DORP Media。作ってどうするの?

Rikiya Suzuki
DORP Media
Published in
4 min readMay 2, 2017

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2013年から始めたDORPが5年目となった。隔年で活動してきたから3年とも言えるのだけど、消えることなくDORP実行委員会という団体は今も存在している。

デザイナーを(デザイナーのもつ資源を)開いていくプロジェクトとしてDesigner Open Resource Projectと命名。頭文字を繋げてDORP(ドープ)と呼ぶことにした。浜松における地域課題を扱う小さな団体の一つだ。

よくも続いているなぁと思う人も多いだろう。僕も思う。休み休みやってたおかげだっりするけど、続いたのは扱う課題がデザインに関わることだからだろう。何よりも自分ごとだった。

本業はウェブデザインを軸足に動いているけど、個人として働いていると求められる仕事はこれに限らない。社員として働いた時のような納品物の一側面を担う仕事でない場合も増えた。自ずとデザインという行為そのものについて考えさせられることもあって、自然にDROPという存在が事業のあり方を見つめ直す機会となっていたように思う。ジャズを極めようと突き詰めてた人がJ-POPの要素に触れて、音楽の幅が広がるような広がりと深まりを体験する感覚だろうか。デザインの一側面からデザインの別側面を見いだす。大小ある分野の垣根を身軽に行き来するような人や価値観が広がったらいいと、DORPを通じて願うようになった。

運営メンバーには、グラフィックデザイナーのサイフォングラフィカの宮下さん、編集者の写真と企みの大杉さんがいる。それぞれの言葉でDORPを説明するとまた違う言葉になるだろう。それでもトークイベントでゲストで登壇いただいた方々をはじめ、多くの方々に協力があって多様な活動が実行できた。メンバーそれぞれの思想がある中で出し合って生まれてきた企画なので、これまでの結果がDORPたるものだと思う。

本題で言えることはあまり無いゆえに、つらつらと振り返りが長くなったが、セッションのように生まれてきたこれまでを、今度はウェブメディアとしても目に見える形に残したいとDORP Mediaを企画した。

これまでデザイナーそのものを紹介し広めていくことを、デザイナーをオープンにすることとしていた。今回はデザインに関わるみなさんの声を拾うこと。今何を考えているのか。クラウドのように発した言葉が集まってデザインを語るゲンロンとなることを目標の一つとしたい。

このDORP MediaはMediumを使っている。Mediumは文章作成に集中できるインターフェイスで良い書き心地を体験できるサービスで、個人のアカウントからチームや組織に寄稿する方法もとることができる仕組みがMediumを利用をする理由だ。デザイナーの方々の個が埋もれることなく、DORPが拡声器となってメディアとしての役割を果たせることだろう。

ブログを書いている方はWordpressやIFTTTを介した連携も可能になるから今のスタイルもほとんど崩すことはないはず。これまで書いてこなかった方にもはじめられる理由が作れるように感じている。ソースは僕。書いては消し、まともな記事を残してこなかった。

寄稿して見たい方はぜひ連絡をいただきたい。各SNSからのメッセージやメール、使いやすい連絡方法で、記事を読んだんだけど参加できますか?とお知らせを!

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