【WISE企画「地域を支えるを仕事にする」】お茶の井ケ田株式会社

Taiki Arai
TOHOKUCAREER
Published in
3 min readNov 15, 2017
エスパル2Fの展示より

お茶を見る、食べる、愉しむ

「大学卒業後は東北に残って仕事がしたいものの、どんな企業があるか分からない」と現3年生からよく聞かれます。

10月にWork-style Information by Student’s Eye(以下:WISE)企画があり僕も参加したのですが、「せっかく仙台で働いている社員の方々と会えるのに、3年生が参加しないのはもったいない」と感じました。ただ、もしかすると「参加するためのきっかけ」がないのでは?と思い、WISE企画イベント第二弾「地域を支えるを仕事にする」に登壇される企業様に取材を行ってきました。

(11月の詳細はこちらです)

今回は、お茶の井ケ田株式会社代表取締役の井ケ田健一さんです。

— — 本日はよろしくお願いします。はじめに、会社についてお話していただいてもよろしいでしょうか?

大正9年創業以来、お茶をメインの事業として扱っています。お茶自体は800年前から飲まれているんですよ。当初は上流階級の人たちだけが飲めるものだったのですが、200年前あたりから庶民にも普及していきました。ただ、近年ではコーヒーや紅茶、ジュースなど人々が飲む物も多種多様になり、急須にお茶っぱを入れ、お茶を飲んでもらう機会は減ってきていますね。

— — お茶の文化が鎌倉時代から続いているのは知りませんでした。ただ、僕も日常生活の中でお茶を飲む機会が減っていますね。そんな中、何か別の取り組み等されているのでしょうか。

はい。再び家庭の中でお茶を飲む文化を作っていくのは正直難しいと思います。そこで、秋保ヴィレッジ・アグリエの森をオープンし、で地元の農産物や加工品の販売、農業体験などを通じて日本の食文化を守り伝える取り組みを実施しています。この取り組みもあって、仙台「四方よし」企業大賞に選んでいただくことができました。(※「四方よし」とは、「売り手よし」「買いてよし」「世間よし」の「三方よし」に、「働き手よし」を加えた考え方です。)

取り組んだ当初は成功するかどうか不安でしたが、なんとか形にすることができ、結果として地域に貢献していると私自身感じています。

— — イベント当日、どういった学生と会いたいでしょうか?

仙台で働くことを選択肢に入れている学生や、これから就職活動を始めようかと考えている学生と会いたいです。会社説明会とは違うので、学生がどういう想いで就職活動をしているのか、将来どういう仕事に就きたいかなど、ざっくばらんに話したいですね。

— — 雑記

取材が終わった後、さっそくエスパル東館に行って生チョコタルトと3種類のタルトを購入しました。(お店を見つけるのに20分かかりました…笑)

友達複数人と食べたのですが、とても美味しくいただけました。

僕自身としても、何らかの縁がきっかけでまた1つ仙台のことについて知れてとても良い時間を過ごすことができました。

イベントの詳細はこちらです。

--

--

Taiki Arai
TOHOKUCAREER

東北大学5年。福井県鯖江市出身。TOHOKUCAREERの責任者をやっています。