PairsのQAはどう立ち上がったのか

Yuki Ohtani
Apr 1 · 6 min read
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みなさん初めまして。

エウレカでQAエンジニアをやってるおおたにです。

僕は大学で土木工学を専攻していたのですが、社会人として第三者検証会社に入社しました。その仕事が向いていたようなので、よりサービスに近い品質保証をと考え、今はエウレカにいます。

今回は、エウレカのQAとしてどんな活動してきたのか、これからどうしていこうとしているのかを紹介します。

QAプロセスの立ち上げ

多くの会社にQAチーム/品質保証部/品質管理部が存在すると思いますが、エウレカにQAチームは存在していませんでした。

QAチームができるまでは、PM(プロダクトマネージャ)が受け入れテストだけでなく機能テストも担当していました。そのためPMは、テスト実行が必要なフェーズになると、残業が多くなる傾向がありました。

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よって、QAチーム最初の目標は、「PMからのテスト作業を巻き取り」でした。この時の開発チームは5チームあり、そのうち2チームの作業を巻き取りはじめました。

最初にテストケースを見せてもらったときは、ケース数が多くてびっくりしました。Pairsでは性別、会員ステータス、年齢確認の有無といった変数によって挙動が変わるのですが、すべての変数の組み合わせが、ケースに盛り込まれていたため、ボリュームが大きくなってしまったのです。

自分一人でやっていくには、まず既存のテストケースの見直しが必要だと考え、二因子間網羅(参考: https://qiita.com/suin/items/0d38108ecae341c1700e)を使ってテストケース数を減らしました。

その結果、自分一人でもテスト実行できる量になり、PMの負担も軽減できました。

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プロセスを軌道にのせる

QAプロセスを軌道にのせるまでは以下のステップを踏みました。

・STEP1.テスト設計に余裕を持つ

・STEP2.要件定義から関わって手戻りを減らす

・STEP3.人を増やす

まずは、「STEP1.テスト設計に余裕を持つ」です。担当者によって開発完了してからテストの依頼がくる場合がありました。開発完了してからテスト設計していてはリリースが遅くなってしまいます。

そこで、まず開発着手するタイミングで施策の内容を聞かせてもらうように依頼をしました。こうすることで、テスト設計時に考慮漏れなどに気づけ、手戻りの時間を短くできるようにもなります。

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次に「STEP2.要件定義から関わって手戻りを減らす」です。STEP1で、QAが開発早期に関われるため、考慮漏れが減らせます。

さらに上流の要件定義の場に参加して「〇〇の場合はどうなりますか?」などのフィードバックをすることで、考慮漏れを減らしました。

ここでは自分の中でも変化がありました。

最初の頃はいかに早くテスト実行するか、バグを見つけるかばっかりを考えてしまい、ビジネスサイドの考えまで意識ができませんでしたが、施策を一緒に考えることにより、「ユーザにどうやって価値を提供するのか」考えるようになりました。

そして「STEP3.人を増やすフェーズになる」です。2チームでの運用がうまく行っていたので、さらに他の3チームのテストも巻き取るようになったのですが、ここで1つの問題が出てきました。

依頼に対して処理能力が追いつかなくなってきたのです。アジャイル開発も導入し始めたので、依頼の頻度も上がり、キャッチアップのために各チームのイベントに参加するだけで、かなりの時間が奪われ、作業する時間が足りなくなってしまったのです。

そこで、第三者検証会社のパートナーさんに常駐できてもらうようになり、パートナーさんにはテスト実行を任せ、自分は要件定義、設計を主にやり、少人数でスケールする体制に変わっていきました。

社員を採用して・・・という選択肢もありましたが、弊社に合う人材を見つけて採用するには時間がかかってしまったり、マネジメントのコストが増えるのも防ぎたかったため、当時はパートナーさんの力を活用する体制となりました。

ここまできて、全ての開発チームのテストも安定して回せるようになったので、最初の目標だった「テストを巻き取る」は達成できました。

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次は何を目標にやっていこうか考えるようになり、手に取ったのが「TPI NEXT」でした。体系的な情報をもとに、何が自分たちにできていて、何ができていないかを見極めようと思ったからです。

調べてみると、バグのメトリクスが取れていないとわかりました。そこでバグに画面名、機能名、重要度などの情報を追加し、月ごとに何件起票されているかなどをまとめました。

ただ、そこから何か課題を見つけられるのかと期待していたのですが、よく開発する箇所ではよくバグが出てきますし、新機能開発があると起票数は多くなりがちです。

こういった感覚としてわかっている情報がわかっただけになってしまい、よりプロダクトに役立つ情報はないかと今も模索している状況です。

まとめ

現在もテストをうまく回していく状態は維持できています。これよりも高いレベルに品質を引き上げるため、他社のQAはどうしているのかなどを調べたり、勉強会に出て業界の情報を取りに行ったりしています。

その結果、1番強く感じるのは「自動化」が昔に比べて当たり前になってきている点だとおもいます。

今後の活動は開発プロセスの改善を意識して取り組んでいきたいと思っています。そこで「自動化」に取り組む可能性もありますし、変化があった時にはここでまた報告したいと思います。

最後に

現在eurekaでは一緒に働く仲間を絶賛募集中です。カジュアル面談も実施しておりますので、ご興味を持って頂けたら是非一度お話しましょう!

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Yuki Ohtani

Written by

2017年にエウレカのQA担当として入社 Pairs/Pairsエンゲージの要件定義からテスト実行までを担当しています。 好きな食べ物;さわやかのハンバーグ 趣味:釣り、旅行、麻雀、ゴルフ etc QAでパターン出しを常に考えているせいか旅行のプランニングできます。 企画/予約/運転/全部やります。 だ

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2017年にエウレカのQA担当として入社 Pairs/Pairsエンゲージの要件定義からテスト実行までを担当しています。 好きな食べ物;さわやかのハンバーグ 趣味:釣り、旅行、麻雀、ゴルフ etc QAでパターン出しを常に考えているせいか旅行のプランニングできます。 企画/予約/運転/全部やります。 だ

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