DroidKaigi 2018に参加してきました!【1日目】

はじめに

eureka, Inc.
Eureka Engineering
5 min readFeb 14, 2018

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Pairs事業部にてAndroidエンジニアでインターンの@zukkeyこと鈴木です。

DroidKaigi 2018に参加してきました。

私自身初参加でありましたが、Android技術に関する多くの知見を得る有意義な時間でした。

今回のDroidKaigi 2018で、エウレカからは@yuyakaidoが登壇し、運営スタッフとして@futaboooが参加しました。

今回は、私自身の印象に残っているセッションで 1日目について 紹介していきたいと思います。

気になったセッション

Kotlinアンチパターン

Naoto NakazatoさんによるAndroid開発におけるKotlinのアンチパターンと、それに対応する解決策を実例を添えて解説していただきました。
lateinitとnull初期化の使い分け や、withを除いたスコープ関数での runとlet、alsoとapplyの使い分け について私も悩んだ経験があり共感しながら聞いていました。
通常の代入、lazy、custom getterの使いわけなど具体例を上げて、何が悪いのか丁寧に説明されていたので分かりやすかったです。

How to improve your MVP architecture and tests

私も普段参考にさせていただいているkiriminさんのModel-View-Presenterアーキテクチャを採用したアプリを、どのように改善して良い設計にしていくのかについてのセッションでした。
エウレカではMVPアーキテクチャを採用しており、エウレカにジョインしてからMVPを学んだのでアンチパターンに出会った経験があまりなく、こういう問題が実際に起きてしまってその解決策を知ることができたのが良かったです。
サンプルも作成されており、テストコードを書くことによって見えてくることもあるのでpresenterのテストを今後書いていなかった部分を書いていこうと思います。

https://speakerdeck.com/kirimin/how-to-improve-your-mvp-architecture-and-tests

DataBindingのコードを読む

Abe KenjiさんによるDataBindingの仕組みとデバッグ方法についての紹介でした。
私自身業務でもDataBindingを使うことはあるのですが、中身のコードを見たことはなく中のコードを読みながら仕組みを理解していく過程は勉強になりました。
コードを深く追って仕組みを理解することはとてもエネルギーを要することなのですが、ドキュメントに載っていないこともあるので コードを読んで理解していく というのは意識を持って取り組みたいなと思いました。
あとは、ついつい日本語のドキュメントに頼ってしまうこともあるのですが、やはり 英語のドキュメントを参照しないと更新していない場合がよくある とのことだったので今後は英語を読んでいくようにしたいと思います。

実例で理解するMaterial Design Animation

Ryo Sakaguchiさんによるマテリアルデザインにおけるアニメーションの実装について、実例を踏まえてのセッションでした。
実際に自分も遷移のアニメーションに取り組んだことがあって、SharedElementTransitionの基本から実際のプロダクトで使用しているコードをもとに説明されており勉強になりました。
遷移のアニメーションのタイミングやレイアウトの構成で、試行錯誤していた過程が見れて実装に活かせそうだと思ったのでPairsにも反映していきたいと思います。

https://speakerdeck.com/wakwak3125/shi-li-deli-jie-suru-material-design-animation

Kotlin版CleanArchitectureのテンプレート作ったら爆速開発になった話+α

Keisuke KiuchiさんによるCleanArchitectureのテンプレートについての紹介でした。
AndroidStudioに標準で用意されている機能で、テンプレートの作成ができることを知らなかったので驚きでした。
テンプレートにすることで引き継ぎコストが減ったり、UIの実装などに時間を費やすことができるようになるのは便利だなと思いました。

エウレカからのセッション紹介

マルチログインの実装方法

複数アカウントで同時にログイン出来るマルチログインの実装方法についての話でした。
こちらについては、2日目のレポートにてインターンの古澤君がしてくれます!
https://speakerdeck.com/yuyakaido/droidkaigi-2018

また、DroidKaigi登壇者とフランクに話してみたい方はぜひ下記のWantedlyリンクからの応募をお待ちしております!

DroidKaigi 2018登壇者と話してみる!

アフターパーティー

アフターパーティーは1階の大きなホールを2つ使って盛大に行われました。
Android界隈の人が集まり美味しいご飯を食べながらAndroid開発に関わる話をしながら交流できました。

おわりに

今回私はDroidKaigi初参加でしたが、新しく知ることができることが多く、また普段からお世話になっている記事を書いている人のセッションを生で聴けることも嬉しかったです。
DroidKaigiを開催、運営をしてくださいましたスポンサー、運営スタッフの皆さまのおかげで楽しく過ごすことができました。
二日間、ありがとうございました!

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