Sketchでベクターを拡縮してもズレない方法【追記アリ】
ベクターのためにIllustratorを開く日々からおさらば
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問題点
Sketchはフォトショップやイラストレーターに比べてベクター周りの操作で少し不便なことがあります。
その1つが、ベクターを拡縮するとズレるという現象です。
これが原因で、ベクターデータやパスを触る時はSketchではなくillustratorで作業する、という方もいるのではないでしょうか。
この現象の解決をSketch上で解決する3つの方法を紹介します。
方法①:コピー&ペーストしてから拡縮する
単純ですが、シンプルなベクターであれば意外にこれで直ることも多いです。ただ、複雑なパスやパーツが多いものは、何度コピペしても直りません。
方法②:ピクセルスナップをOFFにして拡縮する
Sketchは、ピクセルスナップが自動的にONになっています。これをOFFにすると、壊れなくなることがあります。
パスを開いた状態でインスペクタを見ると、デフォルトで”Round to full pixels edges”になっています。これを ”Don’t round to nearest pixels” に変えましょう。Round: none と表示されたらOKです。
この設定は以降の作業時にも保存されています。
一応公式ではこの方法が推奨されているようなのですが、これでも完璧ではないようで、結構壊れます。
方法③:二重にグルーピングして拡縮する
個人的にはこれが本命。
1も2も完璧な方法ではありませんが、これは完璧な方法です。
何故かはよく分かりませんが、二重にグルーピングしてから拡縮すると、全く壊れません。
どうにも裏技感がありますが、手で拡縮する時だけでなく、Autolayoutでリサイズされる時にも効果があるので、とても助かっていますね。
上図のように、ピクセルスナップでは解決しないこともあるので、個人的にはいつも二重にグルーピングしています。
もしより良い方法があれば、コメントなどで教えていただけると嬉しいです👍
【追記】方法④:Scaleを使って拡縮する
Twitterでコメントをいただきました。ありがとうございます!
Scaleを使って拡縮すると、グルーピングを二重にしなくても壊れません。一度に複数のベクターをリサイズする時には、こちらが便利ですね。何よりスマートな感じがします。笑
積極的に使っていこうと思います。
ちなみにScaleのショートカットは “ ⌘ + K ”です。