人力発電に向く動き向かない動き

谷内 ススム
energy2.0
Published in
2 min readDec 24, 2006

人が発電する場合、実は次の様な単純な反復運動が 発電に向いている。

◆手を回す → 手回し型
◆手を動かす → 引っ張り型
◆手を振る → シェイカー型
◆手を握る → 握り型
◆足を動かす → 自転車型

現在市販されている人力発電機はこうした運動に 対応したものだ。背筋測定の際の様に強く引っ張ったり、 重量挙げの様な運動は、力は使うし疲れるのだが 発電には向いていない。 個人的には、ボート漕ぎなんかは自転車並みに いいんじゃないかと思う。

一方で、人間が日常的にする反復運動を発電に 活かすことができれば理想的だ。

◆歩くときの手や足動き
◆モノを食べるときの歯やアゴの動き

あとは下ネタ系(?)などが考えられる。

実際に靴に圧電素子を組み込んで発電するという 仕組みを事業化しようとした会社があった様だ。 The Electric Shoe は2001年頃にこの構想を発表していた様だが、その後、ウェブサイトも無くなっており、頓挫したのかもしれない。

こうした反復運動を活かして発電できるデバイスが 生まれれば、CGEにもかなり光があたるのだが…。

Originally published at blog.livedoor.jp on December 24, 2006.

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