平成31年4月1日は僕にとって思い出深い1日だった
ついに今日、僕にとってとても長かった学生生活が終わり、これから長く続く社会人生活が始まった。
25年間という学生生活が終わる
今日を迎えると同時に、25年間続いてきた「学生生活」が、幕を閉じた。
しかし、本当なら3年ほど前に終る予定だった。
僕は高校卒業後、大学で物理学を専攻していた。しかし、2年ほど経ったころ、「本当に自分がしたいことはこれなのか?」と思うようになり、それから約1年後、大学を辞めることを決め、1年間の休学のような生活の末に大学を中退した。
その1年間、独学でプログラミングを勉強し、就職のことも考えて専門学校に入り直すことにした。
正直、これが最適解だったかというと、自信を持って首を縦に振ることは出来ない。でも、今の現状には満足している。
大学の中退を決めてからの4年間(特に最初の1年間)、自分と改めて向かい合って、自分の将来について考え直した。
そして見えてきた将来や、将来に大きく関わるであろう人との出会いなど、学生生活の終盤は僕にって、かなり密度の高いものになったと思う。
そんな学生生活もついに終りを迎えた。
悔いがないかと言われるとなんとも言えないが、それでも満足できた学生生活だった。
社会人生活の始まり
そして今日、ついに社会人生活としての第一歩を踏み出した、入社式だ。
僕が入社したのは、東京にあるIT企業だ。
そこは2017年に知ってインターンシップに行ってから、ずっと「ここで働きたい」と思い続けていた会社だ。
まさか2年近く前から第一志望だった企業に、とても良い形で入社できるとは、当時は思いもしなかった。
この縁をもたらしてくれた人たちには、何かしらの形でお礼がしたい。
これから何十年も続く社会人生活は、どうなっていくかわからない。
転職するかもしれないし、独立するかもしれない、それは自分にもわからない。
それでも最初の就職先というのは、これから先に大きく関わってくると思う。
そんな1社目を、自分の思い描いていたものにできて、本当に良かった。
不安なこともないとは言えないが、それ以上にこれから始まる新生活が楽しみだ。
入社式でも話したが、探究心を忘れず、パワフルに生きていきたい。
新元号「令和」
僕たちが入社式を行っている中、日本中にとって大きな出来事である「新元号の発表」も、今日行われた。
まさか、僕の社会人生活の始まりと同じ日になるとは、思いもよらなかった。
新元号の「令和」が発表されたのは、ちょうど入社式後の食事会の最中だった。
みんな気になって、スマホでライブ配信を見ていた。
新元号の発表をスマホで見る(しかもニコ生だった)というのは、いかにも生成っぽい。
入社式当日に、入社先の役員たちと、ニコ生で新元号の発表を見るなんて、世界広しと言えどなかなか出来ない経験だ。
そんな慣れ親しんだ平成も、あと1ヶ月ほどで終わってしまう。
僕の社会人年数=令和というのも、なかなかに面白い。
この令和という時代がどんな年になるのか、それは僕たち次第だと思う。
始まりの地、Google+の終わり
そして今日、僕にとっては感謝しても仕切れないサービス、Google+がサービスを終了する。
僕にとってGoogle+は、ただのSNSじゃなかった。
ここでの出会いの多くが、僕の人生を大きく左右したからだ。
実はプログラミングに興味を持って、それを伸ばすきっかけになったのもGoogle+、そしてGoogle Product Expertとして活動を始めるきっかけになったのも、Google+だ。
今の僕は、Google+がなければなかったと思う。
それくらい、僕にとってのGoogle+は大きな存在だった。
そんなGoogle+も、僕の社会人としての旅立ちを看取るかのようにサービスを終了する。
寂しい思いはあるが、終わってしまうものは仕方がない。
それに、ここでの出会いが無くなるわけではない。
今ではリアルで会うまでになった友達もいる。
Google+が終わったとしても、そこで生まれた出会いが無くなるわけじゃない。
今までありがとう、Google+。
さよなら、inbox by Gmail
そしてもう一つ、Gmailの公式クライアントでもあるinbox by Gmailも終わる。
僕はこれがリリースされてから、スマホではこっちしか使っていない。
それくらい、inboxは便利だった。
今後はGmailがその機能を引き継ぐようだが、それでもやっぱり寂しい。
さぁ、ここから始まろう
今日を振り返りながら記事を書いているが、本当に濃密で長い1日だった。
これから僕は新たな生活をスタートするが、今日という日はいつまで経っても忘れないと思う。
これからが楽しみだ。