就活体験記vol.6 就活を通じて「等身大の自分」を認めてもらった話

Taiki Arai
TOHOKUCAREER
Published in
4 min readNov 17, 2017

“積極的に動く”が導いた 自分だけの道

総合デザインIT会社に内定をもらった東北学院大学教養学部の菅原詢さん。1年次から様々な学生団体に所属して積極的に活動し、3年次には自分でプロジェクトを起こしました。今では、TOHOKUCAREERの運営メンバーにも携わり、後輩の就活をサポートしています。そんな彼が、どのようにして就活を進めていったか聞いてみました。

名前:菅原詢

大学:東北学院大学教養学部

内定先:総合デザインIT会社

— — 菅原さんは大学時代、どういう活動をしていましたか?

様々な学生団体に所属していました。笑

面白いことに関してはとりあえず首を突っ込んだ結果、仙台の学生には結構知られるようになりましたね。中でも一番印象に残っている活動は、大学3年に熊本に行ったことです。

東日本大震災のボランティアによく参加していた僕にとって、2016年4月に熊本で起きた大地震は非常に衝撃的でした。「自分に何かできることはないか。」と考え尽くした結果、熊本に直接ボランティアに参加するのが一番早いと思いました。ただ、「普通に行っても仕方ない。せっかく熊本まで行くのだから、付加価値をつけて記憶と記録に残るプロジェクトにしたい!」と思い、当時マイブームだったカメラで撮ってきた写真を加工し、それを仙台から熊本まで南下して行く道中で売って、義援金を自分で集めながら行ってみようと思い実行しました。ただ、取り組んでいく中で、路上で売る写真が全く売れなかったり、ヒッチハイクで車に乗るのは容易だったが、車の中で催す睡魔が日に日に強くなったりと困難はたくさんありましたね。それでも、やりきれたことは自分の経験上とても大きなざいさんとなりました。

— — 人一倍色濃い経験をしてきたんですね。そんな菅原さんの就活について教えてください。

3年の秋頃から始めました。最初の方は、Facebookや就活サイトで就活対策セミナーや社会人座談会などのイベントにできる限り参加しましたね。たくさん参加したことで、視野が広がり興味が増えていったことはとてもよかったです。実際、志望していた業界も、人材・飲食業・IT・総合商社など幅広く見ていました。

その一方で、自分の価値観や企業を決める上での軸が明確に定まっていなかったため、企業選択にはとても迷っていたんですよ。内定先は4つほどいただいたものの、7月時点でも決めきれませんでした。

— — 内定先を決めた要因は何でしょうか?

シンプルに「人」ですね。内定先は、2005年に代表が起業した会社なのですが、総合デザインカンパニーとしてこれから期待 されている企業の1つです。

就活生が何万といる中で、普通の学生ではなく、「菅原詢」と仕事がしたいという熱い思いを企業側から言ってくれました。それを踏まえ、僕もこの会社なら多くの出会いと挑戦が恵まれていると思い、承諾しました。正直なところ、スキルもなく何もわからないですが、4月から内定先で働くのがすごく楽しみです。

— — 後輩に一言お願いします。

これから就活が始まるみなさんも、選択できる企業は何万も存在し、ゴールはなかなか見えないと思います。でも、諦めずにひたむきに行動することで、必ず自分にとっての、自分だけのゴールが見えてきます。応援してます頑張ってください!!

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Taiki Arai
TOHOKUCAREER

東北大学5年。福井県鯖江市出身。TOHOKUCAREERの責任者をやっています。