[2021年度] 新たな経営方針と経営体制のお知らせ

Hirofumi Aoki
double jump.tokyo
Published in
Jul 5, 2021

double jump.tokyo株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:上野広伸、以下、DJT)は、2021年7月1日より経営方針及び経営体制を新たにすることをお知らせします。

経営方針及び経営体制変更の背景

昨今のNFTブームにより、NFT及びBCGを取り巻く環境はここ半年で大きく変化し、NFT業界は、昨年とは全く違うフェーズへと突入しました。

アート、エンタメ、スポーツなど様々な領域でNFTの導入が発表・開始され、もはやNFTという形式でコンテンツを出すことが標準の選択肢となっていく流れは不可逆なものとなりつつあります。

おそらく、今後一年の間に、NFTが世の中に浸透するカタチを運命づける何かが生まれてくると予想されます。

今後一年は、業界にとっても、DJTにとっても、非常に重要な時期になると捉えています。

業界、そして世の中の大きな変革とともに、DJTもまた、第二創業期と言える新たなフェーズに入って参ります。

NFTブームによって生まれた大きな波を原動力とし、さらなる大きな波「NEXT WAVE」を起こすべく、DJTは、経営方針及び経営体制を新たにすることといたしました。

新たな経営方針について

経営の重点領域

DJTは、2018年の黎明期から、ブロックチェーンゲーム(以下、BCG)を軸に、NFT領域でサービス提供を行ってまいりました。

そして、数多くの試行錯誤を積み重ねながら、ブロックチェーン及びNFTのポテンシャルを引き出し、世の中に浸透させ、新たな世界を構築するアプローチを模索してまいりました。

そのような中、NFTがパワーワードとなり、世界中で、数多のコンテンツ提供者が、NFTを活用したビジネスへの参入を検討・開始するようになりました。

世界中の人々を魅了するコンテンツを生み出してきた(または、これから生み出す)企業や個人、そしてカルチャーが存在する日本でも、この流れは例外なく起こっており、NFTのマスアダプションにつながる千載一遇の好機と捉えています。

一方で、NFTがもたらすコンテンツ生産・体験のパラダイムシフトを的確に捉え、NFTのポテンシャルを最大限に発揮させるには、長らくNFTと向き合い、積み重ねてきた経験と思考が求められます。

数多のコンテンツ提供者がNFT領域に参入するこの流れを、最大限に活かし、「NEXT WAVE」を最速で起こすために、DJTが積み重ねてきた経験と思考を用い、企業とタッグを組み、新たなNFTコンテンツを生み出すことが重要だと考えています。

そのために、「企業のNFTビジネス支援にフォーカス」し、「NFTのマスアダプションを狙う」ことを、DJTの経営の重点領域とすることといたしました。

中核事業

DJTは、今後、NFTPLUSとN Suiteを双璧とし、企業のNFTビジネス支援に注力いたします。

NFTコンテンツプロデュースでヒットコンテンツの創出を狙うとともに、NFT管理SaaSでNFTビジネスへの参入障壁と業務負担を徹底的に排除し、新規参入を促進することで、NFTのマスアダプションを狙ってまいります。

また、NFTがマスアダプションする過程で、NFTの所有体験を高めるアプローチとして、BCGによるユーティリティ(機能性)の提供が鍵となるフェーズが来ると考えています。

来る時期に備え、MCH+及びMyCryptoSaga(マイクリプトサーガ)をはじめとした、BCG領域での事業も継続し、BCG起点でのNFTコンテンツの開拓も進めてまいります。

目指す組織像

なお、NFTによってもたらされるパラダイムシフトの一つとして、コンテンツ生産・体験の自律分散化(コミュニティ化またはDAO化)があげられます。

このようなパラダイムシフトを最大限に活かすためには、企業もまたカタチを変え、新たな組織形態を取る必要があります。

そのための手段として、DJTは、公器(上場企業)として、自律分散化された組織(コミュニティ型組織)を目指すことといたしました。

DJT自体が、自立分散化された、公共のコミュニティ型組織となることで、自律分散化されたコンテンツ生産・体験に沿った体験価値の提供を持続的に行えるカタチを目指します。

そのために、「コミュニティ型組織でIPOを目指す」ことといたしました。

新たな経営体制について

下記の体制により、新たな経営方針に基づいた経営・執行を主導することといたしました。

新たな経営体制(社内体制の変更のみを記載)

  • 代表取締役CEO 上野 広伸
  • 取締役Founder 玉舎 直人
  • 取締役CTO 満足 亮
  • 執行役員COO 松谷 幸紀(新任:NFTPLUS責任者)
  • 執行役員 青木 宏文(新任:N Suite責任者)
  • 執行役員 上田 真子(新任:経営管理部長)

なお、その他取締役及び監査役については、DJTのコーポレートサイトに記載がございます。

新任執行役員の紹介

執行役員COO 松谷 幸紀(NFTPLUS責任者)

NTTデータで金融システム開発のSEを経験後、WEBコンサルティング会社でマーケティング事業の執行役員を経験。Facebookアプリ開発会社を起業。その後 2015年モブキャストに事業譲渡し参画。ゲーム事業でプロデューサー、運営、マーケティングを経験。モブキャストゲームス取締役、ソーシャルキャピタル代表取締役を経験。 2019年7月当社に入社。その後、当社執行役員に就任。

執行役員 青木 宏文(N Suite責任者)

NECににて、インフラSEとして活躍後、UI/UXデザインのスタートアップに転職。その後、UXデザインコンサルティングの会社を起業して黒字化。共同創業者に譲渡した後、2017年にメタップス参画。タイムバンクでICOにも挑戦。ブロックチェーン事業を行うメタップスアルファ事業責任者(途中、取締役に就任)としてNFT取引所「miime(ミーム)」を立ち上げ、Coincheckに譲渡。その後、当社執行役員に就任。

執行役員 上田 真子(経営管理部長)

公認会計士。有限責任 あずさ監査法人にて、上場企業や金融機関への会計監査、財務アドバイザリー等幅広いサービスに従事。その後上場企業の経営管理部に入社し、部長職を務めた他、関係会社の監査役やIR担当等幅広い業務経験を経て、当社執行役員に就任。

double jump.tokyo株式会社

Website: https://www.doublejump.tokyo/
Twitter(JP):@doublejumptokyo
Twitter(EN):@doublejump_en

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