電子出版による雑誌の発行 #1

2016年6月23日、Amazonより14冊目の電子書籍を出版しました。

八鍬兼二
電子書籍出版 MAGAZINE
3 min readJul 4, 2016

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私の立場は編集発行人

最初に行うことは執筆者の募集です。雑誌ですから、原稿を書いてくれ人が必要になります。執筆メンバーが集まったら、原稿を依頼し執筆していただきます。

届いた原稿を編集校正し、1冊の電子書籍(もしくは電子雑誌)に仕上げます。私の場合、原稿はWordでお願いしています。提出いただいた原稿を電子書籍用に電子化作業を行います。

EPUBデータが完成したら、いよいよ出版です。私の場合は、Amazonより電子出版しています。最初の頃は、1日~2日くらいかかったのですが、今では最速数時間で発売されます。単純ですが、私の電子出版は、この繰り返しです。

私が発行しているデジタルボーンの電子雑誌は、かなり珍しい存在と言えるでしょう。基本大手出版社は、紙の雑誌があって、それを電子化する電子雑誌以外、手を出さないからです。Amazonは電子書籍の広告掲載を認めていないので、紙雑誌の収益がないデジタルボーンでは成り立たないのでしょう。

「ファイナンシャル・プランナー・マガジン」の場合、創刊準備号としてVol.000を発行したのが2013年2月でした。これは、Amazonが電子書籍界の黒船として上陸したことに触発されたからです。当時のことは、下のstoryに詳しく書きました。

Vol.000の発売から、3年半がたちましたが、デジタルボーンの電子雑誌が追従してくる気配はありません。いえ、何誌か出ることは出たのですが、半年、1年で休刊、廃刊になっています。それが、現実です。

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