なかなか行動できない人へ

From:清水 智也

「行動することが大事」っていうことは、あなたも耳にタコが出来るほど聞いてきたと思う。実際、成功している人を見ると、どこからそんなエネルギーが湧いてくるんだ!って思うほど、めちゃくちゃ行動してる…。

でも、全員が全員そんな行動出来るわけじゃない。もしあなたが、「これをしよう」と決めたら次の日からすぐに行動に移せるような、行動力のある人なら今日の記事は役に立たないかも知れない。

でも、そうじゃなくて、中々1歩目を踏み出せない人。もしあなたがそういうタイプなら、今日の記事は少しは役に立つと思う。

実際、僕は中々行動を起こせなかった1人だ。でも、あるきっかけで、少しは行動出来るようになったんじゃないかと思ってる。今日はその話をしようと思う。

大学4年生の僕を襲った大ピンチ!?

僕は、大学3年生の頃にダイレクト出版にアルバイトとして入社した。そこから、だいたい1年くらい経った頃だろうか。僕に大ピンチがやってきた。

何気ない会話の中の一言が、僕を窮地に追い込んだ…(大げさじゃなく、リアルにw)

「今度のセミナーのプラットフォームセリング、よろしくね」

プラットフォームセリングというのは、セミナーの参加者に対して、商品のプレゼンをして、その場で売るというもの。

そのプレゼンをやってね、と言われたわけだ。「えっ、ちょっと待って」と。w

そのセミナーは、中小企業の社長や個人事業主の人が50人近く来るもの。参加者のほとんどが、僕の父親よりも年上の人たちばかりだ。そんな人たちに対して、大学4年生の僕がプレゼンして、商品を売るなんて…。

しかもよりによって、その商品は50万円。そう。かなり高額なもの…。

自分には早すぎます…

僕の言い訳はこうだった。

「まだ、僕は1年くらいしかマーケティングを勉強していない。だから、こうやって人前で話して売るのは、早すぎます…」と。

ちなみに余談だけど、これは僕の心が叫んでいた声であって、実際に声に出したわけではない。ダイレクト出版では、こんな言い訳「いけるっしょ!」の一言で片付けられるのは、もう知っていたから…w

そこからは、憂鬱の日々だった。日に日にセミナーの当日が迫ってくる。想像するだけでめちゃくちゃ緊張した。

そんな時、当時僕の先輩だった西埜さんが、ある言葉を教えてくれた。西埜さんは、若い頃から活躍していて、セミナー経験も、おそらくダイレクト出版の中では一番多いんじゃないかという、ダイレクト出版のエースのような人だ。

そして、そんな西埜さんに教えてもらった言葉のおかげで、僕はその日から気持ちがかなり軽くなった。「やってやろう」と、すごく前向きな気持ちになれた。

その言葉がこれ。

Fake it, till you make it!

今やすごく有名な言葉になったから、もしかしたらあなたも聞いたことがあるかも知れない。日本語に直訳すると、「出来るようになるまでは、出来たフリをしてれば良いんだ」っていう意味。

ハーバードビジネススクールの准教授エイミー・カディーが、TED TALKで話しているのはすごく有名。もしあなたも時間があれば見てみて欲しい。

「自信が無いのは分かる。でも、誰だって一番最初は自信が無いのは当然。それを言い訳に何もしなかったら、いつまで経っても出来るようにはならない。
逆に、実際にやったことはなくても、「俺には出来る」って自分をごまかしてやっていれば、気づいた頃には出来るようになってるよ」

そう教えてくれた。僕はその言葉を信じて、その日から、「自分には出来る」と自分をごまかすようにした。そして当日も、「出来るフリ」をして、なんとかやり切ることができた。その50万円の商品も1つだけ売れた。

それからと言うもの、何かある度にこの言葉を思い出すようにしている。

この言葉のおかげで、色んなことにチャレンジ出来る

つい最近も、セミナー講師をさせてもらえるチャンスがあった。みっちり2日間、それまた中小企業の社長や個人事業主の方に向けて、セミナーをする。

これまでの僕なら、きっと「まだ僕には早いです」と言い訳をして断っていただろう。でも、この言葉が僕を動かしてくれた。

「出来るようになるまでは、出来るフリをしていれば良いんだ」そう思えるようになった。

気づけば、他のセミナーも合わせると、もう10回以上はセミナーの講師をしている。

まだまだ出来ないことだらけだが、僕には、この言葉がある。だから、また出来ないことにぶち当たったとしても、その時の自分には出来なくてもチャレンジ出来ると思う。チャレンジすれば、成功でも失敗でも、必ず次に繋がる。

最初の壁は高く感じるが、実は自分が思ってるほど高くない

だいたい行動出来ない人が立ち止まってしまうのは、それが初めてやることで、うまくいくかどうか分からないから。

一番最初にやる時は、それがめちゃくちゃ困難なことのように思えてしまう。

例えば、自転車。きっと今は誰でも無意識にでも乗れると思うけど、小さい頃、補助輪無しで乗ることがどれだけ困難なことだと思っていたか…。

一番最初に何かをする時に感じる壁ってのは、絶対に高く感じる。でも、それは後になって振り返ってみれば、実は大してそんなに高く無いことがほとんど。

だから、もしあなたが今、何かやろうとしていて中々行動出来ないのであれば、まずは最初の壁をどうやって越えるか、これがとても重要になってくる。

そして、最初の壁を越える時に、この言葉を思い出して欲しい。

「Fake it, till you make it」

出来るフリをしてれば、いずれ出来るようになってる。だから、出来ないと思っても、出来るフリをして、まずはやってみよう!

そうすれば、大抵の壁はあっさりと超えている。そして、気づけば出来るようになっている。

PS

ただし、今日の話は1つだけ注意がある。きっとあなたは大丈夫だと思うけど、この話をすると、ただ「自分には出来る」って、でまかせ言えば良いんでしょ、と勘違いしてしまう人がいる。

でも、それは少し違う。

「出来る」と言ったからには、出来るように必死に準備することが大事。例えば、僕も一番初め、プラットフォームセリングをする時、1時間弱のプレゼンだったが、何十回も練習した。

出来るフリをして、まずは「やる」と決める。やるって決めたら、それに向けて、全力で準備する。

これが大事だと思う。

まぁ、「出来る」って言った以上、本気で努力しないといけない状況が勝手にやってくるから、自然にやるようになるとは思うけどね。w