100kmマラソン走った理由は、、、

Fukuto Takagi
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Published in
4 min readOct 25, 2017

この前、100kmマラソンを走ってきたのですが、

「なんで100kmマラソンなんて走るん?そんな走って何が楽しいん?」

的なことを兄のJinyaから言われたことがある。

普通に考えて、めちゃくちゃしんどいって、わかりきってる100kmをなんでわざわざ走るのか?

そんなにマラソンが好きなわけでもない僕がなぜ、、、?

答えは簡単。

できるかできないかわからないことにチャレンジするのが好きだから

それだけです。

変な体質なのか、僕は、できるかできないかわからないことにチャレンジすることにとても興奮を覚える。
特に、周りからは絶対できひんやろ!なんてことを言われるとなおさら興奮する。

「絶対達成してやろう」

って思うし、それを達成した時の感じがたまらない。

だから今回も100kmマラソンと聞いたときに、とても興奮してしまい、参加を決めました。

世界一周を途中でやめたのも、それが理由

僕は去年1年間休学をして世界一周に行ってました。
行った理由は、死ぬまでに行きたかった夢だったから。ってのが一番だけど、実は自分の中ではとてもチャレンジングなことだったからでもある。

言葉も通じない、人も全く知らない世界に一人で足を踏み入れる。
色んなハプニングが起こる中、それらを解決していく。
そして、出会った人となんとかコミニュケーションをとって仲良くなって、次の目的地へとたどり着く。

RPGゲームみたいな大冒険感に当時の僕は興奮していた。(ちなみにゲームは全然好きじゃないです。)

が、、、、2ヶ月くらいが過ぎた時、ふと我に返る。

「やばい、旅が面白くない」

いろんな景色を見すぎて、どこに行っても感動しなくなる、いわゆる旅慣れになってしまったのもあったけど、旅自体にチャレンジングな感覚を感じなくなってしまった。 (そもそも旅にそういうことを求めてはいけないのかもしれないけど)

さらには、南米に行っていたため、英語を使う機会もめちゃくちゃ少なくなっていた。なので、1ヶ月間の留学で培った自分の英語力がみるみる落ちていくことも、感じるようになっていた。

「おれ、何やってんだろ。」

夢だった世界一周。
だれもが一度は憧れる(であろう)世界一周をしていた僕は、途中で自己嫌悪に陥ってしまった。

というか、遊んでばかりいた自分が衰えていくのが怖かったのかもしれない。
あのまま旅を続けたときの、数ヶ月後の自分が怖かったのかもしれない。

世界一周をした。といえば聞こえが良いし、「凄い。」って周りからは言われる。だからその時は気持ち良いかもしれない。

でも、実際旅をしていた僕は、腐りかけていた。
周りからは凄いと言われるけど、実際自分はなんもすごいことなんてしていない。

そのギャップが自分にはきつかった。

だから正直やめたかった。そしてもっと自分が成長しそうなチャレンジングなことをしたくなっていた。
でも、世界一周してきます!と周りにも言っていたので、途中で辞めるのもめちゃくちゃ嫌だった。
一度言ったことに対して、途中でケツを割ることがどうしてもできなかった。

そんな時、朗報が届いた。

「後期の休学申請が下りない。日本に帰ってこい。」

との連絡が親から入ってきた。
南米のアルゼンチンにいるときだった。

普通なら、なんで一回日本に帰らなあかんねん!
飛行機代でめっちゃ金かかるやん!って思うところだけど、

僕は内心、嬉しかった。

ちょっとした口実が作れるというか、世界一周を中断するきっかけがそこでできたから。

そして、僕は日本に帰って、残りの半年をもう一度アメリカに行って英語を磨き直すことに決めた。

インターンとかも色々あって、実際に受かっていた企業もあったけど、
将来性を考えると、アメリカに行って英語を学ぶのが一番自分にとって良い投資でチャレンジングになる。と当時の僕は思ったので、アメリカに留学に行くことに決めた。

そのあと、アメリカでは色々苦労があったけど、一番成長できた期間だったし、振り返ればラクな道を選ばなくてよかったと思った。

チャレンジすることはしんどいことも辛いことも多いけど、その分、終わった後は達成感とか充実感が凄い。それが楽しい。

P.S.
世界一周を途中でやめた。その理由は、途中からチャレンジングじゃなくなってきたから。全然成長しないと思ったから。なんてことを言うと、ほとんどの人に理解してもらえないです。w なので普段はこういう話をしません。w

P.P.S.
世界一周するなら、大きめの目標を持ちながらやることをおすすめします。

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