Learning 3.0(LⅢ)
出逢った人や本、自然や出来事など
人生の全てを先生・メンターとして
学びを受け取る心構え。
これが次元の違う学び方の原点。
この学び方そのものを変容させるのが「Learning 3.0」
LⅠ(Learning 1.0):
無意識的学習:Unconscious Learning
70近くの知り合いと高校の授業見学に行った際、
「わしの頃と全く同じだ」と述べていたことがある。
つまりは、そういうこと。
気づかない内に無自覚的に
日本文化の枠で考え行動することが刷り込まれている(Socialize)
目に見えない牢獄(Invisible Prison)に気づかない。
LⅡ(Learning 2.0):
深い対話と双方向学習:Active Learning
先生が教える、生徒はノートを取るという
一方通行の形式からは卒業。
双方向の対話やプロジェクト学習など、
各地で様々な取り組みが行われいている。
学習や活動において軸が形成され
ある程度は「自己主導(Independent mind)」ができてくる。
しかし、ここに「私という呪縛」がある。
「Learning 3.0」は遥かに次元が上がる。
神羅万象すべてに対してオープンで
何事にもセンスオブワンダーを感じ、
学び取れる力というべきか。
【原則1】Un-Learn:無駄を削ぎ落とす
【原則2】Learn to Learn:森羅万象をメンターとする学び方
【原則3】Un-Learn:あえて「遊ぶ」
→Learnability(学習可能性)の極大化
生きる全てから学ぶ姿勢が、
深い気付きのアンテナを立て、
全ての出逢いから学び、全てに活かすことができる。
智慧の眼=第三の眼が、Learning 3.0
「メタ認知」により、囚われを脱することで、
学び方や知覚のあり方に根本的変容が起こる。
“枠で” ではなく、”枠を”考える。
“常識で” ではなく、”常識を”考える。
学びの枠組み自体をじっと見つめ直すことで、
今まで無自覚だったお決まりのパターンが見えて来る。
融通の利かない法則や
限界を押し付けてくる狭い考えに縛らず、
本来生きることになっていたいのちの本道、内なる風景、創造性、豊かで微細な秩序、霊的な交わりによるコミュニケーションに立ち返る。そして、命あるものとないもの、精神と物質の間の壁の崩壊といった、より深遠な概念へと近づける。
その奥にある微細な感覚をキャッチできれば、
今までとは全く違う学びの旅が始まる。