zkLendのテストネットの使い方

Lagoon
CryptoKudasaiJP
Published in
Aug 29, 2022

zkLendのテストネットを体験するため手順をご紹介します。

現時点ではzkLendのテストネットを利用するにはホワイトリストに入る必要があります。テストネット用ETH(Goeril ETH)を入手するなどの準備までは、誰もできますのでぜひお試しください。

zkLendとは

StarkNet上に構築されたレイヤー2のレンディング・プロトコルです。zk-rollupのスケーラビリティ、優れた取引速度、コスト削減とイーサリアムのセキュリティを兼ね備えているのが特徴です。

ウェブサイト:https://zklend.com/

ツイッター:https://twitter.com/zkLend

Discord:https://discord.gg/3v7RhwtJ8S

下記の手順でテストネット利用するための準備を行います。

1. テストネット用ETHトークンの入手(Goeril ETH)

下記の「Goerli PoW Faucet」というサイトに行きます。

https://goerli-faucet.pk910.de/

テストネット用ETH(Goeril ETH)を入手したいイーサリアムのアドレスを張り付け、「私はロボットではありません」のチェックボックスをクリックし、最後に「Start Mining」をクリックします。

マイニングがはじまります。マイニングした枚数が請求に必要な最小枚数(この場合、0.05 ETH)に達するまで待ちます。

マイニングを止めて、テストネット用ETH(Goeril ETH)を請求する場合、「Stop Mining & Claim Rewards」をボタンを押しましょう

※なお、PCの性能等の理由でマイニングがうまくできない方は、別の方法も下にご案内しているため、ご参考にしてください。

事前に登録したアドレスにテストネット用ETH(Goeril ETH)が送られてきます。ネットワークは「Goerli」に切り替えて、届いていることを確認してください。メタマスクの場合、上のプルダウンでネットワークが切り替えられます。

2.「Argent X」ウォレットのインストール

次にStarkNet用のブラウザ拡張機能版ウォレット「Argent X」をインストールします。対応ブラウザはChromeとFirefoxです。なお、「Argent」ウォレットではない点をご注意ください。

Argent Xのウェブサイトはこちら

Chrome版はこちら

Firefox版はこちら

「Argent X」がブラウザに追加されると、ブラウザの右上にボタンが表示されます。

3. テストネット用ETH(Goeril ETH)をStarknetに移動

Starknet上のウォレット「Argent X」にテストネット用ETH(Goeril ETH)を移動(ブリッジ)させるため下記のサイトに行きます。

STARKGATE(Goerli)
https://goerli.starkgate.starknet.io/

右上にある2つのボタンをそれぞれクリックして、テストネット用ETH(Goeril ETH)を持っているイーサリアムウォレットとArgent Xウォレットをサイトと接続します。

ウォレットの接続が完了したら、移動させたいテストネット用ETH(Goeril ETH)の数量を入力し、「Transfer」ボタンを押し、ウォレットでのトランザクションの承認を行います。

Starknet上のArgent Xウォレットにテストネット用ETH(Goeril ETH)が届くに混雑状況によっては、最大で数時間かかる場合があります。

以上で準備は完了です。テストネットの利用のガイドに進んでください。
なお、別の準備方法を参考までに下記のとおりです。

参考) 別のテストネット用ETHトークン入手方法

ブラウザの右上の「Argent X」ウォレットのボタンを押してウォレットを開きます。テストネット用ETH(Goeril ETH)を入手したいアドレスをコピーします。

Starknetテストネット用のETHを入手するウェブサイトに行きます。

https://faucet.goerli.starknet.io/

さきほどコピーしたArgent Xのアドレスを張り付け、「私はロボットではありません」のチェックボックスをクリックし、最後に「Send Request」をクリックします。

しばらくすると下記のような画面に変わり、少額のGoeliのETHが入力したアドレスに送付されます。

Argent Xウォレットを開き、右上のネットワークを「Goeli Testnet」に切り替えると、受け取ったETHを確認できます。

以上で準備は完了です。

テストネットの利用

zkLendのテストネット・サイトに行きます。

https://testnet.artemis.zklend.com/markets

1. 貸し出しをする

画面を下にスクロールし、Etherの「SUPPLY」ボタンをクリックします。

下のような画面が表示されます。貸し出しを行うETHの数量を入力し、「ENABLE & SUPPLY」ボタンをクリックし、ウォレットで承認(Approve)します。

他の取引も行うために、全ETHを貸し出すのではなく、「半分以下の数量」を貸し出すようにしてください。

2. 借り入れをする
次に借り入れを行います。Etherの「BORROW」ボタンをクリックします。

下のような画面が表示されます。借り入れを行うETHの数量を入力し、「BORROW」ボタンをクリックし、ウォレットで承認(Approve)します。

貸し出し、借り入れの実施状況は、画面上の「MY DASHBOARD」タブをクリックすると、確認できます。

3. 借り入れを返済する

「MY DASHBOARD」内で借り入れ状況を表示している箇所をクリックします。

下のような画面が表示されますので、「Repay」(返済)のタブをクリックします。

次に返済する数量を入力します。全額返済する場合は、「MAX」という文字をクリックしてください。最後に「REPAY」ボタンをクリックして、ウォレットで承認(Approve)します。

以上、zkLendの主な取引である「貸し出し」、「借り入れ」、「返済」を行いました。

4. チームへのフィードバック

最後に、テストネットを利用時のバグ、提案や感想などをフィードバックフォームに自由に記入してください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdwEK9qc1tSlxv2a30E0DhAA8FCLEcIoDGZmgSI4YnXHZthmg/viewform

以上でテストネットの基本的な利用は完了となります。

参考) 他のトークンでの取引

もし、ETH以外のトークンを使い、テストネットを利用したい場合、StarkswapなどDEXでDAIやUSDCなど他のトークンに交換してください。

Starkswap
https://www.starkswap.co/app/swap

各トークンのコントラクトアドレスは下記のとおりです。Argent Xウォレットに追加してください。

USDC:0x3a9095d0b5b91da678166c39313b5a2264e6d2032628bbff336230709c2de41

WBTC:0x194843441ab5c013bb2c66a26e2b519851a03032f3f5358d7cafd68c3c50132

USDT:0x5d09cc8547270f416112c7c2ead73bfa93df63dea3f16cc19d6a3b79d26463d

DAI:0x1d1394788d2140da93f2ed7033df2be586caff8142bd84d1d430eb7241e77d0

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