なぜVRに夢中になるのか?

Yuusuke Tanabe
Ever Onward
Published in
6 min readMay 2, 2019

2018年8月にスタンドアローンHMD(ヘッドマウントディスプレイ)のOculus Goを買ってから僕はVRに夢中になっている。Oculus Questの予約が始まった今、改めて自分がなぜVRに夢中になったのか分析してみようと思う。

VTuberが好き

僕はVTuberが好きです。2017年末ぐらいから追い始めました。キズナアイ輝夜月ミライアカリねこますさんYuNiえのぐ花譜、がんばるぅ子、東雲めぐリズリタオメシス電脳少女シロ等々数え出したらきりがありません。VTuberを追っているとVR LIVE・VRChatなどの知識が自然と入り込んできます。なので自然にVRへの興味も増していきました。

新しい物や新体験が好き。

スマホがコモディティ化してきて、アプリも目新しい体験が少なくなってきていた。そこで僕のアンテナに引っかかったのがVR(実質的な現実)だった。

ソシャゲブームは今も続いていた。
2016年にマイクラVRは誕生している。

自分のTweetを遡ると2014年からVRの事は気になっていた。それから自分の手元にVR HMDが来るまで4年以上かかっている。購入するにあたっての障壁は価格だった。2016年に発売されたコンシューマー向けのOculus Rift(CV1)で本体とPCを合わせておおよそ20万以上かかってしまう。僕にとっては容易に手を出せる金額ではなかった。それでも気にはなっていたのでVRに関係する情報は追い続けていた。

2018年5月にOculus Goが23,800円という破格の値段で発売された。しかもPC不要のスタンドアローンでケーブルレス。いよいよ購入するタイミングがきたか?っと思いつつも様子を見ていた。

その後、周りに誰も購入者がいなかったが勇気を出して2018年8月にOculus Go購入。ついに念願のVRデビューを果たしました。下記ストーリー冒頭に記した通りそれはiPhone以来の衝撃体験でした。VRは初めて経験する時のインパクトがかなり大きいです。

VRで夢中になった体験

Virtual Virtual Realityをして、初めて長時間VRで過ごす体験をした。VR内でさらにVR HMDを被っていくという頭がおかしくなりそうな体験が出来るゲーム。映画インセプションのようなイメージでしょうか。1日に6時間以上VRで生活をして、HMDを外した時に、現実の解像度高いと感じたのを覚えています。

VARKで初めてVR LIVEに参戦。その体験は衝撃でした。VTuberを追っている人は是非VR LIVEを体験して貰いたいです。画面の向こうにいたVTuberに会えるのですから、しかもガチ恋距離で。それはもう感動します。近い将来リアルアーティストもVRでLIVEを行うのではないでしょうか?
VR LIVEの体験談は下記のストーリーに記しています。

東京クロノスは一番投入感を感じられた作品。リアルで小説を読み想像して世界観に浸る事は出来ても、その中の住人になる事は出来ません。誰もが夢見たであろう物語の中に入るという事。東京クロノスは物語に想像ではなく実際に入る事が出来る、そんな夢のような体験が出来る作品です。

ambrは日本発のVR SNSです。色々なワールドで色々なアバターを着てワイワイお喋りが出来ます。ユーザーの方々も優しい方ばかりで丁寧に色々と教えてくれます。アバターを着て輪になってお喋りをする。未来のSNS体験が出来わくわくします。

インターネット・i-mode・iPhoneそしてVR
その共通点は?

僕が今まで夢中になってきたものであるインターネット・i-mode・iPhoneそしてVR。その全てに共通している物は何か?そう考えた時に出た答えは、人と人との繋がりでした。

中学生の頃、初めてインターネットを家のパソコンに繋いで見知らぬ誰かとチャットで会話を交わした時のあの感動体験。

高校生の頃、初めてi-mode端末を手に入れていつでも友人とメールのやり取りが出来た時のあの感動体験。

社会人の頃、初めてiPhoneを手に入れてTwitterを開いて世界中の人々と繋がった時のあの感動体験。

そして今、VR HMDを手に入れてVR LIVEやVR SNSを通じてそれらの過去の経験と同じように人々の繋がりによって想起される感動体験をしています。僕はいつも人と人との繋がりに心を動かされて夢中になっていました。

VRには未来が詰まっている

未開拓部分が多く発展途上のVRは、誰も知らない沢山の未来が詰まっています。今までの画面上の共有ではなく、VRでは体験・空間そのものが共有出来るようになります。体験・空間の共有によって、人と人の心が染み渡るように深く繋がります。僕はこれからのVRの未来を真っ先に体験していきます。そしてVRの未来を作る側の人間を目指します。

あなたもVRの世界に飛び込んでみませんか?

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Yuusuke Tanabe
Ever Onward

上級VR技術者/建築業界勤務(主に空調設備)副主事/ITリテラシー高めのブルーカラー/アーリーアダプターでマイノリティ/ルールにとらわれず能動的に動くタイプ/Apple製品好き/My car:BMW X4(G02) 服:COMME des GARCONS HOMME PLUS