「データウェアハウスモデリング勉強会」を開催しました

Satoshi Nagayasu
Data Practitioner Musings
3 min readMar 15, 2019

データウェアハウスモデリング勉強会を開催しました

3月7日(木)に「データウェアハウスモデリング勉強会」を開催しました。

データ分析を理解する。データウェアハウスモデリング入門 — connpass

この勉強会は、データウェアハウスを開発する際にもっとも基本的なデータモデルとなる「ディメンショナルデータモデル」について、その基礎を学びながら実際に手を動かしてモデリングをしてみよう、という目的で開催されました。

今回は「ディメンショナルモデルとは何か、なぜ必要なのか、なぜ今なのか」ということをお話させていただいた後、オンライン系データベースのデータモデルを元に、分析用のディメンショナルデータモデルを設計する、というワークを行いました。

アジェンダは以下です。

・はじめに
・なぜ、今「データウェアハウスモデリング」なのか?
・「ディメンショナルモデル」とは
・モデリングワーク準備:オンライン系データモデル
・モデリングワーク1:ファクトとディメンジョンの設計
・モデリングワーク2:ディメンジョンの拡張
・宿題
・まとめ

使った資料は以下で公開しています。

データウェアハウスモデリング入門(ダイジェスト版)(事前公開版)

(なお、資料中に掲載されているER図とテーブル定義の資料に一部齟齬がありますので、ご注意ください)

当日はスタッフを含めて30名弱の参加者で、グループワークあり、ディスカッションありの和気あいあいとした雰囲気での勉強会となりました。

参加してくださった皆さま、ありがとうございました。

アンケート結果

参加者の皆さんに頂いたアンケートの結果を集計しましたので、少しご紹介します。(N=23)

参加者の皆さんが担当している業務は、もっとも多かったのがデータベースエンジニアで、続いてコンサルタント、アプリ開発、データマネジメント、となりました。

満足度については、おおむね満足していただけたようです。

資料と運営に一部満足いただけなかったところがあったようですが、資料については

「ワークで使うER図とテーブル定義の情報に齟齬があって、若干の混乱を招いた」

という点、運営については

「思った以上に参加者が多くなって部屋が狭くなってしまったのと、最初の準備に少し時間がかかってしまった」

という点があったのかな、と認識しています。この辺りは今後改善していければと思っています。

今後について

今回、イントロ的な勉強会を開催させていただきましたが、比較的好評だったようですし、ディスカッションなどでも設計についてもっと掘り下げて学びたい、考えてみたい、という声を伺いました。

また、今回はキャンセル待ちとなってしまって参加したくてもできなかった方もおられました。

そのような状況も踏まえて、今後も「今回の内容で再度開催」や「もっと掘り下げた内容」を継続的に行っていきたいと思っています。

今後のご案内は、主に以下のグループに行われると思いますので、興味のある方はぜひご参加いただければと思います。

ClubDBⅡ — メンバー一覧 — connpass

では、また。

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Satoshi Nagayasu
Data Practitioner Musings

An OpenSource, Database and Data Center Engineer. A Coffee addicted Geek. Co-founder at Uptime Technologies, LLC. http://t.co/GFu7oJKjWG