指示を出す時の注意点の備忘録

こう見えて普段はある程度の人数をまとめるチームのリーダーとして仕事をしている。
当然、メンバーに仕事の指示をしなければならない。指示をする時は
- 方向性を伝える
- その仕事の意味を伝える
- 期限
これらの事に気をつけるようにしている。
仕上がったものが自分のイメージと違う時はたいていこれらがうまく伝えれていない時だ。
方向性を伝える
仕事はとりあえずでも早く仕上げてくれれば、そこから調整していく事もできるが、指示された立場になると、最初から言っておいてくれよと思う事になるし、こちらも余分な指示が必要になり、時間の無駄だ。
逆にあまり細かく指示してしまうと、本人の成長にならないし、やる気も起きてこない。そのため、大まかな方向性、イメージを伝えるようにしている。
これはなかなか難しいところで、指示がないと動けないタイプもいれば、あまり干渉しすぎるとやる気をなくすタイプなど、それぞれタイプがあり、そこを見極める必要もある。
1番無能なのが、何も的確な指示をせずに、後から細かいところを指摘するタイプ。これは1番部下のやる気を削いでしまう。私はこういうタイプはマネジメントに向いてないのではないかと思うが、案外こういうタイプは多い。
意味を伝える
この仕事をする事でどうなるかを説明する。広い視点で全体としてみた時にその仕事の持つ意味を伝えるようにする。
特に若手や新人の場合はその仕事が何に役立つのかわかっていない場合がある。ベテランの場合でも新しい仕事を始める時や今までのやり方を変えてしまう時は、よく説明しておく必要がある。
期限
あいまいな期限ではなく、きちんとした日付を伝える。あいまいな期限を言っておくと、都合のいいように捉えられる場合がある。
ちなみに、期限を設定する時は余力を持った日付にしておく。こうしておくと、例えその日までに仕事を仕上げてこなくても対応できるようになる。
他にも色々あるが、大まかにはこういうところに気をつけておくようにしている。
チームにやる気が出るかどうかはリーダーによるところは大きいと思う。自分自身も気をつけておきたいという備忘録。