21世紀の教育観とキャリア観

修理固成
4 min readFeb 16, 2018

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今ここは、
文明周期で観ても日本単位で観ても
地球規模の大転換の時勢。

今回は、この時代の変化に際して、
キャリアと教育の変化を取り上げる。

社会全体が豊かさというひとつの目的にむけて
右向け右で成長していった戦後。

よく「勤勉な従業員を育てる教育」と言われる。

教科書に書いてある正解を
いかに早くおうむ返しできるかが問われる。

そのように社会的要請に応える教育が為されてきた影響で、
その後とキャリア構築や人生観もモノレール的なものに。

このようなキャリア観や人生観に支えらた教育が、
「勤勉な日本人」というイメージを形成する内実である。

社会がひとつの方向に進んでいる時代だったから、
これが大正解だった。

それが、結果として今日の豊かさにつながっている。
間違いなく先人の努力の結晶である。

しかし、
IT革命やグローバルなどというまでもなく
今日は激動の時代になっている。

状況が変わり、
産業構造やビジネスフレームも見直しが迫られている。

そういう21世紀の教育観やキャリア観を観ていく。

大学生が就活で言われるのは、
「母親が知っている会社に行ってはならない」

それが全て正しいとは言えないが、
一理あるところも感じる。

しかし、キャリアの資格がある有資格者だからといって、
適切な指導ができるとは限らないのは
よくよく注意しなければならない。

そればかりか、
そういう資格だけでキャリアが貧困な難民が、
次のキャリア難民を生み出す
負の連鎖を見逃してはならない。

自分が大学や専門学校の「キャリアゼミ」をやっているときも
つくづくキャリアは教えられるものではないなぁと思っていた。

一人一人が、

自ら自分の人生をクリエイトしていき、

オリジナルな道を開拓していくからだ。

自らイノベーションするしかない。

田舎と都会、リアルとウェブ、心理学と量子力学など
脱専門の領域横断型であらゆる垣根を越えた
循環が求められている。

間を取り持ち、
新たな価値をクリエイト(Cre8)するのが、
アントレプレナーの原点だ。

この流れを総べ括ると、以下のように図示できる。

ここで間違ってはならないのは、
変化の捉え方。

時代が変化しているから、
自分が変化なければ…とは似て非なり。

起こしたい変化に自らが成り切る道。

時代の変化に先んじて、
変化の兆しやその前を感知し

自ら変化を創造せよ!

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