Shopifyでオススメの配送日時指定アプリ(プラグイン)

Kazuki Yonemoto
EC ARCHITECT
Published in
Jul 21, 2019

ShopifyはECに関わる主要機能をクラウドベースで提供するカナダ発の会社、サービスです。現在世界的に注目されているECプラットフォームの一つで手の出し易いプラン設定と豊富な拡張機能から個人事業から大手まで幅広い層を顧客に抱えています。

Shopifyで配送日時指定するには

Shopifyで構築するECサイトに配送日時指定の機能を入れたい場合、サードパティーが提供するApp(プラグイン)を利用することで簡単に機能拡張することができます。

Shopify アプリストア

ShopifyのApp(プラグイン)は多くの会社や開発者(サードパーティ)がアプリ開発を進めているため、ストア運営者は日時指定一つ機能をとっても様々な選択肢の中から導入が可能です。

ただ、日本製のアプリが増えつつもまだ多くのアプリがローカライズの課題を抱えています。その為、日本でECサイトをローンチする場合は細かく調査や検討を行う必要があります(2021年11月現在)。

配送日時指定だけでも以下のようなApp(プラグイン)があります。

日本国内で利用したい配送日時指定アプリ

日本国内で運営するECサイトであればカレンダーマスターがオススメです。特にネクストエンジンの利用や営業日カレンダーの出力を検討されている場合は必見です。

何が他のApp(プラグイン)と違うのかというと日本人によって開発されたもので且つ、仕様自体も日本の文化にかなり寄せた設計になっているところです。

また、カレンダーアプリということで配送日時指定以外にもストアのイベントや休業日情報を表示するカレンダーウィジェットの機能が同一料金内でついてきます。

  • 設定が簡単(ノーコードで実装可能)
  • 最短、最長のお届け日数を設定できる
  • 配送業者ごとに違う配送時間帯の設定が可能(カスタマイズも可能)
  • ストアの休日を曜日や日単位で設定できる
  • 注文締め時間が設定できる
  • 配送希望日の選択を必須化できる
  • 標準でネクストエンジンの取り込みフォーマットに合わせられている
  • デザイン性の高いデートピッカー(カレンダー)を利用できる
  • ストアの休日やイベント情報が表示できる

カレンダーマスターは完全に日本語対応されているので英語に抵抗のあるストア運営者も安心して利用できます。また、お問い合わせも日本人スタッフが丁寧に対応してくれます。

カレンダーマスターは標準でネクストエンジンの取り込みフォーマットに対応しています。プラン変更なくそのままの値段で機能利用できるのが強みです。ネクストエンジン側の受注データ取り込み設定は以下リンクを参照してみてください。

カレンダーマスターの利用方法

配送関連設定

アプリストアからカレンダーマスターをインストールします。インストールするだけではまだ機能実装が完了できていません。

利用ガイドが用意されていますので以下ページを参考に実装してみてください。簡単インストール機能を利用するとノーコードですぐにテーマ反映できます。

簡単インストール機能

ストアカレンダー設定

ストアカレンダー機能を利用するとストアの運営情報をユーザーに伝えやすくなります。

まとめ

日本のECサイトに慣れている方はカート画面で配送日時を選択することに違和感を覚える方もいるかもしれません。これはShopifyの仕様上、通常プランでは決済画面をカスタマイズできないためです。

Shopifyアプリを国内ストアで導入する際には日本の文化圏にどこまで即しているか慎重に検証することをおすすめします。カレンダーマスターは幸い無料体験期間が2週間用意されているのでやりたいことが実現できるのか試してみてください。

補足

この記事で紹介したアプリでは基本的に配送先が1箇所に限られる場合に適用される配送日時指定機能となります。もし複数配送の機能拡張を加えた上で配送日時指定したい場合は別途アプリの検討が必要となります。

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Kazuki Yonemoto
EC ARCHITECT

TAM inc. Web Technical Director / After studying abroad in Canada, I changed from school teacher to Web developer.