明後日、TC Summitに向けて出発します
2年に一度開催されるGoogle TC Summitが来週に近づいてきました。
GPFでの活動は3年目でTC Summitへの参加はこれが初めてですが、これを機にこの活動がどんなものなのか紹介しようと思います。
Google トップレベルユーザー プログラム
そもそもこのTC SummitはGoogleプロダクトフォーラム(CPF)やHelp on Social(HoS)でトップレベルユーザー(TC)に登録されている人が一堂に会するサミットなんですが、その前に簡単に「Google トップレベルユーザー プログラム」について説明しておきます。
GPFはユーザー同士の助け合いの場
Googleが公開しているプロダクトはちょっと思い浮かべただけでもかなりのものがあります。GmailやChrome、Googleマップなどがそうです。
そしてそれらは多言語対応している、となるとユーザーサポートが大変です。
ではどうやってユーザーサポートを実現しているかというと、そもそもサポート窓口がありません(一部有料のサービスは除く)。
そこでGoogleが設置したのが「Google プロダクトフォーラム(GPF)」です。
ここではユーザー同士がお互いに助け合うことで問題を解決しています。
Googleのサービスを利用していてわからないことや問題が発生した場合、ここに投稿することで解決策を知っているユーザーが回答してくれます。
積極的に活動しているユーザーをTCへ
回答しているユーザーの中には、普段から積極的にGPFで活動している人も居ます。
そうしたユーザーに対して、Googleが提供しているのが「Google トップレベルユーザー プログラム」です。
TCに登録されると、
- TC Summitへの参加資格が得られる(今回参加します)
- Googleスタッフと連絡を取り合える
- TC限定のコミュニティに参加できる
- 様々なβテストに参加できる
- 知識や経験、技術を磨ける
など、さまざまなメリットがあります。
個人的には最初と最後がとても大きいと感じています。
また、TCになるには
- 積極的にGPFなどで活動している
- 回答に必要な十分な知識や技術を持っている
- 熱意がある
など、いろいろと条件があります。
ただ、知識や技術は熱意をもって積極的にGPFで活動していれば自然と身につくものだと思います。
ちなみにTC以外にも「注目ユーザ(RS)」というのもあり、これはTC候補者のようなものです(僕もここからでした)。
サミットの実施
今回参加するようなサミットですが、2種類のものが毎年交互に開催されています。
TC Summitは2年に1回
今回参加するTC Summitですが、毎年ではなく2年に1回開催されます。
これはGlobalなもので、世界中のTCが一堂に会して行われます。
去年まではアメリカでしたが、今年からは3都市に分かれて開催されます。
サミット中はプロダクト別セッションを行ったりと内容盛りだくさんです。
以下は前回のTC Summitの様子です。
TC Summitがない都市はローカルで
このTC Summitがない年はどうなるかというと、国別で開催されるMeetupsが開催されます。
こちらはTCだけでなくRSも参加できます。
追記
実際の TC Summitでの様子を記事にしました。