1年間、moto360を使って見えてきたメリット・デメリット
先日Android Wear 2.0を搭載するLG Watch Style / Sportが発表されましたが、僕はmoto360を使い始めてちょうど1年と少しが経過しました。
そこで、購入当初では見えてこなかったメリットとデメリットをこの辺りで一度まとめておこうかな、と思います。
メリット
というわけで、まずは買って良かったと思ったこと、メリットをまとめておきます。
通知のためにスマホを開かなくて良くなった
今まで、スマホの通知があるとこんな事になります。
- スマホが通知を受信する
- 今している作業を中断する
- ポケットからスマホを取り出す
- スマホの画面を点灯させ、通知内容を確認する
- 画面を消し、ポケットにしまう
生活スタイル上、メールだけでも1日100通以上受け取っているため、総通知数もかなりの回数になってしまいます。
不要な通知はOFFにすれば良いわけですが、それでもそれなりの回数通知のためにスマホを手に取る事になります、そしてそのほとんどが「通知を確認して、何もしない」というものです。
このせいで無駄に時間を消費する上にその都度作業を邪魔されてしまいます。
これが、moto360を使い始めてからはこうなりました。
- スマホが通知を受信する
- その通知がmoto360に転送される
- 左手首に付いているmoto360の画面を見る
たったこれだけです、そしてパソコンを使っているような場面であれば、手首は常に視界に入っていることが多いです。
仮にそうでなくても、作業を中断される時間は3秒にも満たない一瞬です。
個人的にはここが重要で、通知の回数が多くても作業を中断されない、されたとしても気にならない程度であることは意外と大きなメリットでした。
デザインはシンプル、重くもない
写真を見ればわかりますが、デザインは全体が黒で革ベルトと、とてもシンプルです。
そのため、フォーマルな服装でも違和感はありませんでした。
また49gと軽いため、付けていて重いと感じることは全くありませんでした。
Watch Faceが楽しい
スマートウォッチのホーム画面でもあるWatch Faceですが、Android Wearの場合Google Play上にたくさん公開されています。
これがなかなかに楽しくて機能面やデザイン面でTPOに合わせたものに簡単に切り替えられます。
自転車に乗っている時、その真価を発揮した
僕は趣味が自転車なのですが、この時にmoto360が大活躍してくれました。
自転車乗りならわかるかと思いますが、自転車に乗っている時ってスマホ取り出すの面倒なんです。
もちろん運転中はスマホ厳禁ですが、信号待ちの時にスマホを確認する時ってあると思います。
でも信号待ちって何もしなければ長いですが、何かするには短すぎるんです。
でもmoto360であれば、ほぼノーアクションでスマホの通知が確認できる、そしてGoogleマップのナビ機能もmoto360で確認できる。
これがとても便利でした。
デメリット
次に、使っていて不便に感じた、よう改善だと感じたことをデメリットとしてまとめます。
つり革に捕まってると画面が点かない
これ、意外と盲点でした。
Android Wearは設定することで腕を上げてディスプレイが地面に水平になるように持ってくると、自動的に画面が点灯させることが出来ます。
しかし、つり革に捕まっている状況を考えてください。
場合にもよりますが、多くの場合は利き手とは逆の手、つまに腕時計を付けている手でつり革に捕まります。
そして、基本的につり革に捕まったままです。
こうなると、ディスプレイを地面に対して水平にすることが出来ないわけです。
満員電車の時など、スマホを取り出しにくい時こそmoto360で通知を確認したいのに、そんな時に限って画面が点灯しないのでは意味がありません。
更に本来の時計としての時刻確認も出来ない、意外な盲点でした。
バッテリーの持ちは1日がギリギリ
当初、バッテリーの持ちをそこまで気にすることはありませんでした。
それは、あくまで時刻の確認と通知の確認程度しか使ってなかったからで、他の機能まで使っていると夕方にはバッテリーがギリギリになってしまいます。
帰宅が夜になると、帰宅前にバッテリー切れなんてことも何度かありました。
スマホなら使わない間にモバイルバッテリーに繋いでカバンにでも入れておけばいいですが、moto360はワイヤレス充電(マグネットではない)のため、そうも行きません。
前にバンドでなんとか固定できないかと試してみましたが、カバンの中で知らない間に台から離れてしまってました。
ただまぁバッテリーは320mAhと小さい(iPhone7が1960mAh)ので、朝起きて充電しておけば、家を出る頃には十分充電出来てます。
余談
最初にも書いたとおり、先日Android Wear 2.0のスクリーンショットなども公開されたわけですが、moto360はアップデート対象外(というか、Motorolaがスマートウォッチから撤退した)です。
このままではAndroid Wear 2.0を試すことが出来ない、困った…
「なら新しくLG Watchを買えばいい」って?
現時点(2017/02/12)では日本での発売は未定という(´・ω・`)
(なんだかPixelにしても最近「おま国」多いなぁ)
あなたは「おま国」なフレンズなんだね!
すごーい!