人と繋がるために名刺をやめた

Yuhei FUJITA
devinker
Published in
3 min readNov 25, 2018

日本ではまだまだ使われている名刺、実は最近自分の名刺を作らなくなった。

Photo by Anomaly on Unsplash

名刺とデジタルは相性が良くない

名刺を受け取ったときに一番困るのが、その管理方法。

もらった名刺は雑に扱うのは失礼だし、増えると管理も面倒。個人情報の塊なので、処分も気を使ってしまう。

それはまだいいとして、そこに載っている情報を使うのはスマホやパソコンといったデジタルデバイスだ

これがとにかく面倒で、あとで取り込んで情報を整理するのは億劫になってしまう。最近では便利なスキャナアプリもあるが、どうしても修正の手間はかかる。

名刺交換≠つながり

よく勘違いするのが、「名刺交換を行った相手とはつながりを持った」と思い込むことだ。

上でも書いたように、名刺の管理は面倒だし、なるべくやりたくない。しかも、そこに書かれている情報は電話番号やメールアドレスが多い。最近であればSNSのアカウントを書いている人も多いが、あくまで個人で活動している人くらいだ。

これが仕事のつながりであれば必然性もありつながりを持つことになるだろうが、個人的な場合は今どきメールで「先日はありがとうございました」なんてやり取りはやろうと思わない。

結局、名刺交換したからまたいつか連絡を取ろうくらいの気持ちで、そのまま疎遠になることがほとんどだ。

その場でSNSでつながる

そんなこともあって、僕は誰かと会ってつながりを持ちたいときは、必ずその場でSNSで繋がることにした。

LINEやMessengerなどのチャットツールでもなく、SNSだ。

なぜSNSかというと、相手とコミュニケーションを取ろうとしなくても相手の活動が普段から目に入ってくるからだ。それが結果としてお互いに交流するきっかけにもなるし、つながりを維持できる。

僕はこれが一番つながりを維持できる方法だと思う。

特に直接会うことが難しい相手ほど、SNSという「自然と集まる共通の場所」を作っておくことは大切だと思う。

名刺のあり方を変える

そんな僕が今作っているのは名刺だ。

今までと言っていることが真逆に聞こえるかと思うが、名刺の使い方を変えて名刺の良さは活用していきたい。

僕の目指す名刺とは、使い切りの名刺だ。

そこには今までのようなプロフィールみたいな細かい情報は載せず、ただ名前とSNSのアカウント情報を載せるだけ。

そのアカウント情報もQRコードみたいにスマホですぐに読み取ってフォローできる情報だ。フォローしてしまえばもう役目は終了、そんな名刺を作ろうと思っている。やはりIDを書くよりこっちのほうが楽だ。

なぜわざわざ名刺にするかというと、やはり名刺という文化はまだまだ残っていくだろうということと、さっと出してそのまま相手にあげてしまえる手軽さだ。

スマホでQRコードを表示させてもいいが、人数が多かったりすると面倒だ。

これから、名刺のあり方を自分の中で変えていきたい。

--

--

Yuhei FUJITA
devinker

プログラミングを勉強しつつフィルムカメラにハマっています