自分のことを優秀だと思え!

清水智也
Direct NOW!
Published in
4 min readDec 27, 2018

From:清水 智也

ちょっと前、実家に帰った時にテレビでニュースを見ていたら、とある政治家がこんなことを言っていた。

「僕みたいな無能な人間にはそんな仕事、務まりませんよ。」

普段テレビをほとんど見ないので、今回もしっかり見ていたわけではない。前後の流れをほとんど聞いていないので、どういう仕事をやろうとしていたのか、その人がどういうことをしている人間なのかは、全く知らない。

でも、これを聞いた時に、なんかすごく違和感を感じたんだよね。と同時に、「これは気を付けないといけないな」と改めて思ったことがある。なので、今日はそれをあなたにシェアしようと思う。

それは、、、

人は必ずセルフイメージ通りの人間になる

ということ。これは確か、アメリカで億万長者を大量に生み出して、マーケティング界隈ではとっても有名な、ダン・ケネディという男が言っていた。

人は、自分で思った通りの人間になるんだそうだ。ビジネスで成功している人たちは、みんなセルフイメージが高い。一方で、いつまで経っても成功出来ない人たちは、セルフイメージが低い。確か、そんな話があった。

じゃあ、冒頭の政治家の話に戻って、、、

「僕みたいな無能な人間にはそんな仕事、務まりませんよ。」と公然と言ったこの人のセルフイメージは、どんなものだろう?高いか、低いか。

きっとこの人は、自分のセルフイメージがとても低いんじゃないかな。

もしかしたらこの人は、謙遜のつもりで、こういう言葉を無意識に使っていたのかも知れない。面白いことに、日本人は、アメリカ人に比べて、こうやって謙遜する人の割合がとても高いそうだ。確かに、日本では謙遜することがどこか「礼儀」のような習わしがある気もする。

もちろん、謙遜することは悪いことではないし、礼儀は、日本人が世界に誇るべき習わしだとは思うんだけど、、、これは同時に、とっても危険なことでもある。

自分が発する言葉で、セルフイメージが出来上がっていく

そう。自分が発した言葉が、無意識のうちに自分に定着していって、いつの間にか、それが自分のセルフイメージになってしまう。

「無能な人間です」「僕には出来ません」「僕より優秀な人が他にもいます」

こう言う言葉を頻繁に使う人、あなたの周りにも1人や2人はいるんじゃないかな。もしかしたら、あなたもこういう言葉を使ったことがあるかも知れない。

でも、こんな言葉ばかりを使っていたら、最初は謙遜のつもりで使っていても、いつの間にかあなたは、自分で自分を「無能な人間だ」と、プログラミングしていってしまう。

そして、ダン・ケネディによると、(ここがポイントなんだけど)そのセルフイメージを守るために、「無能な人間らしく」行動するようになるんだって。無能な人間とばかり仲良くなって、無能な人間がやるような行動をして、いつの間にか本当に無能な人間になってしまう。

セルフイメージが行動を生み出す

一方で、高いセルフイメージを持っている人は、そのセルフイメージ通りに行動するようになる。

「自分は優秀だ」というセルフイメージを持っていれば、そのセルフイメージを守るために、「優秀な人間らしく」行動するようになる。

優秀な人と接するようになるし、優秀な人が読む本を読むようになる。優秀な人がやっていることをやるようになる。

すると、そのセルフイメージ通りに能力がついていって、いつしか、周りの人から「優秀だ」「成功している」と言われるようになる。

自分が話す言葉は自分が思っている以上に、無意識の自分に影響を与える。これを常に意識しておかなければいけない。

自分で、自分のセルフイメージを上げよう!

今日、このブログで伝えたかったこと。それは、「自分で自分のセルフイメージをあげよう」と言うこと。そして、自分のセルフイメージを「優秀な人間だ」と保ち続けること。

そのために、自分が発する言葉1つ1つに注意を払って欲しい。もし、セルフイメージを下げるような言葉を使っていたら、それはとっても危険だ。

ついつい(特に日本人は)「いえ、僕は大したことないです…」とか、「私には無理です」という言葉を、安易に使ってしまう。

これが癖になると、あなたはこれからの人生で、何千回、何万回と自分にこの言葉を浴びせることになる。この言葉が、あなたを成功から遠ざけてしまう。ぜひ、自分に投げかける言葉を意識してみて欲しい。

PS

ちなみに、、、これは別に、みんなの前で「俺は優秀だ!」と言って回れということではないよ。

--

--