Hideaki Ise伊勢 秀昭
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6 min readFeb 22, 2017

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その人が一日中考えていることがその人である

これはアメリカ20世紀の思想家エマーソンの言葉です。あなたは「私は誰ですか?どんな人ですか?何を考えていますか?」と真面目に自分のことを考えたことはありますか?

「いまさらそんなこと面倒臭い」

私も「自分の考えている」ことに注意を払ったことは、殆どありませんでした。人生何十年も生きていると、良いことも悪いこともたくさんのことが起こってきます。でもその起こってきたことに一喜一憂してずっと人生を送ってきたのですが、その起こってきたことは誰が起こしたのでしょう?

それは、

「自分が起こしたことだったのです」

ここでちょっと、考えてみましょう。あなたが何気なく過ごしている毎日は過去から現在、そして未来への止まることのない永遠の流れのように見えます。人生80年の時の流れの中で起こってきていることをよく見てみると、あなたは一瞬、一瞬全てのことを選択しています。

それは朝起きたときから夜寝るまで続きます。

意識的に選択する場合もあれば、無意識で選択する場合もあります。1日だけでも大変な回数の選択をするのです。

無意識で選択している場合は自分の選択という意識があまりありません。しかし、このように1日の過ごし方をみていると、あらゆることを自分で選択しているのです。

このことからわかるのは、人生で起きていることは、起きているのではなく、

あなたが起こしているのです

ですから、自分の意識がどこを向いているのかにいつも注意を払うことにより自分に起こることをコントロールできることが可能になるということではないでしょうか?

いや、こんな状況は私は望んでいない、私はこんな状況を引き起こしていないと思うかもしれません。

人間の意識は顕在意識と潜在意識から成り立っているということを心理学者のフロイトさんが発見しました。

顕在意識はあなたが普段、思ったり、考えたりしている表にでている現実的な意識で、潜在意識は自分では気付かないのですが、人間の意識のほとんどを占めていると言われています。

その潜在意識には、人間のもっている、性格、感情の志向、傾向が含まれており、我々は潜在意識に従って物事を判断し選択しているのです。

目標設定をして努力しても、結局達成できないのは潜在意識の向いている方向が違うのです。

あなたが、考えていることも、そのベースは潜在意識にコントロールされています。

あなたの本心は潜在意識の中にあります。

あなたが現在標準体重より10kg多い、肥満だとします。なぜそうなったかというのは、そこがあなたの一番居心地の良いところだからなのです。

いや、本当はもっと痩せたいんだと言っても、潜在意識があなたの居心地の良いところを知っていて、少し痩せても必ずそこに戻そうとするのです。

しかし、あなたの居心地の良いところがぐらつき始めたら、潜在意識も揺らぎ始めます。新しい場所に行こうとします。しかし、新しい場所になかなか行くことはできません。

潜在意識を動かすのはリアリティ

それは、リアリティー(現実感)がないからです。新しい場所に 対するリアリティがなければ潜在意識はそちら向かって動きません。リアリティーとは具体的にその状況をイメージできることです。

アメリカに旅行に行くとします。5W1Hで計画を立てます。そして計画の細部にわたりイメージをします。全てがイメージできたら、旅行は実現したようなものです。

このように人間はイメージができると、実現できるのです。逆にイメージできなと実現できません。イメージ=リアリティーができたときにそれは潜在意識に刻み込まれ、現実化に向かって動き出します。

潜在意識は現実かそうでないかには関係なく、リアリティーに従うのです。言い換えれば、リアリティーの伴ったイメージが持てたときそれは現実となるのです。

自分の在りたい姿をイメージする

ことができれば、実現する可能性が高いのです。ここで問題なのは今までの癖で疑う気持ちがどこかにあれば、実現化は遠のいて行きます。

結果だけをイメージする。

重要なことは結果だけをイメージすることです。目的に至る過程をイメージすると、どうしても疑いの気持ちが生じてきます。あくまで結果だけをイメージするのです。細かいことは潜在意識に任せるのです。

これをダイエットに活用すると、目標体重に達した自分だけをイメージすれば良いのです。マイナス10kgが目標だとしても、現在の自分がイメージできる体重が何キロか自分に聞いてみましょう。

その答えがマイナス3kgであれば、マイナス3kgの自分をイメージしましょう。最初は目標を低いところに置いた方が結果は出やすいです。そして自信がついてきたら、大きな目標をイメージできるようになってきます。

寝る前に自分のイメージのおさらいをする。

就寝前は潜在意識にイメージを刻む大切な時間です。自分がなりたいイメージをしっかりと描きます。そしてそのイメージを現実のこととして趣味レーションしてから寝ましょう。

また、「本日は幸福で楽しい1日をありがとうございました。翌朝起床したときもとても幸福で豊かな気持ちで目覚めます。おやすみなさい。」と幸福な気分で目覚めることができるように、潜在意識に語りかけましょう。

起床したときは、意味もなく不安な気持ちなることが在ります。起床したとき幸福で満たされていれば、充実した素晴らしい1日を送ることができるでしょう。

常に幸福な感情を選ぶことにより、潜在意識と容易につながることができるようになります。不安と恐れは顕在意識の特徴です。不安と恐れに支配されているときは潜在意識とのつながりをシャットアウトしています。

あなたをゴールに連れて行ってくれるのは、潜在意識です。幸福な感情を選ぶことができるように、就寝前の時間は非常に重要です。

問題が起きたことで不安と恐れを持っても解決はできません。常になんとかなる。必ずこの状況は好転すると信じて疑わなければ、問題は消えて無くなります。

問題と思われる状況はあなたの不安や恐れが起こしたのです。その不安や恐れを感じないようにするためには、就寝前に必ず感謝と幸福のイメージを持つことです。

ベッドに入って寝る前に感謝と幸福のイメージを持つことにより、あなたの不安と恐れの感情は徐々に消え去ってゆくでしょう。

寝る前に幸福感に浸れば、あなたの望むことは現実化してゆきます。

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Hideaki Ise伊勢 秀昭
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オフィスライズ代表。潜在意識を活用した仕事方法、ダイエット法を提案。Office Rise,CEO