こんなキャリア教育は嫌だ

キャリア教育って言うと、「未だ見ぬ生徒の将来の職業に向けてステップを踏んで指導する」というイメージを持ちがちですが、果たしてそうでしょうか。

文科省によると、

特定の活動や指導方法に限定されるものではなく、様々な教育活動を通して実践されるものであり、一人一人の発達や社会人・職業人としての自立を促す視点から、学校教育を構成していくための理念と方向性を示すものである。

わたしのキャリア教育もここ20年で変化して行っています。今日は20年後に思いもよらぬ展開になったお話です。

昨日、嬉しい知らせが舞い込んできました。メッセージ画面はこちら。

卒業生がなんと大学の助教になることが決まったと言う話。

彼は、わたしの最初の教え子の一人です。ウン十年前…(遠い目)当時のわたしは、「とりあえず、10年後、先生はここにおらんから!」と生徒の前で口にしつつ、法曹界に行こうかな、と軽々しく考えていました。暴力団から弁護士になった大平 光代さんの影響大(笑)

当時のわたしのキャリア教育の骨子は:

生徒の人生にも自分の人生にも無限の可能性を信じる

当時の彼らは、先生に喧嘩を売ったり、授業から逃げ出したり。授業中も当然のごとくウロウロ。進学校で、入学当時は多少勉強していたのでしょうが、高校に入る頃にはすっかり「英語って何ですの?」状態でした。

勉強に気が向かない彼らの勉強法と自分やり方の違いなんて分からなかったし、偏差値も文法も、なんのこっちゃ?彼らは、附属中学ですっかり落ちこぼれのレッテルを貼られ、すっかりやる気をなくしていて、わたしは生意気すぎて敵ばかり。そのせいか妙に懐かれていて、3年生の夏休みになると「俺たち50円ずつ出してお昼奢るから、補習して」と言って、本当にお金を出し合ってくれました。引っ越しの際には家中ピカピカにしてくれたものです。

夏休み、彼らの現時点の成績とか、そんなことどうでもよかったから毎日毎日とにかく思いつくままに一緒に英語を勉強しました。それまで誰からも「お前なんかどこの大学も行けない。無駄。」と言われていた彼らにとって、特別に補習してもらい、仲間で肩を並べて学ぶのは嬉しそうでした。合い言葉は「溺れるものは藁をも掴む」とにかく諦めないでやってみよう!と。結局、他の教員の期待を大きく裏切って、思い思いの大学に進学しました。

わたしがした指導は何だったのか。おそらく、何でもいいからやってみろ!定位置に落ち着くな。安定なんてくそくらえ!というメッセージを発すること。

きれいにまとめると、(何のデータもエビデンスも経験もなく)

生徒の人生にも自分の人生にも無限の可能性を信じる

こんなキャリア指導は嫌だ!

あなたはいかがですか?

次回の記事では、彼が高校卒業後どのような経緯で今のポジションに行き着いたのか、そしてエトーの衝撃写真をお見せしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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参照:写真はこちらからお借りしました。た。http://search.yoshimoto.co.jp/talent_prf/?id=654

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