DroidKaigi 2024 チケット販売における新しい取り組み

kuwa
DroidKaigi
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4 days ago

DroidKaigi実行委員会のkuwaです。

本記事では、2024年9月11日(水)〜2024年9月13日(金)で開催するDroidKaigi 2024のチケット販売開始に先駆けて、DroidKaigi 2023との違いをお知らせします。
今年も多くの方に参加いただき、DroidKaigiをより良いイベントにしていくために、いくつかの新しい試みを導入します。参加者の皆様にとって充実した体験を提供するため、チケット購入前にご確認ください。

1. DroidKaigi 2024ではオンライン視聴の体験が変わります

DroidKaigi 2024ではすべてのセッションのアーカイブを速やかに公開する方針です。撮影でトラブルがなければ講演後2〜3時間以内に、ほとんどのセッションが視聴可能になります(トラブルの程度にあわせて遅くなる可能性があります。あらかじめご了承ください)。

そのため、DroidKaigi 2024のチケット申し込みはIn-Person参加(オフライン会場)チケットのみに変更となります。オンライン参加チケットはありません。もちろんオンライン視聴者がIn-Person会場と一緒に盛り上がれるようにライブ配信を用意しますが、従来のような当日セッションのリアルタイム配信ではなくなります。

リアルタイム配信(ライブ配信)の対象とするものは、パネルトークなどのオンラインとIn-Person会場どちらからも楽しめる相互コミュニケーションを前提としたコンテンツを検討中です。

大きな影響があるのでDroidKaigi実行委員会でも慎重に議論してきました。その中で、これまでのリアルタイム配信には次の課題があり、既存のアプローチでは解決が難しいとの結論になりました。オンライン参加の方々へのアンケートやヒアリング、運営上の問題点です。

  • [満足度] 配信対象が限られていたため、見たいセッションを見れない
  • [満足度] 同時通訳契約に起因して、英語セッションの日本語翻訳提供ができない
  • [コスト] 配信機材・人件費の高騰(最大5トラック、50セッションへの対応)
  • [コスト] In-Person会場でのスタッフ作業を圧迫し、継続可能な状況ではない

今年もさまざまな選択肢を検討しましたが、複数トラックのリアルタイム配信提供について現実的に解決することが難しい状況です。

そこで見たいセッションが配信対象とならず残念な思いをする体験よりも、セッションをすぐに公開するアーカイブ配信のほうがより多くの方に受け入れていただけると考えました。ただし、機材トラブル等があった場合にはバックアップ録画から復旧するため即時の動画配信は実施できない見込みです。あらかじめご了承ください。

In-Person会場では登壇者との会話、ミートアップ、DroidKaigiやコミュニティを支援するスポンサーとのコラボレーション等により、会場での体験・コミュニケーションを深く楽しんでいただけることを期待しています。

2. 9月11日(水)はWorkshop Dayを開催します

DroidKaigi 2024では2024年9月11日(水)にWorkshop Dayを開催します。モバイル開発の知識を深めるコードラボや、知人や友人を増やせるようなコンテンツを予定しています。9月12日(木)〜9月13日(金)のConference Dayと合わせて、ご参加ください。

過去のDroidKaigiではCodelabなどのハンズオンイベントを最終日に開催しておりましたが、好評につきリニューアルしました。

Workshop Dayの参加方法や内容は後日お知らせしますので、XやMediumでの続報をお待ち下さい。

3. チケット種別に「DroidKaigi全力応援チケット」を追加します

DroidKaigiは、皆さまのあたたかいご支援、ご協力を賜り今年で10周年を迎えます。この節目を迎えるにあたり、一般社団法人DroidKaigiの活動に賛同し、応援してくださる方々を募集することにしました。「DroidKaigi全力応援チケット」として頂いた支援は、DroidKaigiの運営に使用させていただきます。

「DroidKaigi全力応援チケット」購入者の名札には他の参加者とは異なる特別な証を追加する予定です。その他の特典は「一般チケット」と同等なため象徴的なチケット種別です。DroidKaigiを応援してくださる皆さまからの支援をお待ちしています。

以上がDroidKaigi 2024の主な変更点です。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
DroidKaigi 2024では、今年も公募セッションを始め、コミュニケーションを促進するさまざまな企画や協賛ブース、スカラーシッププログラムを準備しています。今年も皆様と共に素晴らしいカンファレンスを作り上げていけることを楽しみにしています!

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