DroidKaigi 2020のパーティ向けにクラフトビールを作った話 🍺
DroidKaigi 実行委員会の @tnj です。
ビール好きの皆さん、カンファレンスのパーティで飲むビール、美味しいですよね。今回は DroidKaigi 2020 の1日目最後のパーティで提供予定のビールの話をします。
DroidKaigiのビール
DroidKaigiではこれまで、本編に先立って開催されるプレパーティ向けにオリジナルラベルのボトルビールを用意しており、イベントを盛り上げてきました。
今年も同じようにビールを作る予定…だったのですが、昨年7月頃に、クラフトビールの醸造所と渋谷テック界隈を繋ぐという趣旨のイベント(SHIBUYA BEER BEER!! 決起集会)があり、「おや、これはひょっとしてDroidKaigiオリジナルのクラフトビールが造れてしまうのでは?」と思いついてしまったため、お話を伺いに参加しておりました。
その結果、ストレンジブルーイングさんにご協力いただけることになり、DroidKaigiオリジナルレシピのクラフトビールが実現する運びとなりました 🙌
というわけで、今回のDroidKaigiでは
オリジナルレシピのDroidKaigi 2020限定クラフトビール(樽生)
を準備しています。
ビール好きな方は、両国にある麦酒倶楽部 POPEYEをご存じかもしれません。日本のクラフトビールの聖地と呼ばれているお店なのですが、ストレンジブルーイングは、こちらのオーナーが2014年に作られたクラフトビール醸造所になります。つまり中身はガチです。
ビールをつくる
というわけで、先日DroidKaigiスタッフ3人でビールの仕込みの様子を伺ってきました。
以下様子です。
ストレンジブルーイングの醸造所は、新潟の南魚沼にある一軒家(オーナーの別荘)にあります。
こちらが代表の佐藤さん。酵母について説明いただいています。
小さな醸造所ですがこちらで酵母づくりから行われており、他のブルワリー向けの酵母の販売も行われているんだとか。
所狭しとタンクが設置されています。中身は全部ビールです。
今日の作業工程の説明を受けています。作業内容は分単位で決まっています。
まずは麦汁を抽出するための糖化釜にお湯を沸かし、水の硬度を高めるためミネラルを追加。それから麦芽を投入していきます。
麦芽の投入 by @punchdrunker の様子。今回、スタッフもビール造りに参加させていただきました。麦芽は4種類の麦芽を全部で40Kg程使用しています。
1時間ほど経って、麦汁を味見させていただいたのですが、めっちゃ甘い!この糖分が後に酵母の餌となりアルコールに変わっていきます。
麦汁を循環させたあとは、麦汁を濾過して隣の煮沸釜へ移していきます。
お湯を吸って膨れた麦芽は1.5倍になり60Kgほどの出涸らしとなります。これを廃棄のために掻き出してきます。
こちらも @red_fat_daruma が作業に加わらせていただきました
その横では、佐藤さんが煮沸釜に移った麦汁から灰汁を丁寧に取り除いています。
2時間ほど経ってから麦汁の煮沸を開始し、沸いたところでホップを投入していきます。ホップの近くに寄ると、ああ、IPAのあの香り!って感じがします。
時間差で3種類のホップを投入し、煮沸が続きます。
この日私たちはここで帰路につきました。このあと煮沸が続き、かき混ぜて時間をおいたあと、冷却して別のタンクでの発酵に移ります。
Droid Session 2020 Pale Ale
という感じで、今回のDroidKaigiは本当にビールを作ってしまいました。
仕込みから9日目時点においては、順調に発酵が進んで(比重 1.007)いるとのこと。こちらのビールは、1日目のパーティでご提供予定です!
ビールの名前は、 Droid Session 2020 Pale Ale と名付けていただきました。佐藤さんの説明によると、
ビールのスタイルは、アメリカの西海岸発祥のセッションペールエール (4.5%)、パッションフルーツアロマのホップを使用した、食中酒向けのペールエールです。イベントのビュッフェスタイルの食事と合わせやすい様に、アルコールは5%未満と軽めに仕立てられればと考えます。
とのことなので、別途絶賛準備中のフード共々、お楽しみいただけるのではないかと思います!DroidKaigiに参加される皆様、是非パーティにもお立ち寄りください。
DroidKaigiのチケットはこちらからどうぞ!