教室机(60cm x 40cm)の上でのBYOD(1) 〜ノートPCやタブレットを載せてみた〜

紙のノートとの併用には小さめの端末で

Kazuo NAGATA
EdGeek
3 min readDec 12, 2017

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高専でも学生さんのBYODやPC必携化の話が出てきたので、「とはいえ机の上に置けるの?」と思って試してみました。

使ったのは、12インチ MacBook と iPad Pro 9.7インチ。紙のノートはB5サイズのいわゆる大学ノート。メンディングテープで幅60cm×奥行き40cmの面を作って載せてみたのが下の写真。

いずれの機器でも、B5ノートを見開きにしてしまうとキーボードと干渉してしまいます。タブレットだとソフトウェアキーボードも使えますが、そのためには本体を寝かせないといけないので、それはそれでまた干渉しそうです。

個人的には、ハードウェアキーボードは必須。タイピングだけでなくキーボードショートカットなども使いこなして仕事を効率よくできるようになってもらうために。

下の2枚は、左側に電子書籍(中島敦「山月記」)を表示しつつ右側にOneNoteでメモを取るの図。電子教科書になれば1画面内で教科書とノートの両方を使うこともできないことはなさそうです。

けれど、数学の計算のように紙を使って答えを導く機会はまだまだ多そうなので、直近の現実的には、

  • 教科書は電子書籍を買って端末で表示 → 荷物が軽くなる
  • ノートはB5かA4サイズのルーズリーフやノートパッドに手書き、定期的にスマホでスキャン(Evernote、OneNote、etc.)して見返したいときは端末で → なくしにくい、荷物が軽くなる

というハイブリッドな感じが良いのかもしれません。

ちなみに、単語を選択すると表示できる「辞書」はMacの方が見やすいです。一方、iPadだと手書きもできますがこの角度ではちょっと厳しいですね。

いずれの機器も12インチ未満と小さめのモデルなのでこのバランスですが、15インチのノートPCになるともっと大きくなってB5ノートでも併用は厳しいかもしれませんね。また次の機会に試してみます。

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Kazuo NAGATA
EdGeek

熊本高専 情報通信エレクトロニクス工学科 准教授(Mediumへの投稿文は個人としての表現であり、所属先の総意ではありません。ICTを利用した授業手法、業務改善、学生さんのネットとの付き合い方などについて、アイデアをアウトプットする場として利用しようと思います。)