「チーム開発」を体験できたRuby合宿2018夏

Yuhei FUJITA
devinker
Published in
4 min readSep 1, 2018

--

島根で行われるRuby合宿に参加してきました。

開発中のホワイトボード

Ruby合宿とは

今回参加したRuby合宿ですが、これは島根県で毎年2回(春・夏)開かれるRubyを使ったプログラミング合宿です。

4泊5日の間に5人でチームを組んで1つのゲーム制作を行います。

なぜ島根で行われているかなどは前回参加したときの記事に書いてまとめています。

今年のテーマは「2人以上の対戦型ゲーム」

前回のテーマはArduinoを使ったセンサー入力によるゲームでしたが、今回は「2人以上がプレイするタイプのゲーム」でした。

前回に比べて入力装置が基本的にキーボード・マウスなので環境ノイズが無いぶん簡単でしたが、2人以上の入力をどう割り当てるかなど、操作性は一つのテーマだったように思います。
2人以上が同時に1つのキーボードやマウスを使うことになるので、キー割り当てなんかを工夫しないと操作性が悪くなります。

スケジュール的には前回と殆ど同じです。

チーム開発を目標にした2回目の参加

さっきも少し書きましたが、今回は前回に引き続き2回目の参加でした。

前回は純粋にRubyの勉強になればと思って参加したのですが、今回は「チームでどう開発するか」を自分の中のテーマにしました。

というのも、このRuby合宿はいろいろな人が集まってきます。

  • 年齢(僕の班は最大8歳差でした)
  • 出身地(今回は北海道からもいました)
  • レベル(プログラミング自体初心者も多いです)
  • 性格(当然、いろんな人が来ます、基本みんな濃いです)

しかもそんな人が初対面でいきなりチームを組まされ、5日間(実質3日間)でゲームを制作する、はっきり言ってかなりレベルが高いです。
それはプログラミングというよりも、「どうチームとして開発するか」という部分が大きく影響してきます。

1人プログラミングがすごく出来る人がいれば開発自体はできるかもしれませんが、やはり「チーム」としての開発は難しいです。

そこで、前回の経験を生かして「開発自体よりもチームとしてどう関わるか」を今回のテーマにしました。

ゲームとしては未完成でもチームとしては最高だった

結果から言うと、バグを修正しきれなかったり実装自体が間に合わなかったものもありました。しかし、チームの完成度は最高だったと思います。

今僕の班はキャラは濃くとも比較的落ち着いたメンバーだったと思います。そんな中でも全員が何かしらの役割を持って、お互い協力しながら開発できたと思います。

正直、それが出来ていれば開発自体が未完成でもバグが残ろうとも良かったと思っています。

バグも残っていて結局未実装だったものもありますが、以下にGithubのリポジトリのリンクを張っておきます。

今回が最後

実は、僕がRuby合宿に参加できるのは就職の関係で今回が最後になります。

そんな中、これほど楽しい5日間になったのは本当に嬉しいです。こんなにもいろいろな人が集まって開発する経験というのは学生のうちは機会がなかなか無いものなので、改めてRuby合宿の良さを体験できたように思います。

今回同じチームだった人には、もちろんそうではなかった人にも感謝です。

--

--

Yuhei FUJITA
devinker

プログラミングを勉強しつつフィルムカメラにハマっています