AWSome Dayに行ってきました

maeda takayori
ebisu-blog
Published in
4 min readDec 3, 2019

10月下旬ごろからAWSを使う案件に取り組んでいます。

私はAWS?何それ状態で案件に参加したので、用語がほとんどわからず、非常に頭がこんがらがっておりました。

そこでこんなイベントが

タイミングよく大阪で開催されるとのことで、参加してきました。

結果としては、AWSの基本をさらっと学ぶことができて、学習するための下地を整えることができたと感じています。

そこで今回は学習した内容を噛み砕いて説明してみました。

何かの助けになれば幸いです。

AWS

amazonが展開するクラウドコンピューティングサービス。

リージョン

地名 + リージョンという命名で世界中に点在している。
例 東京リージョン
最低でも2つのアベイラビリティーゾーン(AZ)から成る

アベイラビリティーゾーン

AWSが運用しているデータセンタ。

上の写真のようなストレージサーバーが5万台くらい置かれいる。
場所は非公開だが、耐障害性を高めるために点在している。
なので、東京リージョンだから東京都内にあるというわけではないらしい。(場所は非公開)

VPC

セキュリティ、イメージは自分の土地。
AWSのなかにプライベートな空間を定義する。

インターネットゲートウェイ

外とやり取りする時に通る道路のようなもの

EC2

仮想サーバー。
性能は自由自在で、課金によってメモリとCPUを強化できる。台数を増やしたりもできる。
ちなみに、強化する箇所もいろいろ選べる。

Amazon CloudWatch

AWS上の動きを監視している。
あらかじめ条件を指定しておくと、その条件を満たした時に知らせてくれる。
他のサービスと組み合わせて使う前提だったりする。

EC2 Auto Scaring

前述のCloudWatchと組み合わせて使えば、EC2サーバーの負荷に応じて、サーバーをスケーリングすることができる。
(例 cpu使用率が50%を超えたらサーバーを追加する)

EBS

EC2のバックアップストレージ。
容量やパフォーマンスは自由自在(要課金)
EC2サーバーを特定の日付の状態で復元することができる。
EC2をパソコンとするならば、EBSは外付けHDDのようなもの
ユースケースとしては、データベース の情報を格納したり、データやログファイルをアップロードして保存する場所などが想定されている。

S3

正式名称は Amazon Simple Strage Service 、頭文字にSが3つでS3

すごく堅牢なストレージ(99.999999999%の堅牢性をもつ)
課金によってスピードも容量も強化し放題。
アップロードは無料、ダウンロードは有料。

S3バケット

S3のなかに作る入れ物。中にはオブジェクトが入る。

S3オブジェクト

バケットが一つのメモリーカードとするならば
オブジェクトは、その中に入るファイルやフォルダのようなもの。

RDS

AWSが管理するデータベース。
MySQL, Oracle, SQL Serverなどからユーザーが選択して使うことができる。
RDSを管理するOSのアップデートやバージョンアップを自動化できるので、管理にかかるコストを削減できる。
(EC2にDBを構築して使うよりもさらに、管理が楽)

DynamoDB

NoSQL。
RDBのように複雑なクエリ操作や結合等はできないが、高速かつ低コストである。
一時データやメタデータなど単純な構造のデータ管理に適している。

用語としてはこの辺にしておきます。

AWSome Dayでは、AWSの世界観を学べるほかにも、実際に案件で使う際のコスト、運用の際の注意点、管理方法など、実際の導入に向けた内容の話を聞くことができます。おまけに無料です。

このイベントに参加することでAWSの小難しい公式ドキュメントがある程度読めるようになれたので、良イベントだと感じました。

これからAWSを0から学びたいだとか、AWSでどんなことができるか知りたいというレベル感の人でも理解できるような内容なので、近くで開催されていたら気軽に参加してみることをお勧めします。(次回のオフラインでの開催は来年以降になると思います)

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