Quantum Poolsをローンチしました。Google Cloud、OP、LogX、Celestia、LayerZeroのような業界大手との注目すべきコラボレーションは、あらゆるチェーン、あらゆる資産、あらゆるインターフェイスでのOmnichainパーペチュアルトレードの未来を加速させるというOrderlyの使命「すべてはOrderly Chainで実施できる」をさらに強化します。
Orderly Chainは、Orderly Network上のすべてのトランザクション（トランザクションデータ、ユーザーデータ残高、取引データなど）の決済および台帳として機能し、万が一マッチングエンジンのオーダーブックがダウンした場合でも、シームレスなオペレーションを維持します。この回復力により、Orderly Network上のブローカーは、取引ポジションとユーザー残高を安心して管理することができ、中断のないサービスを確保することができます。すべての取引がOrderly Chain上で決済されることで、Orderlyは、TradFiにおけるCMEの機能と同様に、これまでDeFiでは利用できなかったクロスネット機能をアンロックします。
Orderly Chainについて：https://orderly.network/blog/orderly-celebrates-2-years-today/
Q：これまでに達成した主なマイルストーンと、目標とするマイルストーンをスケジュールとともに簡単に説明してください。
はい、主な実績とマイルストーンとしては以下の通りになります
- 総取引高580億ドル超
- 6つの主要ブロックチェーン・ネットワークにデプロイ
- 総額4,200万ドル以上のロックされた預かり資産（TVL）
- 23万7千を超えるユニークウォレットのユーザーベース
Q：これまでのプロジェクトで苦労したことはありますか？それをどのように解決しましたか？
昨今のCryptoマーケットの不確実性は多少向かい風となっていますが、Orderlyのユニークなトレード・インフラストラクチャのおかげで容易に乗り切ることができると信じています。
Q： あなたのプロジェクトのトークンのトークノミクスと、有用性について教えてください。
はい、こちらに関してはまだ公表されてなく、TGEは夏の予定です。詳細公開まで今しばらくお待ちいただければ幸いです。
Q： 運営を維持するための収入源はどのように確保していますか？
こちらに関しては取引手数料 から確保しています。
ブローカーとOrderlyで分ける形になります。
Q： 現在の投資家やパートナーはどのような方々ですか？
Orderly Networkは短期間で長い道のりを歩んできました。2022年にローンチして以来、取引量はすでに500億米ドルを突破し、世界最高水準の分散型取引所を当社の斬新なパーミッションレス流動性レイヤーに統合しました。Sequoia China、Pantera Capital、Primitive Ventures、Dragonfly Capital、Jump Crypto、GSR Venturesなどの主要投資家の支援を受け、OrderlyはGoogle Cloudなどとの知名度の高いパートナーシップに後押しされ、DeFiビルダーやトレーダーから急速に支持を集めています。
Q：あなたのプロジェクトに関するニュースや最新情報で、私たちに伝えたいことはありますか？
トークン・ローンチに向けた準備の一環として、Orderly Networkは「The Road to the Order」キャンペーンを導入しました。現在12エポック（週）であるこのキャンペーンでは、トレーダーは取引ごとにMeritsを獲得し、TGE後の今夏に予定されているエアドロップの一部に貢献することができます。ユーザーはウォレットに接続すると、専用のウェブページから自分のMerits、ランク、履歴を追跡することができます。
このキャンペーンには、すでに57,000人以上の週間アクティブトレーダーが参加しており、Orderly Meritsプログラム内の6段階のアクティブ・トレードに広がっています。
キャンペーン詳細：https://orderly.network/blog/orderly-network-increases-airdrop-allocation
コミュニティ質問の内容まとめ
Q：イベントの延長でこれまでのポイントが薄まりませんか？
こちらに関しては薄まることはないです。
Q：The Road to The OrderのイベントがEpoch12から最大Epoch20（+8週）まで延長となりましたが、短期で終了する条件は何でしょうか？延長を喜んでいる参加者は少ないでしょう。
市場の状況と暗号通貨のセンチメントに基づいていますが、8週間を超えることはありません。
Q：TGEの延期によりMeritsへのトークン割当は増加しましたが、Deedsへの割当はどうなりますか？また、Deedsはいつ配布されますか？
DeedsもORDERのエアドロップと同時に配布され、基本的にはMeritsと同じタイミングです。
Q：どのPJでもTGEされたらエアドロップ目的のユーザーは離れていく傾向があると思いますが、TGE後もアクティブユーザーを確保する魅力は何かありますでしょうか？
はい。こちらに関しては、今後のトークンエコーのみが重要な役割を果たし、ユーザー数、取引量を維持できる用に設計しています。詳細に関しては今後ご期待いただければ幸いです。
トレーディングコンペもTGE後予定されています。
Q：現在Olderly Networkに足りない要素はなんだと思いますか？それを補完していくために、何か作戦や予定はありますか？
まだ多くのチェーンに拡大する必要があります。例えばSolanaのように。CEXよりもはるかに優れた存在になる必要があります。いくつかの取引ペアでは既にCEXよりも多くの取引量をこなしていますが、もっと多くの取引量を目指しています。
Q：他の商品を展開していく予定はありますか？
取引以外にも今後多様な商品及びサービスを提供できるよう日々内部で話し合いはあります。
Q：最後にkudasaiJPのコミュニティに一言メッセージをお願いします！！
たくさんご質問いただき、有難うございました！想像以上に多かったので全てに目を通すのに時間がかかりました😅
今後もOrderlyをよろしくお願いいたします。DEXの流動性をみなさんで作っていけると嬉しいです！
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CryptoKudasaiJPについて
CryptoKudasaiJPは、日本のブロックチェーンKOLコミュニティおよび投資グループです。
本AMAは、ブロックチェーンスタートアップが業界での成長と露出を加速するのを支援する活動の一つとして実施したものです。
