ばあちゃんはもうすぐ死ぬ。[2017–3–13]
それはいまのところ誰しも避けられないのはわかっているのですが。
このstoryを書いたのが去年の10月ということを今思い出しました。
半年前ぐらいになるんですね。当時は退院できるようにと書いていますが、それがちょっと難しい状況になりました。
肺の心臓にとても近いあたりにできたガンが大きくなっていて、いつ心臓に影響をおよぼすかわからないそうです。そしてそれは突然爆発するかもしれないと。この話を母から聞いたとき実感が沸かなくて、漠然とジョジョ4部のキラークイーンとか、ハンターハンターのジャッジメントチェーンが浮かんできました。
とてつもない虚無感が押し寄せる一方で、叔父さん叔母さんとわたしの母のケアやお見舞いも負荷になってきているので、ばあちゃんは空気読んでるのかなとも思っています。
なんとか1回でもいいから家に帰ってほしいのですが、叔父さん叔母さんは事なかれ主義なので、先生に提案すらしてくれなさそうです。母も叔父さんが決めるからといったスタンスですので…でも後悔はしたくないので言うだけ言ってみます。
人は何のために生まれて、何のために死ぬのかということまで思いを馳せると終わることのない思考の渦に飲み込まれそうでとても疲れます。
世間ではDeNAキュレーションメディアの担当役員の人事が発表されたり、ネット上で祭り上げられたおじさんがもしかして亡くなったのかもしれないと騒ぎになっていたり…関係のないことまで脳が拾ってどんどん考えてしまいます。
後悔だけはしないように、なんとか会いに行きたいです。