EtherMail、受信した広告メールの読者に報酬を与える「プライバシーウォール」を開始

by News BTC

Taka
EtherMail Japan
Dec 17, 2022

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2022年12月15日、Schaan、Liechtenstein

ウォレット間の匿名・暗号化通信の標準規格となる初のWeb3メールソリューション「EtherMail」は、メールユーザーがスパムをフィルタリングし、広告メールを受信して報酬を得るための個人用保護レイヤー「プライバシーウォール」を開始したことを本日発表しました。このソリューションはWeb2およびWeb3の両方のユーザーが使用することができます。

プライバシーウォールは、EtherMailが間もなくリリースするペイウォール・ソリューションの第一弾で、Web3ユーザーが自分の受信箱に設定するバーチャル通行料の一種として機能し、メール送信の新しいインセンティブパラダイムをもたらします。ユーザーはカスタマイズ可能な優先度を設定し、トークン報酬と引き換えにどのようなコンテンツを受け取るかを選択できるようになります。EtherMailのユーティリティトークン「EMT」がローンチされる前には、早期参加者はEMCとして報酬を得ることができ、アフィリエイトにより新しいユーザーを紹介したり、受信したあらゆる種類のメールを読むことで提供されるインセンティブメカニズムがあります。最終的にこれらのEMC報酬はEMTに交換される予定です。EMCとEMTの変換レートは、トークン発行時に決定されます。

プライバシーウォールは、ユーザーが指定したコンテンツソース(例えば誰がメールを送ることができるか)について、自分の好みを設定することを可能にします。ユーザーは、希望するプライバシーレベルを設定し、メールを読んだ場合の支払い条件を決め、連絡を取ることができるアカウントを選択することができます。例えばコミュニティ内のWeb3企業、同じWeb3プロジェクトに所属するコミュニティ内のユーザー、特定のプロジェクトのトークン所有者、EtherMailユーザーといったように制限することが可能です。

Web2ユーザーは「No contact」設定を選択することで、EtherMail以外のドメインからのコンタクトを禁止することができます。「High security domains」を選択すると、EtherMailが高セキュリティとみなすWeb2ドメインのリストからのみアウトリーチが許可されます。「All domains」を選択すると、どのWeb2ドメインからもユーザーにコンタクトすることができます。またWeb3とWeb2の両方の設定を組み合わせ、トークンを保有しているプロジェクトからのみメールを受け取り、Web2ドメインからは全く受け取らないといったカスタム設定も可能です。

EtherMailのCEO兼創設者であるShant Kevonianは次のように述べています。「歴史的にWeb2では、無料の広告促進によりユーザーのプライバシーが損なわれ、個人の受信トレイが日常的に侵略されてきました。私たちはこの傾向を逆転させ、不要なマーケティングの受信トレイを選別するためにユーザーが毎日費やす時間と注意に報いることを目的としています。この新しい広告のパラダイムは、ユーザーの興味範囲に基づいた、より関連性の高い広告の配置を促進します。これはエンドユーザーのプライバシー設定を優先しながら、ブランドがより効果的でターゲットを絞った広告キャンペーンを実施できるよう、相互に有益なエコシステムを構築するものです。

EtherMailの公式Telegramチャンネルはこちら: https://t.me/ethermail_official

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EtherMailがあなたのプロジェクトにおいて、アセットホルダーとの直接的で安全なコミュニケーションラインを維持するために役立つ方法の詳細は、https://ethermail.io/daos をご覧ください。

EtherMailについて

EtherMailは、匿名かつ暗号化されたウォレット間通信の標準規格をもたらす最初のWeb3電子メールソリューションです。EtherMailを使用すると、企業はブロックチェーンに同期したリアルタイム情報に基づいて、豊富で関連性の高いコンテンツをアセット保有者に直接送信することができます。またEtherMailは完全に匿名のP2P通信を可能にし、受信トレイにある関連コンテンツを読むことでユーザーに報酬を与えます。

原文

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