Mac版PowerPointの自動保存が消せなくなった
Mac版PowerPointを起動すると、自動保存されたファイルが毎回開いてしまう。
ちょっと対処が面倒だったので、備忘録を兼ねて残しておく。
PowerPointを開く度にゾンビのごとく復活
ある日、PowerPointでスライド作成中アプリがクラッシュして編集中のファイルが閉じられてしまった。
「あ、これ終わったな」と思いつつもPowerPointを再起動すると、自動保存によって復活、までは良かった。
問題はその後で、自動保存ファイルをちゃんと名前をつけて保存したにも関わらず、PowerPointを起動する度にクラッシュして自動保存されたときの状態のファイルがしつこく開かれる。
しかも自動保存されたファイルがどこにあるのかもよくわからず、ネットで検索しても情報が古いのか、Office 365だからなのか、ディレクトリ構造が微妙に違う。
やっと見つけた、自動保存ファイル
で、いろいろ探してみるとどうやら奥まったところに眠っているのを見つけた、コイツが毎回読み込まれてた。こいつさえ削除すれば解決できる、はず。
Finderからだとたどり着きにくいので、ターミナルから操作したほうが簡単。
手順としては以下の通り。
User/[ユーザー名]/Library/Containers/com.microsoft.Powerpoint/Data/Library/Preferences/AutoRecovery/
を開くプレゼンテーション1_autorecover
といった名前のファイルを削除する- PowerPointを再起動して、自動保存ファイルが開かれないことを確認する
まとめると、こんな感じ。
$ cd /Users/[ユーザー名]/Library/Containers/com.microsoft.Powerpoint/Data/Library/Preferences/AutoRecovery/$ ls
プレゼンテーション1_autorecover
$ rm *
PowerPointのアプリ側からは消せなかった
実はこれ今回が初めてではなく、少し前にも同じことになって悩まされた。
今回はその時の自分のツイートがあったからすぐに対処できたけど、正直初めての時はかなり面倒だった。
PowerPoint側からは消せないし、 User/[ユーザー名]/Library
は通常非表示なのでたどり着くのが面倒(とくにパソコン詳しくないと)。
不具合なのかなぁと思いつつフィードバックは送ってるけど、もし不具合なら早く修正されると良いな。