インドネシア — 圧倒的な経済成長と美しい多様性の国

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ASEANの雄をはじめて訪問しました

Photo by Bayu Syaits on Unsplash

今回Running Remoteというリモートワークカンファレンスでインドネシアを弊社ボーイズ3人で訪問しました。

ジャカルタ出身のエンジニア、弊社Krishnaのご家族にも会えてとても嬉しかったです。

初ジャカルタの所感

  • 人口1300万人で圧倒的経済成長中。東京は勢いで負けていると感じました。
  • 東南アジア版Uber=GrabTaxiで空港からFIX2000円。安いです。
  • GrabとそのライバルGoJekがバイクの二人乗りライドシェアサービスを展開。添付ビデオの通り、街中を縦横無尽に走り回っています。雨の日は危険そうですが。
  • ユニクロは街中にあります。人口成長率からしたらターゲットにしないとまずいですよね。
  • トヨタも国内で圧倒的なシェアを誇っています。
  • 大きなショッピングモールが街の至る所にあります。気候が蒸し暑いので、集客には涼しいモールが一番です。
  • オランダ植民地時代300年の名残か、西洋語とのMIXも言葉に多いです。Taksi=Taxi、Polisi=Policeなど。
  • 新卒給与5万円、1人暮らし物件予算2万円だそうです。

Tech 業界の情報など

  • Grab(マレーシア拠点で東南アジアをカバーするのUber競合)がDashboardでマルチ展開。CarShare, BikeShare, FoodDelivery, Logistics,月額定額課金、公共交通料金支払い、旅行や劇場のチケットセールス、Payment(OVO)にも進出している。=> Uberは諦めて撤退済。
  • インドネシア最大のユニコーン企業はGoJek。CarShareはやらず、BikeShare、FoodDeliveryなどでシェアを伸ばしている。インドネシア株式市場は制限がきつく、なかなかIPOできない。
    https://www.go-jek.com/
  • その他の大きなユニコーン企業はTraveloka(Hotel/交通Booking)、Tokopedia(E-Commerce)。
    https://www.traveloka.com/en/
    https://www.tokopedia.com/
  • 一般タクシー市場はBlueBirdがトップ。Grabに対抗して配車アプリをプロモ中。
  • Ovo/GoPay/Danaなどペイメントアプリが激しく戦っており、カフェで50%キャッシュバックをつけるなど、インセンティブを販促費として負担してユーザーを伸ばそうとしている。確かに市場は巨大。
  • イスラム圏なので政府のコンテンツの取り締まりは厳しく、TikTok/Tumblr/Vemeoはアダルトまがいのコンテンツがたまにあるのでブロックされている。
  • 若者はInstagram/Facebookを使っている。Instagram Storiesはここでも人気。Twitterはそんなにメジャーじゃない。
  • 楽天が進出していたが撤退済み。他方でSoftbankをはじめ日本企業はVCとして積極投資中。やはり市場として2.5億人は大きい。
  • 民族が20種類あり、街を歩いていてもかなり顔つきが違います。結婚ひとつ取っても20民族によって全く違うとのこと。政府も多様性と共生をうたっており、日本のインターネット企業が自分たちでなかなか進出できなかったのも、この多様性が難易度高いと思います。
  • エンジニアのコミュニティは小さい。Jakartaだと人件費が高いので、Jog Jakartaでリモートチームを構えるスタートアップも多い。前述のGoJekも、開発の拠点をインドに構えている。ローカルでGoJekのバックエンド開発を支えるのは無理。
  • 携帯のシェアは95%Andoroid。まだPCでのインターネット市場が強い。インドネシア製のスマホはない。中国製のOppo/Vivo/Xiaomiと、Samsung/Appleなどがメインプレーヤー。Nokiaのガラケーも一定層に売れている。
  • JKT48の劇場は盛況。CDを買うと握手会に参加できる。
  • ヒジャブの女子高生達はJKTと同じビルに入るK-POPアイドルのSM Entertianmentのグッズ販売に群がる。SHINeeなどが所属し、ジャニーズ事務所のようです。
  • 女性のヒジャブ率は60–70%。ヒジャブでない女性はキリスト教など非イスラム系。ヒジャブはイスラム圏の女性が頭を隠すスカーフ。
  • イスラム圏なのでお見合い結婚は多い。公共の場で手を繋いだりハグはできるが、キスは宗教慣例上良くない。
  • Tinder系の出会い系アプリは流行っていない。その代わり、Facebook ChatGroupで彼女を探すことはある。

飲食・フード業界情報

  • 日本食は人気で、ジャカルタ中心部には店舗も多いです。
  • ラーメンも人気があるものの、宗教上豚骨が食べられないので、うどんや油そばだと安心して食べられるそうです。
  • はなまるうどん、綺麗な店舗が出ていましたが、札幌味噌ラーメンに替わる札幌味噌うどんがプロモーションされていました。一つのローカル化された日本食でいいですね。
  • インドネシア国内線昨日乗りましたが、HokBenというほか弁的な機内食で、Teriyaki Beef or Teriyaki Chicken?とスチュワーデスさんに聞かれました。中身はインドネシア風なのですが、BentoBoxが流行っているのはフランスだけじゃない事がわかって嬉しかったです。
  • マクドナルドには現地化されたライスメニューがあります。さすがですね。
  • トラジャコーヒーの産地でもあるので、カフェ文化が盛んで、サンマルクカフェ・星野珈琲・モスバーガーなどが進出しています。個人的にはアルコールが飲めないイスラム教の影響で、夜の時間つぶしにカフェ人気が高まっている感じがします。
  • 昨日からバリ島に来ていますが、当地ではヒンズー教なので、聖なる存在の牛は食べません。その代わりイスラム教ではNGな豚は食べられます。この国内宗教多様性もインドネシアの特徴ですね。

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