潜在意識を使って楽々ダイエット!

Hideaki Ise伊勢 秀昭
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8 min readFeb 20, 2017
読むだけダイエット1年でウエストー17cm、体重ー15kg

私は3年前85kgだった体重を1年で15kg減量をしました。ウエストは93cmから−17cmの76cmになりました。結婚する前は70kgでした。身長が177cmなのでちょうど良い体重だったと思います。私は若い頃から大食漢でした。ご飯は大盛りで3杯という食べ方でした。それでも、肥満の親兄弟はいなかったので私は自分も太らないのだと思っていました。

しかし、、、

結婚した後、徐々に太り始めました。妻が頑張ってたくさん作ってくれた料理を残すまいと思い、出された料理は全て食べていたのです。そして、体質的にアルコールに強くもないのにビールを毎晩飲んでいました。

そして、70kgだった体重は毎年の検診の度に増えて行きました。

35歳には80kgを超えました。

それとともに肝臓の数値や、心臓の不整脈もではじめました。ついに85kgを超える日がやってきました。

そんな自分を鏡で見ながら私は大きいことは良いことだと自分を納得させていました。大きいと何か力がみなぎっているような、「身体の大きな人」という自分のイメージが好きでした。

しかし、一方で「マズイかな〜」という思いは常にありました。

80kg以上の体重でも、下手なテニスも時々やっていましたし、体力がないわけでもなく、不便は感じていませんでした。

座骨神経痛を発症!

45歳の夏です。激しい坐骨神経痛が私の身体を襲いました。最初は臀部から太ももにかけて、突っ張るような感じだったのですが、1週間ほどで高圧電流が走ったような痛みに変わり、まともに歩くこともできなくなりました。

坐骨神経痛は半年程度で克服しましたが、(この件はまた別の機会に書きます)本当に辛くて、歩くというような簡単な行動も当たり前のことではないのだ、健康というのは本当にありがたいことなのだということを実感しました。

坐骨神経痛の間は食欲もなくなるので5kg程度やせましたが、痛みがでなくなると、食欲も戻り体重もすぐに戻りました。

高血圧に

そして10年前から血圧が150mmhg(収縮期)を超えるようになりました。その後坐骨神経痛は出なくなりましが、血圧は年とともに上昇して行き、170mmhgを超えるようになったのです。立派な高血圧症です。

私の友人が二人、高血圧が原因の脳梗塞で亡くなっていたので、自分の血圧をなんとかしないといけないと思っていました。

降圧剤について調べると、血流が悪くなる、認知症になりやすいなどの副作用があり、薬を飲むのは避けたいと思っていました。降圧剤は高血圧の原因を除くのではなくあくまで対処療法です。

母が血圧が高いので遺伝的なものなのか、ストレスからなのか高血圧の原因を知るのも重要なことです。原因を知ることにより、本来の血圧に戻せるのではないかと思います。

働いている人にはみなさんそうかも知れませんが、私にも仕事上の心配とストレスはかなり大きなものがありました。当時は小さな会社の経営を任されており、特に営業上のことが大きなストレスとなっていました。

いずれにせよ、このまま高血圧を放置しておくと、何か大変な病気につながると思い、いろいろ調べた結果、体重を落とすことにしました。肥満が原因の、収縮期血圧160mmHg程度の軽い高血圧症であれば、4~5kgの体重の減少で正常化する(一般社団法人 日本肥満予防協会より)の見解を参考にして、とりあえず−5kgに目標設定をしました。

ところが、どのタイミングでスタートするのか?

ダイエットを始めようと思った頃、たまたま胃腸風邪に罹患しました。食欲は全くなくり、下痢が続き1週間で3kgも体重が減ったのです。偶然だとは思えず、これをきっかけにダイエットを開始しました。そのとき私がやったのは、、、

自分の目標体重をアファメーションする

私は坐骨神経痛で歩くことも困難な状態になったときにジョン・サーノ博士の「ヒーリング・バック・ペイン」に出会い、手術をするのではなく、腰痛の原因を知ることによりヘルニアを克服したことがありました。ヘルニアのことは別途書きますが、ヘルニアの原因は身体に起こった問題ではなく、心因性のものだということを知らされ、ヘルニアに対する意識が180度転換したことから治癒に向かって行きました。

起こったことの原因を知ることが問題解決になる

ヘルニアの経験があったことから、身体に起こったことはその原因がわかれば、快方に向かうことが感覚的に分かっていました。そこで、私がやったのは高血圧の原因だと思われることを自分で書き出してみました。当時自分が抱えていたストレスや肥満など思いつく原因を書き出して行きました。書き出していくうちにそのストレスと向き合い、また怒りが生じたりして行きました。

そして、その上で自分の目標の体重を紙に書きました。

「私、伊勢秀昭の体重は80kgである。」

こんなことで、体重が減るのか?と思われる方もいるでしょう。しかしこの方法はコーチングの権威ルー・タイズ氏も推奨している世界でも広く使われている自己実現の方法なのです。私はアファメーションを前記ジョン・サーノ博士の「ヒーリング・バック・ペイン」で知りました。そしてこの方法を徹底して利用して、ヘルニアの激痛を克服することができたのです。

ですから、ダイエットもアファメーションを使えば、絶対にできるという確信がありました。ただ、どのタイミングで始めようかということだけでした。

胃腸風邪でいきなり3kg減ったあとは、そんなに急ぎませんでした。1ヶ月に2kgづつ落として行くのが身体にも負担が少なくて良いと言われています。

食欲が自然と抑えられる

このアファメーションにはコツがあるのです。それは夜寝る前と、朝起きたとき目が寝ているときと起きているときの境目のときにやるのが良いのです。潜在意識に刻み込まれるようにするのです。それがこのタイミングなのです。それと、自分以外には言わないことです。

アファメーションをやっても、結果がでていないとき「やっぱり、効果ないじゃないか」とマイナスのことを言われることがあります。そうすると自分も「やっぱりだめかな」と引っ張られる可能性があるからです。

アファメーションを毎日やることにより、食欲が抑えられます。どうしても食欲が抑えられない場合は、他の問題があるのです。現実問題食べる量が減ると、体重は必然的に減って行きます。しかし、食欲が変化していかないと体重は元へ戻ろうとします。いわゆるリバウンドです。

食欲との戦いになるとまずダイエットは成功しません。成功するダイエットは、自然の流れに従って進んで行くのです。何の努力も必要ありません。自分の意識を変えるだけで、食べるものも変わってゆきます。今まで欲しかったものが欲しく無くなります。食欲も自然に収まってゆきます。

ですから、リバウンドはしません。食欲というのは潜在意識から出てきています。いかに、自分の頭(顕在意識)でコントロールしようとしても潜在意識で変わらない限り、食欲は変わりません。努力というのは潜在意識が変わらないまま、本来の食欲に抗してして顕在意識で無理やり押さえ込みことなのです。従って、自分の目標を達成したときは、本来の自分の食欲が変わっていないので、リバウンドするのです。

アファメーションを正しく実行して、潜在意識に自分の目標体重をすでに達成したものとして刻み込むと、自動操縦装置が働いて、自然とその目標に到達するのです。

とてみシンプルな方法です。

朝、晩アファメーションを行うとあとはそのことを意識しません。潜在意識が自動的に1日の食生活をコントロールしていくのでストレスがありません。自動車の運転の習い始めの頃は、頭を使って行うため、手と足はバラバラですが、何回も繰り返すうちに思った方向にコントロールできるようになります。これが、潜在意識の働きです。人間の行動はほとんどが潜在意識によりコントロールされています。

従って、潜在意識にアクセスすることが、ダイエットを成功するもっとも重要なことなのです。潜在意識が目標体重に向かって動き始めれば、我々は何も悩むことなく、自然の流れに乗っていけば良いだけで努力とは無縁になります。

私は、ヘルニアの克服以来、さまざまなことにアファメーションを使ってきました。ですから、潜在意識に目標体重をインプットしたとき、ダイエットがうまくいくことは確信していました。

結果として、半年で10kg減量して75kgになっていました。さらにもう半年で5kg減量して、70kgになったのです。ウエストはー17cmの76cmになり大学生の頃と同じサイズになりました。

その後2年経過してもリバウンドはしていません。食事制限もしていません。炭水化物も気にせずに摂っています。しかし、自然にスナック菓子やスポーツドリンクなどは摂らなくなり、アルコールも殆ど飲まなくなりした。

血圧は120mmhg代と80mmhg代です。スーツは大きくなりすぎて、全部買い替えました。友人からは、体調大丈夫と聞かれます。

このように、ダイエットというのは、努力して達成するものではないのです。努力というのは無理なことをしているということです。無理して達成したことは、元へ戻ろうとします。

私は、ダイエットは頑張ってやるものだという常識に対してそんなことはないですよ。というお話を私の体験をとおしてお知らせしていきたいと思っています。

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Hideaki Ise伊勢 秀昭
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オフィスライズ代表。潜在意識を活用した仕事方法、ダイエット法を提案。Office Rise,CEO