【2018 DQ Impact Report ⑦】The Strategy:ワクチンとしてのDQ

当コンテンツの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。また、NAVERまとめ等のまとめサイトへの引用を厳禁いたします。
Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.

DQというワクチン

「教師と生徒は今やデジタル情報の良い点と悪い点を認識してきています。大半の教師と保護者は子供達がデジタルリテラシーを身につけるための教育の必要性を感じているが、彼らは学校や家庭で教育するための教材や専門性を持ち合わせていないのが現状です。」

- Dr. Meechai Orsuwan, Education Policy Analyst, United Nations

#DQEveryChildは8歳から12歳の子供達が優れたデジタル市民になれるようエンパワーメントする戦略的国際ムーブメントである。これは、デジタル市民としての包括的なスキルによって子供達をエンパワーメントするというもので、ネット上の危険に対するワクチンのような働きをする。通常、国家がデジタル市民のための教育を国家レベルで行う際の課題としては以下がの3つがあげられる。

1 ) デジタル市民のカリキュラムに基づいた包括的なリサーチが不足している

2 ) 教師の専門性が低い

3 ) 効果的な評価とフィードバックの仕組みを構築するのが困難である

これらの課題に対して、#すべての子供たちにDQを プロジェクトは実証された調査結果に基づくオンラインプラットフォーム、”DQ World”を提供する。これは、8歳から12歳の子供達がデジタル市民としての包括的なスキルを自己学習し、保護者や教師が必要としたサポートとリアルタイムでの評価やフィードバックを得ることができるプラットフォームで、全ての子供達、保護者、教師に同等のサービスを提供している。国がデジタル市民のための高いレベルの教育を公立の小学校で行う際、簡単にワンステップで導入から実行までできるようなサポートもある。また、全ての関係者が繋がることで健康で安全なサポート体制のネットワークが構築されるようになっている。

・DQのリアルタイム評価システムによって、世界各国、全ての子供達が自己学習でデジタル市民としての包括的な8つのスキルを習得することができる。教師と保護者はオンライン上のツールを用いながら、子供の学習におけるファシリテーターとしての役割を持つ。

・オンライン学習が完了すると、保護者と教師は子供のデジタル市民としての生活をよりサポートするDQレポートを受け取る。

・DQWorld.netには、電子カウンセリングによる調査結果に基づいたヘルプレポートシステムが組み込まれている。これによってオンラインプラットフォームを通じて、ネット上のリスクに直面している脆弱な子供たちを発見した際に、すぐに地域のオンラインカウンセリング機関と連携することが可能である。

・世界中の子供達のオンライン上の安全性と、デジタル市民としてのレベルを評価する際のデータベース及びデータ分析システムは、国際レベルでのデジタル市民教育水準の引き上げとオンラインにおける保護のポリシーの向上のためのレポート開発を支援する。

2018 DQ Impact Report: https://www.dqinstitute.org/2018dq_impact_report/

--

--