来る2016年、誰が官軍なのか?キュレーションメディア9媒体の想定売上を算出してみた
こんばんは、各々の領域でウェブメディアの運営に関わる3人が、独自の視点でメディアについて書き綴るメディア『edism』にようこそ、水曜日担当を務める、VOYAGE MARKETINGの船方翔馬です。
毎週恒例、僕が好きなメディアを1つずつ紹介していく企画『ヴァイタイヲシエール』の第三段!
第三回のヴァイタイヲシエールは…テレビ媒体の『クレイジージャーニー』です。
TBS系列で絶賛放送中“松本人志&設楽統&小池栄子”がMCを務める『クレイジージャーニー』。独自の目線や強いこだわりを持って世界や日本を巡る「クレイジージャーニー」が常人離れした体験を語る番組。
いわゆる、テレビ業界用語で言う「てっぺん枠」で放送されている、紀行バラエティ。
何が面白いのかというと…普段見ることのない世界の裏側を「こんな世界あるのか…!」と視聴者を唸らせるほど、刺激的な映像を届けてくれる点です。
世の中のことをもっと知りたい、好奇心旺盛な方にオススメな番組です。
今回のテーマは“2016年版ウェブメディアに求められているたった1つの要素を提唱”に続き、“来る2016年、誰が官軍なのか?キュレーションメディア9媒体の想定売上を算出してみた”です。
想定売上の算出方法は次の1つの方法に絞るため、あくまで記事広告のみを対象とします。
調査方法 = googleのアドレスバーにて下記のコマンドを入力
“site:ドメイン PR”,“site:ドメイン 提供”,“site:ドメイン 編集部”,
算出方法 = 2015年10月~12月の記事広告本数×販売単価
※販売単価 = 媒体資料から抽出、媒体資料がない場合は1本100万円にて計算
※記事広告本数 =重複クライアントを含む
本来であれば、媒体毎の平均CPMまで算出できれば、更に良いデータになるんですが、あいにくsimilarWEB×GoogleAdwords(プレースメント)しか思い浮かばず、数値が意味をなさなそうなので割愛します。
肝心のキュレーションメディア10媒体+1媒体ですが…次の媒体から抽出します。
- TABILABO(広告表記 ⇒ PR)
- RETRIP(広告表記 ⇒ PR,RETRIP編集部)
- MERY(広告表記 ⇒ PR,MERY公式)
- キナリノ(広告表記 ⇒ PR、キナリノ公式)
- iemo(広告表記 ⇒ PR,iemo編集部)
- nanapi(広告表記 ⇒ PR)
- NAVERまとめ(広告表記 ⇒ NAVERまとめ編集部)
- えんたべ(広告表記 ⇒ PR)
- CAFY(広告表記 ⇒ PR)
まー想定通りと言えばそれまで…meryの圧倒的勝利でした。唯一の三桁。
広告主名も別途抽出しましたが、meryに出稿する広告主の幅の広いこと広いこと。
意外だったのは、次の3点
- NAVERまとめで掲載できる広告主の領域が広がったかな?
- nanapiに記事広告は意外と入ってない(掲載卸してるのかも)
- グルメ系は苦戦?
まとめ
官軍は間違いないくmery。PVやUUもさることながら、ウェブメディアとしての認知率の高さが勝因ではないでしょうか。
個人的に気になる媒体は、グローバルブランドからの出稿が見受けられる東京カレンダー。クリエイティブへの理解が深い媒体は、それだけで重宝がられるのも、雑誌創設からの独自の強み。
現段階では、認知を獲得するために多額の費用を投資してでもテレビCMや人気芸能人の起用を行い、イノベーター理論でいうイノベーターからラガードまでメッセージを届けることが成功の秘訣かもしれません。
さーて、次はどんな切り口で何を書こうかな。