外国人と仕事をして気づいたこと
From:岡田 龍一郎
「面接めちゃくちゃ喋ったし盛り上がったのに、落とされた…」
という就活生は他にいませんか?
もしあなたがそうなら…きっとこの話はためになると思います。
では早速本題…
「あなたは会話をする時、結論から話していますか?」
さあ、どうでしょうか?胸を張って「イエス」でしょうか。それとも…
そんなことを頭に抱えながら読み進めてみてください…
20人以上の外国人と仕事した
前のブログで「新卒なのに異動しました~」みたいなことを書きましたがあれからもまた異動がありました。どんだけ~
異動先はカンタンにいうとアメリカの超大きな会社とダイレクト出版が共同で作った合同会社です。つい先月事業をスタートしました。やってることを話し始めると熱くなってそれだけで終わるのでカットします。
アメリカとの合同会社なので、もちろん相手はゴリゴリの外国人。ほぼ例外なくヒゲが生えてました。それにつられて僕もヒゲが生えました。
ダイレクト出版に外国人(アメリカ人にアイルランド人、スリランカ人にポーランド、フランス人と多種多様)がきて研修してくれたり、商品をリリースする前の日は半徹夜状態で頑張ったりと、リアルとWEB合わせて20人以上の外国人と立ち上げをしました。
これまた思い出を話し始めると熱くなってそれで終わっちゃうのでカットします。文化の違いをひしひしと肌で感じながらもいい経験でした。(え、全然要望聞いてくれないじゃん…え、めちゃくちゃ定時に帰るじゃん…え、めちゃくちゃユニバいくやん…めっちゃジャパン楽しむじゃん…)
外国人とのコミュニケーションで気づいたこと
もちろん相手は全員英語でくるので、こちらもフルスロットルの英語で対応します。チャットツール(slackってツールです)で英語でやりとりしたりするんですが、そこで大学入学時TOEIC270点だった僕は気づいたことがあります。
「アレ?俺いつの間に結論から話さなくなったんだ?」
と。
どういうことかというと、例えば「お客さんのリスト作って~」って頼みたいとき、
“ I tried to make a segment that……, but I can’t complete it. So I want you to make this…”
みたいな英語を使ってしまうわけです。その時に、「アレ?結論まで話長くね?」ってなってることに気付いてしまった。相手に伝えないといけないことは” I want you to make the segment that,,,” なのに、まあ相手からしたら余計な僕の努力が伝わってしまっているわけですね。
日本語だとあんまり気にしませんが、僕みたいなポンコツイングリッシュだと毎回推敲するわけです。「これで意味通じるかな~」的な。そこで気付きました。
” I can’t understand what you mean.”(トラウマ)
よくよく思い返せば、一緒に異動になった英語バリバリのお姉様イングリッシュは相手に一回で通じるのに、なぜか僕の英語が通じないことが多かった。使っている英語のレベルが違うかというとそうでもない。バリバリなのはバリバリなのだけれど。使っているのは僕と同じような、カンタンな文法の英語。違うといえば発音が綺麗かどうかくらいなので、「なんで俺の英語だけ伝わらんのじゃ!」って一人でよくキレてました。” I can’t understand what you mean.”って何回言われたかわかりません。
で、アドバイスもらった時に「あの人たちは丁寧に読まないし聞かないからどうして欲しいかだけ伝えたらいいよ」って言われてハッとさせられました。
就活時代とかは、特に「結論→理由or背景」みたいな順番で喋ることとかを意識していましたが、今冷静に思えば最近抜けているな~と。。。できていないわけではないですが、意識から抜けている、実際チャットツールを振り返ってみるといらん情報が先にきていることがしばしば。日本語だと推敲せずにそのままポンと送信してしまうことが多いので、なかなか気付けなかった。まあこの記事は自戒の念も込めて書いていたり。
そんなことを思いながら今後は”I can’t understand what you mean.”って言われないようにしていきます。(割とトラウマ)
話が長いだけのやつ
さて、話は戻って…
就活で、あなたの周りに「面接官とめちゃくちゃ喋ったし盛り上がったのに落とされた…」って言う人、いませんか?
僕の周りにもいたんですが、無駄に話が長い人はだいたいこれ。結論から話が始まれば同じ長さでも長く感じない。
どの目線やねんって感じですが話聞きながら、「で、要はなに?」とか「こういうことが言いたいんじゃろうなあ…」って思っちゃいます。就活時代、集団面接&グルディスの機会が何回もあって、そういう人たちはこぞって落ちてました。「(話なげえな…何ゆうてるかわからんわ。俺にはよ喋らせてくれ)」ってずっと思ってました。でも面接官はニコニコしてたりするので、ああいう人が「なんで落ちたのかわからない」って言ってるんだろうな~みたいな。
具体的になんじゃい、と言われると例えば
面「あなたの学生時代頑張ったことはなんですか?」
就「私は学生時代、テニスサークルに入っていて、そこでサークル長をしていて、そこではこんなことがあって、、、」
面「・・・」
みたいな感じです。もう2行目くらいから聞く気が起きない。これって結構怖くて。あんまり誰も指摘してくれない。「あー話長いわ。」って言ってくれる人がいればいいんですが。この習慣はなかなか抜けなくって。ついこの間も広告関係の会社から電話がかかってきて、
広「弊社はこのようなサービスを提供しておりまして、こんな機能があって、こんな機能があって、、、(もう僕は聞いてない、今日の晩ご飯なに作ろうかなとか考えてる)、、、いかがでしょうか?」
っていう営業があったんですよ。全っ然頭に入ってこない。どんないいことがあるの?それはいくらなの?どんな費用対効果があるの?何も頭に入ってきません。
「あー現時点で必要としてないですね、必要になったらこちらから連絡しますー」
ってあしらおうとしたら
「本当にいいんですか?このサービスはとっても人気で必要だと思いますよ?他の企業さんはもう取り入れてます。いいんですか?」
という謎のクロージングがありました。「ファイナルアンサー?」と言わんばかりの勢いでした。(ちゃんと後でHPみて調べましたがやっぱり必要なかった)
もし本当にいいものを売っていたとしても、結論から話さないだけでもったいないことになってしまうんだなと思いました。職業柄、細かすぎるのかもしれません。さて、
今日から使える!たった1つのto do アクション
就活とか、仕事とか、会議とか、そういう場面で自分が喋る時があったらこう心に問いかけてみましょう。
「結論はなに?」
たったこれだけです!One thing。今日はこれだけ覚えればハッピーです。あとのことは忘れてもいいです。
*これを普段の会話で強要するのは何か大切なものを失いそうなのでオススメしません
P.S
インターン随時募集中です。
筋肉ゴリゴリの採用リーダーが迎えてくれます。僕もインターン中に行われる広告レビューに基本出ているのであなたにお会いできるのを楽しみにしてます^^
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P.P.S
「レスポンスチャンネル」っていうダイレクト出版のマーケティング事業部がやっているチャンネルがあるんですけど、これめっちゃ面白いんでオススメです。社長の小川さんの真面目モードな話が聞けるので(時々ふざけてるけど)お風呂入りながらでも見てください。「こういう人が社長なのか〜」って思ってくれたら嬉しいです。(シンプルにマーケティングの勉強になる)
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