お金ブレーキ

おい!お札が夏目漱石やん!

From 高木 仁也

懇親会終わり,大阪へ向かう新幹線より、、、

今年最後と言っていた「あなたの成長を加速させる”キャリア戦略セミナー”」の開催で東京に行って、その後にみんなでご飯を食べて、終電があるからってことで急いで新幹線にのって大阪に帰っている途中です。

いや〜、楽しかった!セミナーも楽しかったけど(僕はほとんどなんにもせず、講師の小畑さんがめちゃくちゃ良いセミナーをしてくださった)、懇親会が楽しい。

セミナーに参加した学生と、色々と話をしたんだけどみんなそれぞれで色が濃くてイイね〜。キャラが濃いというか、それぞれみんなが自分の信念を持っているというか、大事にしていることがあるっていうのかな。そういうのって、めっちゃ良いよね。

そういう自分の中に大事にしているものは大事にし続けて欲しい。その価値観というか、信じているものってのは大事にしてほしいよね。もちろん、途中で変わることはあるとは思うんだけど、今の気持ちと言うか思っていることは純粋な気持ちだと思うから大事にするんやで。

色んな学生と話をしたから、いろんな事を話したいんだけど、あんまりたくさんの事を書くと、最終的に何を言ってるかわかんなくなっちゃうから、とりあえず一つ。

メンタルブロック

それは、僕自身も経験したというか、お金を稼ぐとか自分でビジネスをするって人にとってはめちゃくちゃ大きな障害というのかな?メンタルブロックっていうのかもしれないけど、人生を左右するくらいにデカイ事。

それを持っている人が居たから、その壊し方というか考え方をインストールできればなと思う。

その人は、自分で将来ビジネスをしたいって感じで、自分が救いたい人が居るっぽかったのね。誰が対象か?っていうと、子供なのね。

ビジネスをする上で子供を相手にするわけだけど、お金をとりたくないって話をしていた。ターゲットを子供じゃなくて、大人にするって事も考えたけど、そういうことはしたくないと。

誰かにお金を出資してもらって、その助けたい人を助けるか、それとも自分でお金を稼ぐ事業を作って、そこに投資するか、それともお金を取りたくない人からお金を頂いてビジネスをするか。。。

そういう感じで悩んでたっぽい。

それね、すげ〜わかるのよ。お金を持ってない人からお金をもらってビジネスすることに対して、ブレーキがかかる。これって、お金を貰うって行為に対して、めちゃくちゃブレーキがかかっている状態なのね。ただ、これをやっているといつまでたってもお金は稼げないし、救いたいと思っている人も救えないってのが僕の経験かな。

あ、子供からお金を奪えとか言ってるわけではないからね。

んで、自分のやりたいって事を否定しているわけでもない。でも、本当に助けたいって思うなら、一つの大きな事実を受け入れなければいけないと思うんだ。

お金は無限にある。っていう事実。

目の前の人からお金を頂いたとしても、それは相手から奪ったわけではない。っていう事実。
てか、きちんと商品を届けてお金を頂いていればむしろ相手が喜んで払ってくれる。逆に、無料とかそういうのでやっちゃうとお金を払っていたら助かってたけど、助からないみたいなこともある。

で、なんでこんな事を言うか?っていうと、僕は昔、就活のビジネスをしていた。自分の就職活動の内容をコンテンツにして販売したのね。面接のやり方とか、エントリーシートの書き方、質問の答え方とか、なんか色々作ったね。

未だにネット上に商品は残っているみたいなんだけど、商品画像がダサ過ぎでビビる。w

過去に僕が作った商品画像が、ダサいってことは置いておいて、僕の就活の商品を販売した話ね。

就活の時には、自分は受かる自信しかなかったし、色んな人に面接の秘訣とか、エントリーシートの書き方、グループディスカッション、自己分析など色んな事をやりまくった。

だから、ほとんど落ちることがなかった。んで、それはどこの企業でも通用したからメソッドにして販売したわけ。

もちろん、ビジネスだからお金を稼ぐって事が1つの目的なんだけど、商品を販売する時にメルマガ的な事もやってたから、商品をリリースした時に色んな人から問い合わせがあるのね。

「今、お金がないので譲ってください」
「内定が出たら、絶対にお金を払います!欲しいです、なんとかしてください!」
「人生かかっているので、ください」

みたいな事を言ってくる人がたっくさんいた。マジで毎日そういう問い合わせっていうか「譲ってください学生」がいたのね。

今考えると、価格設定をミスったなって思ってたんだけど、そういう問い合わせくるとあげたくなるじゃん?自分のビジネスのためとはいえ、就活で内定を勝ち取る方法を自分で作っているんだから、その人達に使ってもらって、内定をとってその後、自分の好きな会社で働いてほしいわけ。

そこに関しては、凄く思うのね。でも、お金がないから商品が買えないんですってめちゃくちゃメールくるの。1人1人に対してメールを返して、どうにか商品を買わなくても内定が出る方法はないか?と考えたんだけど、ないんだよね。

結局、商品を購入してもらって全部見ればわかるってことばっか。お金を払ってもらって、実践すれば成果が出るものを自分では作ってた。

だから、商品を買ってくれ!って事だったんだけど、就活生はお金がない。

そのお金の無い人に対して、商品を売る。ってことに対してかなりブレーキがあったのね。だってさ、就活で1番お金がかかる時期に、商品を売っているわけだからね。

しかも、全然お金を持ってない学生に対して。

いや〜当時は苦しかった。なんかね、自分で作った商品だからめちゃくちゃ良いと思っているのね。で、実際にやれば成果が出るように、内定が出るように、細かいことまで全部話をしているやつなのね。

だから、買ってやりさえすれば、内定は出る。ってくらいに頑張って作ってた動画だった。たぶんね、10時間くらいは喋ってたと思う。スライドを作って、それを読み上げているコンテンツだったんだけど、休みの日に必死に吹き込んでたのを覚えてる。自分で作ったってのもあるけど、いい商品だと思ったから、本当は無料でも良いから配りたいくらいだったさ。マジで受かると思ってたからね。

でも、無料で配ると誰も受からないんだよな〜。無料であげちゃうと誰もやらない。誰も実行しない。たとえ、お金がなくて、くれたら絶対にやります!後で払います!って人がいるけど、やらん。

僕が販売していた商品は、諭吉でいうと2人くらいだったんだけど、その商品をあまりにも困っている人がいたから、あげたの。

もう、お金はいいから、これで内定をとってくれって。

んで、内定がとれたら教えて欲しい。ってことで、商品をあげたんだけど、それ以来、音信不通。w

毎日、連絡をとって、相談に乗っていた人が急に商品を手に取った瞬間に音信不通。

それ以来、内定をもらったかどうかも、その人がどうなったのかも、商品を見てくれたのかさえわからん。

あれだけ「やります!」って行ってたのに、やる以前に見てないんじゃないか。って思ったね。

で、逆に商品を購入してくれた人からはメッセージあったのね。

「面接通りました!」
「全部動画だったので、わかりやすかったです!」
とか、ほんのすこしだけだったけど、購入してくれた人は面接に受かったり、していた。

お金を払った人はきちんと成果を出していた。

僕がきちんと販売をしたことによって、学生は成果を出してくれたって事。

でも、お金を払ってない人は成果出してない。
僕がきちんと販売せずに、無料で配ったせいでその人のチャンスというか、やる気をなくしたのかもしれない。

本来、売っていればその人は商品を実行して、内定を取れていたかもしれないけど、そもそも実行したかどうかもわからんから、どうしたもんかと。

でね、この時に思ったんだよ。

お金のブレーキを外さなきゃって。

僕はね、学生に対してお金を貰うってことに対して凄く罪悪感があった。お金の無い人からお金を奪っている気がして、凄く嫌だったのね。売れるのが嬉しいと同時に、それだけのお金を自分が奪っているとおもっちゃうんだよ。

商品は提供しているんだよ?自信たっぷりの、絶対に受かるぜ!って感じの商品を作って、提供をしているんだけど、お金をもらうってことに対して、お金を払ってもらうことに対して「奪っている」って感じちゃうわけ。

だから、本当にいい商品だ!って思っていても、お金を奪っちゃう。この学生からお金を貰うのはなんかダメかな?って思って、無料であげちゃったりしていた。ブレーキかけてたわけ。

けど、本当はきちんとお金をもらったほうが良いんだなって。それをするほうが相手の為になるんだなって思った。

自分で勝手にお金に対するブレーキをかけていたんだよ。お金を貰うことに対して、お金を払ってもらうことに対してブレーキがかかってた。

けどね、そのブレーキを取り外すことで、一気に変わった。

本当に商品を買ったほうが良い人には「これは、マジで買ったほうがいいです!」って言えるようになった。

それまでは、強く言えなかったんだけど、お金のブレーキがハズレてから、きちんと売らないといけないんだと気づいてからは、普通に売れるようになった。

ま、売れるようにはなったけど、僕のやってたビジネス自体が長期的に考えて伸びない。という判断になって、結局はやめちゃったんだけどね。

お金を手に入れると、ビジネスの場合は次は広告に投資をしていくわけだけど、その話はまた今度。

とにかく、お金のブレーキを外そう。

商品を提供してお金を頂くことは決して悪いことじゃない。お客さんが喜んでくれているのなら、それは自信を持って売らないと行けない。売る責任がある。

逆に、売ることに躊躇して、商品を販売しないことによって、救われない人が、世の中にはたくさんいるんだから。

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