人力発電 過去の取り組み例

谷内 ススム
energy2.0
Published in
2 min readNov 26, 2006

2006年11月26日

人力発電は昔から取り組まれてきたものである。 比較的新しいもので、ウェブ上に資料のあるものを紹介しよう。

◆NTV「所さんの目がテン!」 宿題解決!発電の科学

1998.8.16 簡単な発電の仕組みの紹介と、自転車を使った人力発電実験 の紹介がある。 結局の所、 ★人力発電の効率は悪い ★火力発電所恐るべし といったところか。

自転車発電のページ 1997~

このページを作った鈴木さんの自転車発電にかける意気込み には頭が下がる。 自転車発電装置の自作から、

自転車発電でワールドカップの街頭ゲリラ放映

「とうとう結婚式でこぐはめに…」 など、すっかり<ミスター自転車発電>になっておられる様子。

生活で使うエネルギーを自転車発電に換算したら

では、生活で使うエネルギーを自転車発電でまかなうとすれば、 何時間自転車をこぐ必要があるかということを試算。 このウェブサイトで紹介されている装置を使った自転車発電 では、70Wの発電ができるとのことで、 ★60Wの電球を1時間つけるのに51分 60Wの電球を1時間つけるのに必要なエネルギーは 60Wh(ワットアワー)と表現する。 上の計算は以下の様になる。 60(Wh)÷70(Wh)×60(分)=51.4(分) ★250Wの大型テレビを1時間つけるのに3時間34分 など、面白い結果が紹介されている。 ページの後半には「人力発電教」という謎の宗教まで… これら2つの例を見る限り、テレビや掃除機などの 消費電力の大きな機器に電力を供給しようとすると、 かなり難しいことになることがわかる。 イベントとしては面白いが、日常的にテレビや掃除機、電灯 を使うために、何十分~何時間も自転車をこぐのは難しい。 自転車でダイエットがてらにコツコツ蓄電して、 別途使うといった話は別だが… 以上の様な過去の取り組みも踏まえ、 energy2.0の取り組みで対象とするのは、もっと消費電力が 小さく、我々の身近にある機器にすることにしたわけである。

Originally published at blog.livedoor.jp on November 26, 2006.

--

--