エウレカという組織で、スクラムがチームに起こした変化

Eureka Advent Calendar 13日目の昨日は、栗村の「Androidのライフサイクルで活きるUI周りのRxJava活用例3選」でした。

Pairs事業部 iOSエンジニア & スクラムマスターの川端です。
2017年は、エウレカにとって初めてスクラムを導入した年でした。

今回は「スクラムの導入」が、
ネイティブエンジニアの自分に与えた影響についてお話しします。

① スクラムの導入
② チームに起きた変化

スクラムの導入

エウレカでは、今年からスクラムを開始しました。
スクラムとは、アジャイルな開発手法の一つです。

スクラムでは、開発期間を1週間や2週間といった、一定の区間に区切ります。
その期間単位をスプリントといいます。
そして、そのスプリントで作るものをチームで決めて開発を行います。

スクラムを導入した目的は、自分たちで意思決定を行い、開発を進めていける組織になることでした。

スクラムで大切なことはいくつかありますが、私が特に重要だと思っているのは次のことです。

  1. 見える化すること
  2. 計測すること
  3. 学び続けること
  4. 対話すること

見える化すること

すべては見える化することから始まります。
 ・チームのみんなが同じ理解をできているのか
 ・タスクはちゃんと進められているのか
 ・やるべき仕事は明確になっているのか
こういったことは、コミュニケーションだけでは解決が難しいため、
「見える化」することが求められます。

エウレカのスクラムでは、カンバンを作ります。
カンバンは、みんなのタスクを確認するための便利なボードです。

計測すること

・私たちは一週間でどれくらいの仕事ができたか
・どれぐらいの売り上げをもたらしたのか
スクラムではチームのアウトプット・スプリントでの成果を計測します。
継続的に計測された数値は、チャートや、グラフで毎日確認します。

学び続けること

・このスプリントで感じたチームの反省点はどうだったか
・このスプリントで出した成果物はなんだったのか

スクラムでは、必ずチームで振り返り(スプリントレトロスペクティヴ)をおこないます。
それだけでなく、プロダクトの成果物を確認するレビュー(スプリントレビュー)も行います。

対話すること

チームで何かを作っていくためには、常に合意が必要です。
どういう問題意識で何を作っていっているのかということについて共有できているか、
確認をするためにも頻繁に対話をする必要があります。

チームに起きた変化

スクラムを通じて、チームはコストやアウトプットを意識して開発をするようになります。

  1. コストへの意識
  2. アウトプットへの意識
  3. クロスファンクショナル

コスト

リソースが限られたチームでの開発において、コストは重要な指標です。
早くできるが、今後の運用が大変になる。あるいは、運用が楽だが開発に時間がかかる。
チームは、いろんなもののトレードオフを意識して、スプリント内での目標を遂行するようになります。

アウトプット

達成したかどうか(プロダクトとして完成したかどうか)だけではなく
・ビジネス的に売上を達成できているのか
・今後の仕様の変更を意識した作りになっているか
など様々な指標で成果物を考えるようになります。

クロスファンクショナル

スクラムでは、チームとしてのアウトプットを重要視します。
チームとしての目的を達成するために自分の職域を超えて行動できるエンジニアが増えました。
例えば、iOSエンジニアがAndroidの開発をやってみたり、ネイティブエンジニアがGoのコードを書いてみたりといったようにです。

エンジニアが自らの職域を超えて行動できるようになると、サービスの総合的な問題解決を行うようになります。クライアントだけで頑張るよりも、サーバーで修正した方がプラットフォーム別の工数もかからず、問題解決をできる、などの意思決定を行えるようになります。

エウレカという組織

今年、ペアーズは5周年を迎えました!
エウレカは、少数精鋭組織として、今後とも成果を出していきます。

その上でスクラムというフレームワークの導入は私たちの等身大を見える化し、
あるべき姿を明確化するのにとても優れたツールとなりました。

エウレカにとってスクラムが与えた変化についてお話ししました。

明日は、Pairsグローバル事業部の遊佐さんがお話しします。どんなお話しか、楽しみですね!

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