DocuSign Connectを利用して自環境へ署名PDFを自動保存する方法(PHP)
下記の記事で、DocuSign Connectを利用し、Google SpreadsheetやGoogle Driveへ署名文書を保存したり、ステータスを通知する方法を紹介しました。
今回は、PHPでリスナーアプリケーションを用意し、DocuSign Connectから署名ステータス・PDFを含むXMLを取得し、自サーバの任意のディレクトリへPDFを保存する方法をご紹介します。
1. DocuSign Connectの設定を行う。
上記の記事「DocuSign Connect — DocuSignからWebhookを受け取って何か処理をしてみる」も参考にして頂きながら、設定します。
DocuSignの管理画面へ行き、 DocuSign Connectのメニューをクリックし、カスタムのConnect設定を追加します。
任意の設定名を与え、「発行するURL」欄に、今回リスナーとなるPHPのURLを入力し保存します。
2. リスナーPHPの記述
1の手順でDocuSign Connectの「発行するURL」に登録したPHPの内容を下記のように記述します。
上記のコードを説明していきます。
#1では:
DocuSign ConnectからPOSTされたXMLを取得し、XMLとして受け取ります。
#2では:
XML内のPDF記述をパースし、base64デコードしPDF化します。
#3では:
任意のファイル名を#2で作成したPDFに与え、保存します。
今回は非常にシンプルな実装を紹介していますが、XML内の情報をもとに保存ディレクトリを変更したり、ファイル名に付加情報を与える等、様々に工夫頂けると思います。
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